やぁやぁ、アラサー腐男子のダイキだよ!今回は梅田みそ先生の「隣のクラスの加藤くん」を読んじゃいました。え?前作『後ろの席の加藤くん』の続編? もちろんチェック済み!今回もスクールカースト頂点男子・加藤くんと、地味だけど努力家な小和田くんの、ピュアでちょっぴり不器用なお付き合いが最高すぎ。クラス替えでいきなり離れ離れになっちゃうわ、イケメン先輩がアプローチしてくるわで、小和田の不安ぶりが爆発。でも、健気に頑張る小和田を見ていると、応援せずにはいられない…!加藤くんの不意打ちデレも破壊力抜群で、読んでる僕のHPがゴリゴリ削られたよ。修学旅行イベントも盛りだくさん、甘さ増し増しの青春ラブにキュン連打です。さぁ、語らせていただきます!
基本情報
あらすじ
スクールカーストの頂点に立つイケメン・加藤くんと、ごく平凡なモブ顔男子、小和田くんは恋人同士になってから1年以上。だけど進級した途端、まさかのクラス分けで離れ離れに…!加藤くんと釣り合う彼氏になりたい一心で、筋トレや勉強に励む小和田くん。でも、加藤くんの周囲には曲者な先輩や幼なじみなど誘惑(?)もいっぱい。すれ違いや不安、時には自信を失いながらも、加藤くんのことを真っ直ぐに想い続ける小和田くんの健気さが胸を打つ。修学旅行という青春イベントも巻き込みつつ、ラブラブで甘酸っぱい二人の関係がさらに深まっていく、ウブ恋成長ストーリー!
おすすめポイント
- スクールカースト頂点×平凡男子の王道胸キュンカップルが最高!
- 地味モブ顔の小和田くんが努力して成長する姿に共感と応援必至
- 加藤くんのクーデレ&デレ顔の破壊力がとにかくヤバい
- 当て馬ポジの個性派先輩も登場、恋のスパイス度満点!
- キスシーン多めで、2人の甘々ラブラブっぷりに悶絶!
感想・考察(ネタバレ注意)
「隣のクラスの加藤くん」、これ、読んだ瞬間「あぁ、青春ってこういうのだよな…」って、しみじみしちゃった。まず、前作の「後ろの席の加藤くん」で、加藤くんと小和田くんがくっついたときのあの初々しさ、そのままパワーアップしてる。まぁ、クラスが分かれるという王道イベントで、早速小和田くんがションボリするのが可愛すぎて「はいはい、そこ座れ、話聞くから」ってツッコミたくなるレベル。
加藤くんは相変わらずの黒髪クーデレイケメン。学校カーストのトップ感バリバリで、でも小和田の前だとデレる、そのギャップがたまんない。もう、加藤くんがふっと見せる笑顔、何度でもリピートしたい(笑)一方、小和田くんはというと、これまた地味&モブ顔の極み。作者も手抜いてないというか、徹底して「普通」を突き詰めてて、いっそ清々しい。リアルでこんなモブ男子いそう。でも、彼の良さってやっぱり「努力屋」なところなんだよな。
小和田くん、加藤くんに釣り合おうとして筋トレに励んだり、身長伸ばそうと頑張ったり、勉強も手抜かない。普通なら「無理すんなよ…」って言いたくなるところだけど、彼の頑張りは応援したくなるし、時々空回りしてズッコケてる感じが微笑ましい。「平凡な自分でも、好きな人にふさわしくありたい」って、めちゃくちゃ人間らしい悩みだよね。でも卑屈になりすぎて、グラグラ自信をなくしてる姿には「おい、加藤くんが可哀想だぞ!」って僕も思っちゃった。加藤くんも無口系で説明苦手だから、二人してすれ違ってるの、お約束だけどやっぱりじれったい!
今回は新キャラ、鳥居先輩(3年生)が良いスパイスになってて、加藤くんにガンガンアプローチしてくるんだよね。一見イヤな奴と思いきや、どこか抜けてて、思ったより悪い人じゃない。むしろ「当て馬界の良心」って感じ(笑)彼の登場で、小和田くんの内面に更なる波風が立つんだけど、こういうピリッとしたアクセントが物語をグッと面白くしてくれる。
修学旅行エピソードも最高だった。ラブコメのお約束でトラブル満載、小和田くんが空回りして、読んでるこっちが「またか!」ってなるけど、一生懸命なのが伝わってきて、むしろ愛しさ倍増。頑張り屋で不器用だけど、真っ直ぐで一途な小和田くんの姿に、加藤くんもだんだん絆されていくのが分かるんだよな。キスシーンも多めで、エッチシーンは控えめだけど、その分ラブ度が際立ってる。「この二人、ついにキスでデレが限界突破するんじゃ?」とニヤけが止まらない。
あと、加藤くんのお家事情もちゃんと掘り下げられてて、父親との問題も一段落。前作からのファンには嬉しい展開。加藤くんって、見た目クールだけど実は悩み多き青年で、そういう脆さが見えるたびに「守ってあげたくなる枠」だなって思った。あとスピンオフで「美作くんと迷える子豚」の短編も入ってて、これもファンサービス満点。美作くん、口悪いけど根はイイ奴で、彼と佐藤くんのやりとりも癒される…こっちのカプももっと見たい!
小和田くん、今後はどんなイメチェンかますのか?受験や大学生活も気になるし、シリーズ続編は全力で待機したい。ていうか、加藤くんの素直な「好き」も、もっと聞きたいぞ。なんだかんだで不器用なふたり、お互いを一番に思いやってるのが本当に尊い。高校生って、恋も不安も全部が全力だけど、この作品はその瑞々しさ、眩しさを全力で描いてくれる。読んだあと「甘酸っぱさ」全開で、僕もしばらくキュンキュンが止まらなかった。
モブ男子×クーデレイケメン好きにはたまらないし、「努力するしかない平凡な自分」に自信がない…って人も、きっと刺さるはず。等身大の恋と成長、これぞ青春BLって感じで、素直に「読んで良かった!」って思えた1冊でした。
こんな人におすすめ
- スクールカースト差の恋愛にときめきたい
- 努力系受けを応援したい
- クーデレ美人攻めに弱い
- すれ違いながらも甘々なカップルが好き
- キスシーン多めのラブ描写を楽しみたい
- 前作「後ろの席の加藤くん」ファン
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隣のクラスの加藤くん