やあ、ダイキだよ!今日は澄谷ゼニコ先生の「息できないのは君のせい 6」をレビューしていくよ!このシリーズ、読んでるとタイトル通り息が止まりそうなくらいドキドキしちゃうんだけど、6巻はさらに胸キュンと大人の成長が詰まってるんだ。バーを継ぐことを決意した志筑が、仕事に追われつつも矢野の優しさに救われていく姿に、僕も思わず「こんな彼氏が欲しい!」って叫びそうになったよ。しかも今回は矢野の父親との関係にも進展が出てきて、もう目が離せない展開。恋と人生の奮闘編ってことで、志筑のまっすぐな宣言には思わずグッときたし、恋愛初心者の初々しさと大人の素直さが絶妙に混じり合ってるのも最高!こんなに心の内側をさらけ出せる二人、実生活でも見習いたいレベルです(笑)さあ、この未来に向かって進む恋物語、気になる人は読み逃し厳禁だよ!
基本情報
あらすじ
勤め先のバーを継ぐことを決意した志筑は、慣れない仕事や忙しさに悪戦苦闘しながらも、恋人・矢野のさりげない優しさに支えられて毎日を乗り越えている。一方、矢野の父親との関係はなかなか解けない氷のよう。でも、少しずつ、二人の前に新しい風が吹きはじめる。ついに志筑は矢野の父に「アイツをパートナーに選んだことが無意味だなんて絶対に思えない」と堂々宣言!恋も人生も、そして音楽も――それぞれの未来のために奮闘する大人男子たちの成長と絆の物語。
おすすめポイント
- 素直すぎる大人カップルの成長が新鮮で胸キュン
- 自分の気持ちを全部言葉にする夏目が爽快
- ちょっと不思議な元彼紹介イベントが見どころ
- 発展途上なカップルが絆を深める瞬間にほっこり
- メタネタも交えた笑えるセリフ回しが最高
感想・考察(ネタバレ注意)
読んでて、まさに「息できない」くらいキュンとした。6巻にして物語はさらに深みを増してきて、志筑の成長っぷりがとにかく胸アツだったんだよね。バーを継ぐって人生のターニングポイントすぎる!仕事も慣れないし、プレッシャーもすごい。僕だったら三日で胃痛で倒れてる自信ある。そんな中、矢野の優しさが本当に沁みる…志筑にとって矢野がどれだけ心の支えになってるか、読んでるこっちまで伝わってきて、思わず「矢野、君こそMVP!」って叫びたくなった。
今回一番グッときたのは、矢野の父親との関係に変化が出てきたところ。これまで冷えっ冷えの関係だったのが、じわじわと距離が縮まっていく感じ…大人のBLって、ただの恋愛だけじゃなくて“家族”との関係性まで描いてくれるから、めちゃくちゃ重みがある。志筑が「アイツをパートナーに選んだことが無意味だなんて絶対に思えない」って堂々と宣言したシーン、痺れたよ。あんなの、普通の恋人同士でもなかなか言えない。僕も彼氏に言ってみたいけど、たぶん照れで声が裏返る。
それにしても、みんな、つまらない駆け引きとか隠しごとしなくて、自分の気持ちをまっすぐ言葉にする。それが恋愛初心者っぽくてかわいいのに、同時に不器用な大人のリアルも感じられて胸がギュッとなるんだよ。特に夏目のスパスパ具合は見てて清々しい。大人になると、どうしても「これ以上は言わない」ってセーブしちゃいがちだけど、夏目は一歩踏み込んでる。僕も友達とお酒飲んでるとき、これくらい素直に話せたらなぁ…なんて思った。
それから、元彼を今彼に紹介する流れは正直「え、これ修羅場…?」ってハラハラしたけど、意外とみんな大人対応。それぞれのモヤモヤとか、やきもちとか、リアルな感情がじわじわ滲んでて、読んでてソワソワした。でも夏目が一番言いたいことは北川に任せてるのも、なんか信頼の証って感じで微笑ましい。まだまだ不器用な二人だけど、一歩ずつ歩み寄ってるのが伝わって、“発展途上なカップルの尊さ”に心がポカポカになった。
あと語りたいのは、細かいギャグセンス!夏目がどもって動揺してるのに顔は無表情なシーン、めっちゃ萌えた。普段クールなくせに、こういう時に可愛さ全開になるのズルい。それと、「あんたどこにまつげあるんだ」っていう謎の一言、あれは思わず仕事中に吹きそうになった。こういうメタっぽい小ネタが挟まると、シリアスな展開もほどよく和らぐし、読みやすさ倍増だよね。
全体的に、相手の内面をさらけ出すことの難しさと、それを超えた先にある絆の強さがしっかり描かれてて、読後感がとても心地よかった。正直、僕自身も大人になるほど「素直」が難しくなってる気がするから、この作品に登場するみんなの生き方に勇気もらった気分。恋と仕事、家族との関係…いろんな壁を乗り越えながら、それぞれがちょっとずつ前に進んでる姿に拍手送りたい!
BL好きはもちろん、人生にもやもやしてる大人男子にも刺さる一冊でした。
こんな人におすすめ
- 大人同士の素直な恋愛模様にキュンとしたい
- 人生の転機や仕事に奮闘するキャラが好き
- 家族との確執や和解がテーマのBLに惹かれる
- 恋愛初心者カップルの成長を見届けたい
- 日常の中のちょっとした笑いやメタ要素が好き
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息できないのは君のせい 6