やっほー、アラサー腐男子のダイキです!今回紹介するのは、佳門サエコ先生の「これから俺は、後輩に抱かれます 4」。このシリーズ、毎回「エロの濃度どうなってんの!?」って心配になるくらい、想いもムラムラも全部乗せで攻めてくるんだよね(笑)今回はなんと慰安旅行編、田那辺先輩(攻)が幹事で張り切りつつも、鳴海(受)を巡る新たなハイスペライバル出現で嫉妬心が爆発!温泉でイチャイチャ…のはずが、波乱の予感!?でも安心して、最後は愛の再確認&超濃厚エロでお腹いっぱいにしてくれます。嫉妬で空回る田那辺の可愛さと、包容力バリバリの鳴海の大人な色気、今巻もとことん味わえる!さあ、「温泉=癒やし」なんて生ぬるい覚悟じゃ読めないぞ~!
基本情報
あらすじ
堅物で真面目な先輩、鳴海と、スパダリな後輩、田那辺が秘密の社内恋愛を続けてきて、同棲生活もすっかり板についてきたふたり。そんな順調カップルに社内旅行という大イベントが到来!幹事を任された田那辺は、鳴海との温泉での甘いひとときを狙うも、「旅行中は手を出すな」と鳴海に釘を刺され、大ピンチ。しかも、鳴海が一目置くハイスペックなライバル男子が突如登場し、田那辺の独占欲と嫉妬心が大爆発!「慰安」どころか波乱の連続の慰安旅行で、すれ違う想いに二人はどう向き合うのか。田那辺の焦りや暴走、鳴海の大人な包容力、そして温泉での甘々ラブ…波乱の中で愛を再確認する、トラブルもラブも盛りだくさんの慰安旅行編。
おすすめポイント
- スパダリ後輩×堅物先輩の安定ラブに波乱の社員旅行編!
- 田那辺の嫉妬が爆発、独占欲MAXですれ違いもドキドキ。
- 新キャラ・ハイスぺイケメン登場で恋のライバル出現!
- 温泉や浴衣、布団シチュなど濃厚なエロがこれでもかと詰め込まれてる。
- 描き下ろしや餃子作りシーンまで、2人のイチャイチャが最高に尊い。
感想・考察(ネタバレ注意)
いや~、今回も佳門サエコ先生…全開でした。もうね、「これから俺は、後輩に抱かれます」シリーズはどれだけ濃厚にしてくるのか、毎回期待値が上がってるけど、今巻もまんまとその上を行かれました。スパダリ後輩、田那辺と堅物先輩、鳴海の社内カップル、同棲生活も順調で、いちゃいちゃも熟成されてるんだけど…今回は社員旅行編。オフィシャルな場でバレたらアウトな関係、しかも幹事に任命されちゃった田那辺の「どうにか鳴海さんと二人きりの濃厚温泉タイムを…!」という下心と、その一方で「旅行中は手を出すな」と言い渡す鳴海の大人なストッパーっぷり。この攻防戦がまず面白い。
でも、田那辺の計画も束の間、突如現れる新キャラ、ユジンというハイスペック仕事デキリーマン。鳴海が「こいつは仕事で認めてる」って言い切るくらいの男前、しかもイケメン。そりゃ田那辺、嫉妬の炎メラメラですわ。今回の田那辺、分かりやすいくらい嫉妬で暴走するんだけど、その様子が妙にリアルで、共感しかない。「自分より優秀そうな奴が急に現れて、しかも好きな人がその相手を認めてる」って、そりゃ自信グラつくし、不安定にもなるよなぁって。
個人的にグッときたのは、田那辺の目が泳いでたり、表情がどんどん焦っていって、挙げ句の果てに独占欲全開で鳴海をガン見してるシーン。もう、あんたどれだけ鳴海さん好きなの!ってツッコミたくなるくらいストレート。逆に、鳴海はそんな田那辺の不安も、空回りも、全部包み込む余裕の大人の包容力で対応してて、そのセリフがまたずるい。言葉の端々に「お前だけだよ」って気持ちが溢れてて、そりゃ田那辺もメロメロになるわ。お互いが「抱いて、抱かれてる」って関係性がどんどん深まってるのも最高に萌えるポイント。最初はただ攻め受けの立場だったはずが、今じゃすっかり対等な「恋人」だなって実感する。
で、肝心のエロシーン。社内恋愛のヒリヒリしたスリルがありつつ、温泉旅館のしっとりした空気感…一言で言うと「汁っ気大爆発」。鳴海さんのトロ顔、ごちそうさまです。浴衣姿、布団の中、貸切風呂でのイチャイチャ…「こんなに抜かりなく萌えポイント詰め込んでいいの?」ってくらい、佳門先生の「盛り」がすごい。効果音の飛び交い方も芸術的で、どのページめくっても「エロの向こう側」が見える。「すれ違い」「嫉妬」「愛情確認」と、感情が乗ったラブシーンになってるから、読んでてちゃんと二人の関係性が深まってるのが分かるんだよね。
しかも、今回は「社員旅行中は手を出すな」って言われてた田那辺が、鳴海好きすぎて理性飛んじゃって…でも、ギリギリのところで「やっぱダメだ!」って慌てて部屋から逃げた後の、貸切風呂での仲直りラブシーン。鳴海が「時間までにできるだけナカに出しとけ」って言い放つあたり。ここ、笑っちゃうくらい色気と男気の同居がエグい。あと、社内での二人の顔と、二人きりになった時の顔がまるで違ってて、そのギャップもたまらん。
もうひとつ、今回の描き下ろしパートの餃子づくり。キッチンで餃子包みながらイチャイチャ…ここもエロ度MAXで笑った。餃子のタネぐちゃぐちゃにするプレイって何!?って思ったけど、鳴海さんの素の表情とか、普段の鬼上司モードから私服パーカーでガード緩めてるギャップが可愛すぎる。あ~もう、どこまでも二人の沼…。
あえて言おう、「この二人、止まったら死ぬ回遊魚」だと。エロもラブも全部全力投球。すれ違いも嫉妬も、全部エロに還元されていくのが「これおれ」シリーズの醍醐味。
最後に、田那辺の「鳴海さん大好き」っぷりが今巻もちゃんと光ってて、読んでてほんと幸せな気持ちになるよ。新キャラ・ユジンも、まだまだ本領発揮はこれからっぽいし、こりゃ5巻も待ち遠しすぎる。正直、今作も最高以外の感想が出てこない…ってことで、次巻までとりあえず温泉たまごでも食べて待とうかな(笑)
こんな人におすすめ
- 嫉妬や独占欲たっぷりのカップルが好き
- 濃厚でエロティックな描写にときめきたい
- 社内恋愛や秘密の関係に萌える人
- 立場逆転や恋愛の駆け引きが気になる
- 感情のぶつかり合いからの甘々展開に弱い