【レビュー】これから俺は、後輩に抱かれます|年下ワンコ後輩×バリキャリ先輩の濃厚温泉一夜

やっほー、アラサー腐男子ダイキだよ!今回は佳門サエコ先生の「これから俺は、後輩に抱かれます」を読んだので、語らせてほしい…!タイトル通りの展開に期待しつつページをめくった僕、気がつけば「え、これ、一夜でここまで詰めこんじゃう!?」ってくらいの濃厚さに目が泳いだよ(笑)社内恋愛に抵抗があったはずの先輩が、イケメン後輩の猛烈アプローチに陥落していく様…いやぁ、これぞBLの醍醐味!温泉旅行ってシチュだけでもアガるのに、お風呂やら浴衣やらスーツやら、ありがたみ詰め合わせパックかよ!佳門先生の描く美麗なスーツ男子とエロのバランスがさすがの一言。両片想いのじれじれ&イチャイチャ、ページをめくる手が止まらん…!読後は「俺もこんな後輩からアプローチされたい」って本気で思ったよ。さぁ、続き語っちゃうぞ~!

📝基本情報

作品タイトル:これから俺は、後輩に抱かれます

シリーズ:これから俺は、後輩に抱かれます

カップリング:リーマン ✕ リーマン

作者:佳門サエコ 先生

出版社:リブレ

出版年月日:2020/03/10

📖あらすじ

仕事も恋愛もクールにこなす先輩、鳴海が、社内で注目の的なできる後輩、田那部から熱烈アプローチを受ける。「社内恋愛なんて絶対に御免だ」と気持ちを押し殺していたはずが、あまりの勢いに「一晩だけなら」と一歩を踏み出してしまう。二人きりで出かけた温泉旅館で、鳴海は田那部のまっすぐな想いと濃密すぎる愛情に翻弄され、身体も心もどんどん溶かされていく。実は自分も田那部に惹かれていたことに気付くが、先輩としてのプライドや10歳という年齢差の壁もあって、素直になれずにいた鳴海。しかし、たった一夜の出来事なのに、二人の距離は決定的に縮まってしまう。仕事の顔と恋人の顔、どちらも見せ合いながら、甘く激しい一夜が二人の運命を変えていく――そんな濃密社内ラブストーリー。

🌟おすすめポイント

  • 温泉旅館で繰り広げられる濃厚な一夜が最高にエロい!
  • 後輩×先輩の歳の差&社内恋愛のドキドキ感がたまらない
  • 佳門サエコ先生の美麗なスーツ男子&蕩け顔が眼福
  • ほぼ全編Hで攻めの執念と受けのギャップが爆発
  • 両片想いのもどかしさと甘さにキュンとする
  • 着エロ、浴衣、いろんな体位で攻めるシーン満載

💬 感想・考察(ネタバレ注意)

この作品、タイトルからして「おいおい、これ大丈夫か?!」ってドキドキしてたんだけど、読み始めて案の定(いい意味で!)想像のちょっと斜め上をいく濃厚さだった。佳門サエコ先生のスーツ男子愛が全開で、仕事できる先輩・鳴海とワンコ系後輩、田那部、ふたりのビジュアルだけで目の保養だし、色気が画面からダダ漏れしてるから、読みながらつい顔がゆるんじゃったよ。

まず、ストーリーの流れが潔い。「一晩だけ」っていう約束から始まるけど、そこに至るまでの田那部の猛烈アプローチが、もう執念にも近い愛で…そりゃ鳴海さんも根負けしちゃうわ。しかもこの鳴海さん、10歳上でバリバリのキャリア組。普段はクールで隙がなさそうなのに、田那部の前だとトロトロに融けていく。そのギャップがたまらなくて、「ああ…こういうのが見たかった!」って思わされた。

で、エロ描写がね、もう語彙力失うレベルで濃い。キスからしてエロいし、唇や唾液の描写がリアル過ぎて、読んでるこっちのほうが顔がアツくなる。温泉旅館に着いたらもう…朝までイチャイチャが止まらない。ページをめくるたびに「まだ続くの///」ってくらい行為シーンが連続してて、「これ、公共の場では絶対読めんやつや…」ってツッコミたくなった(笑)でも、ただ濃厚なだけじゃなくて、ちゃんと二人の感情が交差してるのがポイント高い。お互いに「好き」なのに、仕事や年齢差を言い訳に素直になれない。特に鳴海さんの「これっきりにするつもりだった」っていう、切なさ全開のモノローグには胸がぎゅっとなる。

あと、田那部が実は「まずは身体から離れられなくさせてやろう」って策士だった、ってわかるシーンも最高だった。攻めワンコの皮をかぶった腹黒さ、個人的にめちゃくちゃツボ。鳴海さんも田那部に出会ったときから一目惚れだったって明かされる流れも、両片想いのすれ違いがエモくてニヤニヤが止まらない。しかも、鳴海さんが「年上だから分かる」っていうシーン、地味に刺さった。年の差カップルならではの包容力と弱さが両方感じられて、妙にリアルなんだよなぁ。

それにしても、佳門先生のエロ描写、今回も汁マシマシでぶっ飛んでる。ガニ股開脚とか、スーツでの着エロ、浴衣がほぼ脱げてる状態とか、痒いところに手が届きすぎててびっくりした←
描写の線が細いから、唇の艶とか唾液のきらめきとか、赤面のトーンとか、全部が際立ってて、官能というより芸術作品の粋。

何気にコメディ成分も良い味出してて、自己開発してた鳴海さんに田那部が拗ねるシーンとか、攻めのくせに可愛くて笑った。こういうアホかわいい掛け合いがシリアスな空気を和ませてくれるから、読後感も重すぎなくていい。

ぶっちゃけ、1冊で物語の時間はほぼ1日だけ。その短さでここまで濃密に「エロ」と「純愛」と「すれ違い」と「溺愛」とを全部詰め込める佳門サエコ先生、凄い。お互いの気持ちが爆発して、タガが外れた後のラブラブエロも、もうお腹いっぱい! 「社内恋愛なんて絶対に御免」の鳴海さんが、最終的に田那部の愛に覚悟決める流れも、納得感があって爽やか。

まとめると、両片想い×ワンコ攻め×年の差×社内恋愛、どれか一つでも刺さる人には絶対おすすめな一冊。とにかく濃厚なエロスと、甘々な愛に溺れたい人はぜひ。くれぐれも公共の場では読まないように!(笑)

🔍こんな人におすすめ

  • スーツ男子&社内恋愛BLが好き
  • 濃厚でエロス全開のシーンに浸りたい
  • 年下ワンコ攻め×年上受けを堪能したい
  • 一夜限りが運命を変える展開に弱い
  • 美麗な作画と唇・唾液フェチにピンとくる
ダイキのアイコン

ダイキ

アラサー腐男子。いままで読んだBL漫画は1,500冊以上!好きな作家さんはヤマダさん(鯛代くん、君ってやつは)、山田ノノノさん(跪いて愛を問う)、鯛野ニッケさん(その夜のどこか、シリーズ)、ほかたくさん。学園モノが好き。ファンタジー系もちょっと好き。グロ、ホラーは苦手。なるべくハピエン希望。

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