【レビュー】ましたの腐男子くん|ノンケ腐男子×純情リーマンのもじもじ妄想ラブ

やっほー、アラサーBLブロガーのダイキです!今日は黒岩チハヤ先生の「ましたの腐男子くん」を読んで、思わずニマニマが止まらなかったので語らせて!いやもう、このタイトル、最初は「部屋の真下に住んでる腐男子かな?」って思ったら、まさかの苗字だった件…!お見事なダジャレ(?)にやられました(笑)物語は、地味で恋愛初心者なサラリーマン・曽我部さんが、大家の孫で腐男子の幹くんに片想いしちゃうところから始まるんだけど…まさかの腐男子×ゲイリーマンという、ありそうでなかった絶妙カップリング。しかも、幹くんの腐男子ワールドが炸裂して、曽我部さんが右往左往する様子が可愛すぎる!まだエロいとこまでは行かないけど、むしろ、そのじれったさとピュアさが最高。個人的には、BL妄想爆発の幹くんと、免疫ゼロの曽我部さんの温度差にニヤニヤが止まりませんでした。じゃあレビューいってみよー!

📝基本情報

作品タイトル:ましたの腐男子くん

シリーズ:ましたの腐男子くん

カップリング:大学生 ✕ リーマン

作者:黒岩チハヤ 先生

出版社:海王社

出版年月日:2014/09/10

📖あらすじ

地味で人付き合いが苦手なサラリーマン・曽我部は、会社から遠く離れたアパートに住む理由がただ一つ――それは階下に住む大家の孫・幹への片想いのせい。毎朝の「おはよう」だけで幸せを感じるピュアな曽我部だったけど、ひょんなことから幹の部屋に入る機会を得ると、そこにはBLコミックの山…!幹はなんと筋金入りの腐男子だった!しかも幹は曽我部を腐仲間と勘違いし、急接近。二人の距離はぐっと縮まるものの、恋愛経験ゼロの曽我部は幹の妄想爆走トークにいちいちタジタジ。ノンケ腐男子×ピュア童貞リーマン、モジモジしながらもじわじわ仲良くなっていく二人の、ちょっぴりドギマギなラブコメディ。

🌟おすすめポイント

  • ノンケ腐男子×純情ゲイリーマンという珍しい組み合わせが新鮮!
  • 天然同士のじれったい距離感にキュンが止まらない!
  • BL好きな攻め・幹くんの妄想暴走っぷりが笑えるし萌える!
  • おあずけ展開だけど、ピュアな恋愛模様がとにかく可愛い!
  • 腐男子ならではの“あるある”小ネタがたっぷり詰まって共感度高し!

💬 感想・考察(ネタバレ注意)

いや~、「ましたの腐男子くん」、めっちゃ面白かった!まず、この作品の最大の推しポイントは、ノンケ腐男子・真下くんと、純情ピュア童貞リーマン・曽我部さんの組み合わせ。このカップリング、今までBL界隈でなかなか見なかったよ!そもそも「腐男子」ってだけでパンチあるのに(僕も腐男子だけど…)、ノンケで、エロBL好き…いや、そんな爆弾キャラが実在したら僕も住みたいアパートNo.1に認定するわ。

曽我部さんの片想いっぷりが、もう見てて痛々しいほど可愛い。会社から遠いのにわざわざ引っ越さず、毎朝「真下くんに挨拶できる!」ってだけで幸せ感じてるあたり、共感しかない。好きな人とちょっと話せるだけで一日ルンルンになる、あの感覚。童貞ピュアリーマン万歳!と言いたい。

でもまぁ、そんな幸せな朝の挨拶だけで満足できるのも最初だけ。ひょんなことから真下くんの部屋に入ったら、まさかのBL本タワー!「え、まさか同志?」…って読んでるこっちも一瞬ワクワクしちゃうんだけど、実際は腐男子でノンケ。しかも、曽我部さんを腐仲間だと完全に勘違いして盛り上がる真下くん。いやもう、ギャップ萌えの暴力かよ…。

真下くんの妄想も暴走気味で、BLトーク全開。しかもエロ本好きという設定が豪快すぎて笑った。作中でも曽我部さんが免疫なさすぎて赤面&挙動不審になってるのが可愛すぎるし、「キス止まり」なのも逆に新鮮。下手に勢いでエッチまで持ち込まない、このもどかしさ…読んでる方も一緒にお預けくらった気分だけど(笑)、この焦らしプレイこそ尊い。

僕的に一番ツボったのは、腐男子あるあるがめちゃくちゃ詰まってるところ。「本貸し借り」「BLイベント同行」「フィギュアの水着の股間チェック」…真下くん、君どんだけガチなんだよと突っ込みたくなる!でも、腐男子目線で描かれてるから、BL好きなら「わかる~!」ってなるシーンが多いはず。

あと、天然ピュアな曽我部さんと、知識だけは豊富なBL妄想爆走系・真下くんという、絶妙な天然×天然バランス。どっちも恋愛不器用だし、たまに曽我部さんが真っ赤になって失神しかける勢いで照れてるのとか、守ってあげたくなる可愛さ。攻めの真下くん、エロいことしたくて仕方ないのに、曽我部さんのペースに合わせてくれるところもめっちゃ男前で好感度爆上がり。

エロ目的で読む人にはちょっと物足りないかもしれないけど、むしろこのピュアさとジリジリ感が最高なんだよね。お互いの気持ちがすれ違いそうで、でも少しずつ近づいていく過程にキュンが詰まってる。

絵柄も、黒岩チハヤ先生らしい柔らかさとギャグタッチが絶妙で、シリアスになりすぎず、でも恋愛感情は確かにそこにある。ちょいちょい挟まるギャグや日常のゆるさもあって、癒し成分も高め。特に疲れてるときとか、サクッと読んで元気出したいときにピッタリな一冊。

この先2人がどうなるのか…今後はぜひ2人の初エッチも見てみたいし、もっとディープな腐男子ワールドも掘り下げてくれないかな~。

というわけで、「もどかしくてもいい、可愛いラブコメを全力で浴びたい!」って人には全力で推せる作品。曽我部さんのピュアっぷりと、真下くんの腐男子っぷりに、絶対キュン死するから!

🔍こんな人におすすめ

  • 腐男子テーマのBLに興味がある
  • ピュアでじれったい恋愛模様を楽しみたい
  • エロは控えめでも萌えと笑いが欲しい
  • 年下攻め×うぶなリーマン受けが好み
  • 腐ネタやBLあるあるにクスッとしたい

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ましたの腐男子くん

ましたの腐男子くん

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ダイキ

アラサー腐男子。いままで読んだBL漫画は1,500冊以上!好きな作家さんはヤマダさん(鯛代くん、君ってやつは)、山田ノノノさん(跪いて愛を問う)、鯛野ニッケさん(その夜のどこか、シリーズ)、ほかたくさん。学園モノが好き。ファンタジー系もちょっと好き。グロ、ホラーは苦手。なるべくハピエン希望。

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