【レビュー】恋する竜の島|千年越しの執着愛×竜神たちのせつなエロファンタジー

やあやあ、アラサー腐男子のダイキです!
今回はちしゃの実先生の「恋する竜の島」を読んだよ。これ、ただのBLじゃない…人外BLの極み!しかも竜(ドラゴン)です。人間✕竜の執着愛、しかも千年単位で拗らせてるってどういうこと?!って最初はツッコミつつ読み始めたんだけど、気づいたらページをめくる手が止まらなかった(笑)白竜と黒竜、二組のカップルにそれぞれの運命と、切なさ、そして笑いまでぶち込まれててオタク心大満足。BLは色々読んできたけど、ここまで魂燃やして「お前しか無理!」してくれる竜たちは初めてかも。重い愛とファンタジーの絶妙なバランスがクセになる。さあ、竜と人のエモすぎる恋、いっしょに味わおうぜ!

📝基本情報

作品タイトル:恋する竜の島

カップリング:高校生 ✕ 高校生

作者:ちしゃの実 先生

出版社:大洋図書

出版年月日:2020/02/01

📖あらすじ

高校卒業後、妹の治療費のためにバイトに明け暮れていた虹野。ある日突然、白髪長身で圧倒的な存在感を放つ男、白夜が現れ、虹野は強引に連れ去られてしまう。目が覚めると、既に白夜と意識が飛ぶほどの激しいセックスをしていた…!妹の治療費を条件に、白夜に囲われることになった虹野だったが、冷たい態度のくせに、ベッドでは独占欲全開な白夜に、戸惑いながらも少しずつ惹かれていく。さらに物語は、千年を超えて生まれ変わりながらも「運命の相手」を探し続けてきた黒竜とその恋人の物語も並行して描かれる。竜と人間、過去と現在、重くて一途な愛が交錯する、切なくもコミカルな人外BLファンタジー。

🌟おすすめポイント

  • 千年越しの執着愛がとにかく重くてエモい!
  • 竜と人間、三形態に変身するビジュアルが圧巻
  • コメディと切なさが絶妙に同居するストーリー展開
  • 濃厚エッチとダイナミックな作画で目が幸せ
  • 前世の因縁と再会のロマンティックさに胸キュン

💬 感想・考察(ネタバレ注意)

「恋する竜の島」を読んだら、BLの中の「人外×人間」ってこんなにも切なく、こんなにもエロく、そして時に笑えるものなのかと改めて思い知らされた。最初は妹の治療費のために必死でバイトする虹野くんに、突然現れる白夜(白竜)のインパクトに圧倒されるんだけど、服を脱がされて意識飛ぶレベルのいきなりSEX展開、もうショッキングすぎて思わず「えっ!?」って声が出た(家で読んでて良かった…)。でも、ただの俺様竜が強引に囲う話かと思いきや、むしろ白夜の1400年にも及ぶ執着とか、ずっと「待ち続ける」っていう純愛に、途中から胸がギュッと締め付けられる。

虹野は最初「自分は金と身体だけの関係」と割り切ってるけど、冷たそうに見えて(というか実際冷たい態度多いんだけど)白夜の、虹野しか見えてない感じの狂おしいまでの一途さがジワジワ伝わってくる。もう、夜な夜な「抱かせろ」って迫りに来る白夜の前世の記憶とか、虹野が思い出すたびに「いや、どんだけ一途なんだよ」とツッコミたくなる。でもその一途さが、切なさと紙一重で、虹野が前世の記憶を取り戻してからの感情の変化が、最高に尊い!今まで心も身体も利用されてるだけと思ってた虹野が、自分だけのために1400年も想い続けてくれた白夜の本当の気持ちを知って、自分からアプローチし返すシーン、何度でも読み返したくなるほどグッとくる。エッチシーンもちゃんとその感情が乗ってるから、愛の重さまで伝わってきて…「これぞBLの醍醐味!」と膝を打ったよ。

黒竜編もなかなかパンチ効いてて、前世で名前すら呼べなかった竜神が、人間になって千年越しに千凪(現代ではヤス)を探し続けるって、どんなロマンチックSFだよ!って思うんだけど、竜崎が砂浜の自分たちの竜の子供(=島)に「母さんはどこー?」って泣きついてる姿はギャグなのに、ちゃんと切ない。そもそも千年かけてやっと再会したのに、「お前、性別間違えとるやん!」ってツッコミ入れたくなるし、舎弟のヤスも普段はポンコツ感漂わせてるくせに、エロシーンで急にビッチ化してて、あのギャップよ…最高か。前世で孤独だった千凪を「自分が側にいて守ってやらなきゃ」って執着する竜崎の、ちょっとズレた愛情表現がニヤけるし、でも最後の再会で涙流して抱き合うシーンは、普通に泣く。ってか、BLでここまで壮大な転生ロマンやられると、完全に気持ち持ってかれる。

あと、ちしゃの実先生の作画が本当にすごい。竜の形態が3パターンも楽しめるし、黒竜の褐色長髪イケメンとか、白夜の色気ダダ漏れな威圧感もヤバいけど、浴衣姿も無駄に色気増し増しで目が幸せ。「竜痕」っていう竜神と契った証が色っぽすぎて、ここぞ!という見開きの作画は本当に圧巻。エロも大胆カットで、筋と汁(ごめん、表現が直球すぎる)まで本気で描き込まれてるから、ついガン見してしまう。いや、ご褒美です。

一冊でこれだけロマンとエロとコメディと切なさを詰め込んだ作品、なかなか出会えない。ギャグとシリアスのバランスも絶妙だし、あのズレた笑いも、突然泣かせにくるエピソードも、BL好きなら絶対刺さるはず。あと、白波諸島のハッピードラゴンたちの棲む島、マジで行きたい。パワースポットだよあれ。

他の方のレビュー読んでると「もっと長く読んでいたかった」って声が多いのも納得。僕も同じ気持ち!虹野、白夜、竜崎、ヤス、それぞれの執着やすれ違い、再会のドラマを、もっとじっくり見ていたかった。でも、ギュッと凝縮されたからこその濃密さだったのかもね。

BL好きだけじゃなく、人外・転生ものが好きな人にも激推ししたい一冊。読後、「あーーー好き…」って、僕も思わず呟いたよ。

🔍こんな人におすすめ

  • 竜×人間の異種間BLにときめく人
  • 転生や生まれ変わりテーマが好きな人
  • 執着攻めに胸キュンしたい人
  • コミカルと切なさのバランスを楽しみたい人
  • 濃厚なエロ描写を求める人

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恋する竜の島

恋する竜の島

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ダイキ

アラサー腐男子。いままで読んだBL漫画は1,500冊以上!好きな作家さんはヤマダさん(鯛代くん、君ってやつは)、山田ノノノさん(跪いて愛を問う)、鯛野ニッケさん(その夜のどこか、シリーズ)、ほかたくさん。学園モノが好き。ファンタジー系もちょっと好き。グロ、ホラーは苦手。なるべくハピエン希望。

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