【レビュー】路地裏プッシーキャット|アウトロー絶倫男×流され受けの危険で甘い溺愛BL

やあ、アラサー腐男子ダイキだよ!今日は「路地裏プッシーキャット」を紹介するよ。タイトルからしてクセが強そうだけど、これがまた想像以上に攻めてくる作品だった…!アウトローな絶倫攻め×流され受けの組み合わせ、好きな人にはド直球でぶっ刺さるし、嫌いな人には秒で逃げ出したくなる両極端なヤツ。僕も最初「え、これ大丈夫?!」なんてビビりながら読み始めたんだけど、いつの間にか二人の変化にグイグイ引き込まれてた…。最初は強引すぎる攻め・綺史(あやふみ)にヒヤヒヤするけど、その裏でどんどん溺愛っぷりが増していくのがたまらん!受けのなずくも可愛いし、なんだかんだで応援したくなっちゃう不思議な魅力があるんだよね。クセの強いBLをお探しの諸兄、これは要チェック!では突撃レビューいってみよー!

📝基本情報

作品タイトル:路地裏プッシーキャット

カップリング:遊び人 ✕ 高校生

作者:鳥葉ゆうじ 先生

出版社:Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)

出版年月日:2020/04/17

📖あらすじ

路地裏で出会ったのは、アウトローで絶倫な綺史と、うっかり人助けのつもりで彼に関わってしまったなずく。出会って即、容赦なく抱かれてしまうなずくは、その後もセックス地獄から抜け出せず、綺史に「ナカの具合が他の女よりイイ」とお気に入り扱いされる始末。大事にされるどころか、ひたすら強引な綺史に流されっぱなしのなずく。でも、気がつけば二人の間には少しずつ変化が…。激しい行為の中で溢れはじめる想いと、止まらない欲望。ぶっきらぼうで不器用な綺史が、次第になずくのことを大事にし始め、関係は思いがけない方向へ転がっていく。強引な始まりから、二人は本当の気持ちを手に入れられるのか――。

🌟おすすめポイント

  • アウトローで絶倫な綺史と従順ななずくの体格差カプが刺さる!
  • 最初は強引すぎる攻めが、徐々に溺愛へと変化する過程が胸熱。
  • “猫より俺を構え”な綺史の不器用な独占欲にドキドキ。
  • えちシーンの描写が濃厚&抱き潰される体勢が最高にエモい。
  • なずくの全身に残るキスマーク=愛の証、マーキング描写がたまらない!

💬 感想・考察(ネタバレ注意)

「路地裏プッシーキャット」、これは一言で表すと「THE・攻めの暴力的溺愛」というやつ。正直、最初のページからぶっ飛んでる。綺史(攻め)が本当にアウトローというか、もう倫理観ぶっ壊れてて「えっ、マジで?これBLでしか許されないやつじゃん…」と何度も心の中でツッコミ入れたくなった。でも、こういうジャンルってBLだからこそ味わえるスリルと萌えがあるんだと認識させられる作品だと思う。

冒頭のなずくが巻き込まれる流れも、完全に「不運な出会い」って感じで、普通の感覚では絶対嫌悪感しかない。綺史がナチュラルに絶倫で、出会って即抱き潰し(表現がもう強烈)、しかも「他の女よりナカがいい」とか言い出すし、「うわー、軽いなコイツ…」って思った。でも、そこからが面白い。なずくは従順で流されやすい受けで、読んでて「大丈夫か、お前…?」と保護者目線になりつつ、どんどん綺史に侵食されていく様子が妙にクセになった。

この作品、賛否両論なのも納得。いわゆる“レイプもの”に抵抗ある人は地雷だと思う。でも、逆に「BLだからOK」「粗暴攻め、むしろ好き」って人にはかなり刺さる。特に体格差とか、最初はただの性欲だった綺史が徐々になずくに執着し始め、無自覚に溺愛モードに入る流れが最高に萌える。僕も正直、最初は「なんじゃこのヤバイやつ…」だった綺史が、なずくの勉強見てあげたり、家に入り浸ったり、妙に日常に溶け込んでいく姿に「え、どうしたの君…」ってなった。ヤリチンなのに、気づけば心も体も全部なずくに向いてて、これがまたエモい。

あと、なずくの“従順さ”が賛否分かれるポイントらしいけど、僕は逆にそこが良かった。無理やりのはずなのに抵抗しない、むしろどこか受け入れちゃう危うさ。現実だったら全力で逃げて!って思うけど、フィクションならではの危うい魅力というか。しかも、なずくの姉も登場して、弟に干渉しまくるし、ちょっとしたスパイスになってる。姉弟関係が苦手な人は引っかかるかもだけど、僕はこれはこれで設定としてアリ。

そして、何より!描写がエロい(笑)綺史の「猫より俺構えよ」って拗ね方とか、バックで覆いかぶさる体格差、耳を噛むとかキスマークつけるとか…もうマーキングのオンパレード。そこから「最初から実は綺史の方が執着してる」って流れは、王道だけどやっぱり燃える。ページ捲るごとに綺史のなずくへの執着度が上がってて、「お前、もう完全に沼ってるやん!」ってツッコミたくなる。しかも執着攻めが溺愛に変わる瞬間がちゃんと描かれてるのがイイ。最初は乱暴だったのに、だんだん優しくなっていくギャップ…これが刺さらないBL好きはいないと思う。

一方で、キャラのバックボーンがあんまり掘り下げられないままストーリーが進むので、「もっと内面知りたい!」って人には若干物足りないかも。でも、逆にビジュアル萌えや会話のやりとりで充分楽しめる。攻めの職業とか深い過去とかは正直どうでも良くなってきて、「今この瞬間が尊い、それだけでいい」って気分になれる。

そんな中でも、一番キュンときたのは綺史の「俺はもうとっくにお前を手放す気なんざさらさらねぇぞ」ってセリフ。普段は言葉にしない不器用なヤンキーが、こういう場面でだけ本音を漏らすのズルいって!あと描き下ろしのなずくの体にびっしりついたキスマーク…そこに詰まった綺史の執着と愛情がたまらん。なずくくん、もげるほど愛されてて羨ましいぞ!

全体としては、攻めに主導権握られる一方的な関係から、どんどん両思いの甘々エンドに転がり込むのが見てて気持ち良い。現実じゃ絶対NGだけど、BLだからこそ味わえる背徳感と、その先の幸福感。僕の中で「アウトロー×従順受け」の新しい萌えを発見できた作品だった。続編もあるらしいので、これは追いかけるしかない!

🔍こんな人におすすめ

  • アウトローで強引な攻めに萌える
  • 受けを徹底的に溺愛する過程が好き
  • 体格差カップルのダイナミクスに惹かれる
  • BLの強引展開もファンタジーとして楽しめる
  • 一途な執着攻めにキュンとしたい

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路地裏プッシーキャット

路地裏プッシーキャット

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ダイキ

アラサー腐男子。いままで読んだBL漫画は1,500冊以上!好きな作家さんはヤマダさん(鯛代くん、君ってやつは)、山田ノノノさん(跪いて愛を問う)、鯛野ニッケさん(その夜のどこか、シリーズ)、ほかたくさん。学園モノが好き。ファンタジー系もちょっと好き。グロ、ホラーは苦手。なるべくハピエン希望。

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