【レビュー】ブルースカイコンプレックス 6|大学生編で深まる絆と大人への一歩

やっほー!アラサー腐男子のダイキです!今日は市川けい先生の「ブルースカイコンプレックス 6」を紹介するよ。いや~、このシリーズ、読んでると本当に「成長」を感じてウルっとくる…。楢崎と寺島、もう大学生だよ?高校時代からずっと見守ってきたから親戚のおじさん気分になっちゃう(いや、まだアラサーだけどね!?)。今回は2人の関係はもちろん、家族や友人との絡みも深くて、青春のキラキラと大人の階段をのぼる切なさがギュッと詰まってる!相変わらず寺島の可愛さと楢崎の包容力にはニヤニヤが止まらないし、周りのキャラも良い味出してて最高。小冊子やカバー下もファンにはたまらん内容なので、これだけでも語りたい気持ちが溢れてくる…!それじゃ、さっそく感想いってみよ~!

📝基本情報

作品タイトル:ブルースカイコンプレックス 6

シリーズ:ブルースカイコンプレックス

カップリング:大学生 ✕ 大学生

作者:市川けい 先生

出版社:東京漫画社

出版年月日:2020/08/21

📖あらすじ

大学生になった楢崎と寺島は、仲間たちと穏やかな日々を送りつつも、過去に希星から投げかけられた言葉をきっかけに、自分たちの今や将来について真剣に考え始める。そんな中、美容院で知羽さんの家族と出会ったり、寺島の母の妊娠が判明したりと、周囲の家族や人生について想いを巡らせる出来事が次々と起こる。春ちゃんとのケンカや、栗栖による仲裁を経て、友情の形も少しずつ変化。悩みや不安も抱えながら、楢崎と寺島はお互いの存在の大きさを改めて実感し、日常の幸せをかみしめる。大人への階段を上りながら、より深まる二人の絆と、それを取り巻く人間模様が丁寧に描かれる、センチメンタルでエモーショナルな第6巻。

🌟おすすめポイント

  • 大学生になった楢崎と寺島が、周囲との関係や将来について真剣に向き合う成長ストーリー。
  • 初々しい恋と深まる絆に加え、家族や友人の変化もリアルに描写。
  • 寺島の可愛すぎる悩みや嫉妬に、読者も一緒にキュン死寸前!
  • 楢崎の男前キザ発言と、それに振り回される寺島が尊すぎる。
  • おうちエッチなど、甘々&色気もしっかり堪能できる。

💬 感想・考察(ネタバレ注意)

いや〜、6巻も最高だった…!個人的に「ブルースカイコンプレックス」って、読み進めるほどにキャラ同士の関係が深くなっていくのがたまらないシリーズなんだけど、今回はまさに“大人への階段を登る2人”を実感できる巻だったと思う。

まず楢崎と寺島、この2人の関係はもう盤石。大学生活を送りつつ、日常の中で自然に手を繋いだり、ぎゅーってしたり。読んでると、「あ、このまま永遠に見守りたい…」って保護者目線になっちゃうくらい平和で微笑ましいんだよね。でも、今回はその平和の裏側にある不安や未来への戸惑いがしっかり描かれてて、胸が苦しくなる瞬間も多かった。

寺島ママの妊娠報告とか、知羽さんとの関わり、そして春ちゃんとの喧嘩…周囲の人たちがどんどん人生の転機に立っていく中で、2人も「このままでいいのかな?」と悩み始める。でも、それぞれが相手のことを大切に思うからこそ、ちゃんと考えるんだよね。個人的にグッときたのは、寺島が「自分は楢崎や家族に受け止めてもらえてること自体が奇跡だ」って話すシーン。そこで楢崎が返すセリフが男前すぎて…思わず「いや、そりゃ寺島も可愛くなるわ!」と納得。

あとね、寺島の可愛さがいよいよ暴走してる。元々ツンツン系だったのに、最近は楢崎にはデレデレで、酔っ払ったり、やきもちやいたり、その度に楢崎が悶絶(そして僕も悶絶)。特に、お泊まりでエッチしてる時に声を押し殺すシーン、あれはズルい。こんなに可愛いのに、時々楢崎の前でだけ「恋人仕様」になるギャップ、もう犯罪級。しかも、楢崎もそれをちゃんとわかってて甘やかしてるから、こちらのニヤニヤが止まらない。

そして今巻はメイン2人だけじゃなく、春ちゃんや知羽さんとその家族事情も盛り込まれてて、サブキャラの人生にも目が離せなかった。春ちゃんと寺島の喧嘩も、どっちの気持ちも痛いほどわかって読んでて辛かったけど、ちゃんと向き合ってぶつかることでお互い成長してるのが伝わってくる。栗栖がいい感じに場を和ませてくれるのもありがたい。なんだかんだで友情にも救われたなぁ。

あと、特装版小冊子のエロシーンもありがたかった!本編が割としっとり系だったから、がっつりラブエロ補給できて満足。普段は控えめな表現でも、2人の関係性が積み重なってるから、どんな描写も尊く感じるんだよね。「どエロいって何だ…本当のエロは心で感じるものだ…」なんて哲学じみたことまで考えた自分がいる。

個人的にずっと気になってるのは、楢崎が家族にカミングアウトするタイミング。寺島家みたいに包み込んでくれる家庭ばかりじゃないだろうし、そこをどう乗り越えるのか、次巻以降にも期待したいところ。2人の間は揺るがないけど、やっぱり「認められたい」「堂々としたい」っていうリアルな欲望もあって、めちゃくちゃ共感できる。

まとめると…「ブルースカイコンプレックス」6巻、甘くて切なくてエモさ大爆発!読めば読むほど2人の“今”が愛おしくなるし、これからの未来もずっと見守りたい。あぁ、このシリーズ本当に終わってほしくない…!最高の余韻をありがとうって感じです。

🔍こんな人におすすめ

  • 成長していくカップルの関係性をじっくり追いたい
  • 家族や友人など周囲との関わりも重視したBLが好き
  • 可愛すぎる受けキャラに翻弄されたい
  • 切なさやエモさを感じるストーリーを求めている
  • エッチな描写もちゃんと堪能したい

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ブルースカイコンプレックス 6

ブルースカイコンプレックス 6

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ダイキ

アラサー腐男子。いままで読んだBL漫画は1,500冊以上!好きな作家さんはヤマダさん(鯛代くん、君ってやつは)、山田ノノノさん(跪いて愛を問う)、鯛野ニッケさん(その夜のどこか、シリーズ)、ほかたくさん。学園モノが好き。ファンタジー系もちょっと好き。グロ、ホラーは苦手。なるべくハピエン希望。

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