やっほー、ダイキだよ!今回は、夏目イサク先生の「飴色パラドックス3」を紹介するよ!いや~、このシリーズ、もうケンカップル大好き人間にはたまらん…。尾上と蕪木が付き合い始めて一年、ちょっと落ち着いてきたかな?なんて思わせておいて、新人の笠井くん登場でバッチバチの三角関係(しかも仕事絡み)に!でも恋のドロドロじゃなくて、ちょっと笑える&キュンとくる展開が最高なんだよね。尾上の不安げな顔も、蕪木の不器用な優しさも、もれなく楽しめる一冊。さらに、シリーズおなじみの甘々なシーン、そして「どうしようもないけれど」とのコラボ番外編まで収録されてて、まさにお得感満載!イサク先生の安定したキャラ描写と、癒しと萌えの絶妙バランスに今回もやられました…!それじゃ、詳しく語っていくから、読んでくれると嬉しいな!
基本情報
あらすじ
つき合い始めて一年、仕事もプライベートも順調(?)な記者コンビ・尾上と蕪木。そんな二人のもとに、編集部へ新人、笠井が中途採用でやってくる!後輩ができて張り切る尾上だけど、笠井はなぜか最初から尾上をライバル視。しかも、尾上のスクープ獲得率の高さに蕪木の存在が大きいと気付いた笠井から、「蕪木さん、もらいますね」とまさかの宣言…?!仕事のパートナー関係が突然解消され、蕪木と笠井が新コンビになることに。尾上は不安と焦りに振り回されるけど、二人の間に流れる甘さは健在。笠井の登場で揺れる関係性、そしてそれぞれの成長と絆の強さがじわじわ沁みる、ケンカップル復活の第3巻!
おすすめポイント
- ケンカップルだった二人が付き合って一年、甘々度が急上昇!
- 新人、笠井の登場で、お仕事三角関係が勃発してハラハラも倍増
- 蕪木のさりげない嫉妬や尾上への優しさに思わず胸キュン
- 可愛すぎる番外編やコラボ漫画も収録でお得感たっぷり
- 天然で素直な尾上と、手のひらで転がす蕪木のやり取りが最高
感想・考察(ネタバレ注意)
いやー、3巻めちゃくちゃ楽しかった!ページをめくる手が止まらなかったよ。
今回の目玉はなんといっても、新キャラ、笠井くんの登場。こいつがいいスパイスなんだよなぁ。尾上が先輩風吹かせてウキウキしてるところに、水を差してくる笠井。最初から尾上をライバル視って、どんだけギラギラしてんの(笑)でも、笠井の「蕪木さん、もらいますね」宣言、これめっちゃ効いてた!尾上が内心焦ってるのが、もう表情から態度からダダ漏れで最高に可愛い。あわてる尾上はマジで見てて癒しだし、なんだかんだで蕪木への信頼と独占欲が溢れてるのがたまらん。
しかも、今回は仕事上の三角関係なんだけど、ドロドロしてなくて、逆に全員が真っ直ぐでちょっと笑えるくらい。笠井も最終的には尾上の人間性にやられてるし、尾上の天然っぷりと真っ直ぐさが人を惹きつけちゃう様が、素直に「愛されキャラ」って感じで微笑ましい。笠井が尾上を意識せずにはいられなくなるの、読んでて「だよねぇ!」って納得しかない。
蕪木は今回も安定の包容力と、時々見せる独占欲のギャップがやっぱりいい!外ではクールで淡々としてるのに、尾上のことになると表情も言動もわずかに揺れる。その微細な描写がたまらなくツボ。特に、笠井に「尾上を厄介事に巻き込むな」ってビシッと言い切るとこ、カッコ良すぎ!普段あんまり感情を表に出さないキャラが、ここぞというときに男らしさを見せてくれるのって、やっぱりBLの醍醐味のひとつだなぁと思う。
あと、個人的にめちゃくちゃ刺さったのが、疲れてる蕪木がそっと尾上の口元にキスするシーン。これ、激しいエロじゃなくて、日常のふとした甘さって感じで胸がキューンってなる。好きだけど、全部を出せるほど余裕はない…でも触れたい、甘えたい、その気持ちがあのキス一つに凝縮されてて、優しくて切なくて最高だった。尾上もそんな蕪木を受け止めようとしてて、二人の関係がちゃんと「対等な恋」になってきてるのがすごく伝わってきた。
今回、二人はあんまりケンカしてないんだけど、それが逆に良かったかも。カップルとしての自覚がしっかり芽生えてて、お互いに「癒しの存在」になってる。尾上が不安な時に蕪木からご飯誘われて一瞬で機嫌直すの、めちゃ分かりやすくて可愛いし、蕪木もそんな尾上をちゃんと見てる。信頼と甘えが混ざった距離感が、読んでてほっこりした。
番外編も盛りだくさん!テーマパークでカチューシャつけて遊んだり、ネクタイの使い道が思わずニヤリとしちゃう感じだったり、ふたりのバカップルぶりが炸裂してて、油断できない(笑)そして何といっても「どうしようもないけれど」とのコラボ、これがまた贅沢すぎて…!ファンにはたまらない夢の共演だったよ。黒川さんと島野くんのカップル、やっぱり色気すごいし、コラボなのに全然違和感なく溶け込んでて、さすがイサク先生!
「飴色パラドックス」って、初めはケンカップルの勢いで押し切る話かと思いきや、巻を重ねるごとに二人の信頼と甘え、恋愛の成熟がじわじわ描かれてきて、読んでて本当に心が温まる。仲良しだけどベタベタしすぎず、それでも「好き」がどんどん濃くなってるのが分かるから、これからもずっと見守りたくなっちゃう。
というわけで、今回も大満足!
こんな人におすすめ
- ケンカップルのイチャイチャが見たい
- 仕事と恋のバランスが描かれたBLが好き
- 新キャラによる三角関係でドキドキしたい
- 嫉妬深い攻めキャラにときめく
- ラブラブ&コメディ要素たっぷりのBLを探している
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飴色パラドックス 3