【レビュー】好みじゃなかと 2nd|方言オヤジ×社長息子、恋も仕事も波乱の続編!

やっほー!アラサー腐男子、ダイキです!今回は見多ほむろ先生の「好みじゃなかと 2nd」を紹介するよ。いや~、このシリーズ、方言男子×お仕事BLというだけでご飯3杯いけるのに、さらに恋人の弟という新たなラスボス(?)まで出てきて、もう僕の心臓が足りません…!実家の工場を継いだ幸典と、色気ダダ漏れな槇さんのじれったい関係に加えて、弟くんの強烈なダメ出しが火をつけるわけよ。仕事も恋もピンチ連続で、読んでるこっちも「がんばれ幸典!」と応援せずにいられない!そして何より、二人のイチャイチャ度もエロさも前作よりギアが上がってて、僕、思わず顔がニヤけるの止められなかった…!描き下ろしの甘々も拝めて、大満足な1冊だったよ。さあ、ここから2人の奮闘っぷりと萌えポイント、たっぷり語らせてもらいます!

📝基本情報

作品タイトル:好みじゃなかと 2nd

シリーズ:好みじゃなかと

カップリング:工場長 ✕ 社長代理

作者:見多ほむろ 先生

出版社:徳間書店

出版年月日:2018/02/24

📖あらすじ

福岡に戻り、実家の工場を継ぐことになった幸典。恋人の槇と一緒に働く日々が始まるも、社長代理のプレッシャーと忙しさに追われ、甘い時間はほぼゼロ。そんなある日、取引先の営業部長から図面をバッサリ否定されて大ショック。しかも、その男はなんと槇の弟・光二郎だった!「兄貴にも工場にもふさわしくなか」と、容赦ないダメ出しに幸典は思わず撃沈。それでも逃げずに仕事と向き合い、地元の職人や家族との距離を少しずつ縮めていく。槇とはイチャイチャしたくてもタイミングが合わず、お互いの気持ちがすれ違いがちだけど、時折こぼれる方言の愛の言葉や、不器用なやりとりが心をくすぐる!工場のリアルな日常と、男たちの恋と成長がぎゅっと詰まった、方言男子たちのもどかしくて甘い続編!

🌟おすすめポイント

  • 福岡男子の方言がバリ効いててキュン度最高潮!
  • 工場経営×BLという珍しいお仕事設定が読み応え抜群
  • 槇さんの大人の色気と可愛げのギャップがたまらない
  • 弟キャラ・光二郎のツンデレっぷりも目が離せない
  • エロス度アップのイチャイチャシーンに萌え転がること必至

💬 感想・考察(ネタバレ注意)

いやあ、「好みじゃなかと 2nd」…控えめに言って最高でした!1巻の時点ですでに「この2人の続きが見たい」と思ってたから、続編があって思わず小躍りしちゃったよ。しかもページ数も分厚くて、もうそれだけで得した気分。読み終わったあと「あれ?もう続きは?」って名残惜しくなるくらい、槇さんと幸典のやりとりにどっぷりハマっちゃった。

まずね、幸典が福岡戻って実家の工場を継ぐっていう王道だけど堅実なストーリーが好きなんだ。いきなり社長代理ってそりゃあプレッシャーやばいよな~、しかも周りからは「SEあがりのド素人」とか言われて、完全アウェイ。だけど、幸典は逃げずに「自分が未熟なこと」をきちんと自覚して、少しでもできることを誠実にやろうとする姿にグッときた。仕事面で大変な思いをするし、恋人である槇さんともなかなか甘い時間を取れない…そりゃあ不満も募るよね。

で、そんな日常の中に突然現れるラスボス、槇さんの弟・光二郎。いや~こいつがまた口が悪い!幸典に「兄貴にも工場にもふさわしくなか」ってバッサリ言い切る、正直最初は感じ悪っ!て思った。でも、彼もまた「10秒の重さ」に囚われて、ちゃんと“生きづらさ”を抱えてるキャラなんだよね。ただの当て馬じゃなくて、兄弟の複雑な過去とか、父親を亡くしてからの槇さんの苦労とかが描かれてて、物語に厚みがあった。兄弟間のやり取りは地味に泣かされた…俺、兄弟いないけど、無性に「お兄ちゃんカッコいいなぁ」って思わされる。

槇さんと幸典のカップルも、ますます成熟してる。お互いに惚れ込んでるのがビシバシ伝わってきて、幸典が壁にぶつかって弱音を吐いても、槇さんがちゃんと受け止めて励ましてくれる。だけど、槇さんも幸典のことになると拗ねたりゴネたり、まるで大きな子供みたいで、これがまた可愛い。普段は頼れる男だけど、恋愛になると急に不器用になる感じ、たまらん!幸典の方も、仕事でテンパってても槇さんとの「特別な関係」だけは揺るがないっていう信頼があって、2人が支え合って成長していく姿にキュンときた。

あとね、エロシーンがとにかく良い!1巻の名シーンだったソープも再登場するし、描き下ろし含めエロが3回も拝めちゃう。しかも幸典が無意識に煽る“天然誘い受け”っぷりがヤバい。普段クールなのに、槇さんに抱かれるときだけ見せる色っぽさのギャップが犯罪級。メガネ外した時限定で魔性度爆上がりしてて、指舐めるだけでこんなにエロい人だったっけ?ってドキドキした。特に描き下ろしの「幸典特大デレ」にはこっちの頭も吹っ飛んだ(笑)

それと、仕事BLとしても手を抜いてないのが好き。工場経営の大変さとか、職人たちの人間くささも描かれてるから、ただの恋愛ものじゃなく読み応えがある。幸典の実直さが取引先や職人さんにも伝わって、徐々に周囲との関係を築いていく過程もリアルで良かった。おじいちゃんたちが可愛かったり、脇キャラもちゃんと魅力的なのが嬉しい。特に頑固職人の玄さんとか、ああ…こういう人いそうだよな~って共感しちゃう。

「あんたのもんばい」っていう殺し文句、あれはずるい。BL史に刻みたいレベルの破壊力。普段はおちゃらけてるのに、たまにズドンとくる本音をぶっ込んでくるから、そりゃあ幸典も惚れ直すよな。逆に、今回は幸典の方からも似たような本音が返ってきて、その瞬間「あぁ、この2人絶対大丈夫だ…」って安心した。関係性において主導権がどちらか一方に偏らないのも、このカプの良さだと思う。

描き下ろしの「槇さんがいない日」も最高だった。仕事に追われてなかなか会えない2人のジレジレ感、「会いたい」って言えない男の不器用さがめちゃくちゃリアル。やっと会えた時の盛り上がりといったら、そりゃあもう…幸典の“はじめてのご奉仕”シーンには拍手送りたくなった。え、こんなにエロく描いちゃっていいの?!ってニヤニヤが止まらなかった。いや~、漫画読んでて顔がゆるむ体験、最高です。

ちなみに、読んでて「槇さんの弟・光二郎にもスピンオフほしい」って絶対思うはず。恋愛にちょっとヒネた価値観持ってそうだし、あのクールさの裏側が気になる。もしスピンオフ出たら、僕、絶対買います。ていうか、もう出してほしい!

総じて、「好みじゃなかと 2nd」は、1巻の期待を完全に超えてきた良作。萌えも泣きもエロも満足度フルチャージ、しかもキャラがみんな魅力的。方言男子の破壊力、年上オヤジの色気、仕事と恋愛のリアルな葛藤…全部詰まってる。個人的にはBLの“幸せなその後”を見たい派なので、こういう続編が丁寧に描かれると本当に嬉しい!槇さんと幸典、そして周囲のキャラたちがこれからどう生きていくのか、3rdも4thも期待したい。読んで良かった、心からそう思える一冊でした。

🔍こんな人におすすめ

  • 方言男子の甘々カップルに萌えたい
  • お仕事BLで成長や葛藤も味わいたい
  • がっつりエロとイチャイチャが欲しい
  • 義弟との兄弟ドラマやぶつかり合いが好き
  • 男らしいオヤジ攻めにキュンとしたい

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好みじゃなかと 2nd

好みじゃなかと 2nd

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ダイキ

アラサー腐男子。いままで読んだBL漫画は1,500冊以上!好きな作家さんはヤマダさん(鯛代くん、君ってやつは)、山田ノノノさん(跪いて愛を問う)、鯛野ニッケさん(その夜のどこか、シリーズ)、ほかたくさん。学園モノが好き。ファンタジー系もちょっと好き。グロ、ホラーは苦手。なるべくハピエン希望。

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