【レビュー】ブルースカイコンプレックス 3|悩める男子高校生ふたりのピュアすぎる卒業前ラブ

やっほー!アラサー腐男子のダイキです!
今日は市川けい先生の「ブルースカイコンプレックス 3」を紹介するよ。高校生BLの王道ど真ん中を突っ走る楢崎と寺島、ついに三年生になっちゃって、恋も進路も青春も大渋滞!大人と子供の間でぐるぐる悩んでる姿が本当に眩しくて、読んでて「オレも10代に戻りてぇ…」とか思っちゃうやつ。お互いに素直になれないくせに、心ではめっちゃ相手に焦がれてるの、じれったすぎてもう…。しかも今回は「卒業したらどうする?」って、将来とか家族とかリアルな悩みもガッツリ。二人の気持ちがすれ違ったり、思いが通じたり、泣き笑いしながら読むこと間違いなし!男子高校生の爽やかさと青臭さ、そして最後にブッ込んでくるエロも…最高です。さあ、語らせて!

📝基本情報

作品タイトル:ブルースカイコンプレックス 3

シリーズ:ブルースカイコンプレックス

カップリング:高校生 ✕ 高校生

作者:市川けい 先生

出版社:東京漫画社

出版年月日:2017/04/21

📖あらすじ

高校3年生に進級した楢崎と寺島。静かに寄り添い合いながら、言葉にせずとも通じ合えるほどに絆を深めた二人だけど、避けて通れない「進路」と「将来」という現実がじわじわと迫ってくる。卒業後も一緒にいたいという楢崎の想いは強まるものの、それぞれの家庭の事情や自分の希望との間で揺れ動く。そんな中、楢崎が持ちかけた“ある提案”を巡って、二人の間にちょっとしたすれ違いも発生…。子どもから大人へと成長する狭間で、不安やもどかしさを抱えつつも、少しずつ前へ進もうとする彼ら。瑞々しくもどこか切ない、男子高校生ならではの等身大ラブストーリーの第3巻。

🌟おすすめポイント

  • 進路や将来に悩む高校3年生のリアルな心情が胸に刺さる
  • 堅物優等生×元不良という王道ながら新鮮なカップリング
  • 男子高校生同士の爽やかで自然体なイチャイチャが尊い
  • 家庭や進路問題を絡めた成長ストーリーに共感必至
  • 卒業式&学内卒業記念エッチという青春ど真ん中な展開が熱い

💬 感想・考察(ネタバレ注意)

もうね、読了直後の僕、思わず深呼吸しちゃった。「ブルースカイコンプレックス 3」、市川けい先生らしい瑞々しさとリアルな男子っぽさに、本当にやられた。1・2巻からゆっくり育まれてきた楢崎と寺島の関係、今回は高校3年生という人生の分岐点に立つことで、さらに深みが出てるんだよなあ。

お互い「わかり合ってる」ようで、やっぱり心の奥底は見せきれてない──これこそ高校生の恋愛ってやつ!何気ないやりとりの端々に、二人の不器用さや焦りが滲み出てて、読んでるこっちまで胸がぎゅっと締め付けられる。寺島の「趣味ってなんだ?」って頭抱えるシーン、思わずニヤニヤしちゃったよ。いや、好きな人の前だと、急に自分のこと語れなくなるよね!分かりみが深い。

進路と将来、そして家族のこと──大人になりきれない高校生の「ままならなさ」が、すごくリアルに描かれてて、これがまた切ない。でも、ただ暗いだけじゃなくて、二人ともすごく「男子」してるんだよね。最初から最後までベタベタしてないし、お互いのことをめっちゃ大事に思ってるのに、シャイで素直に言えない。汗かいても爽やか、青春の空気がページいっぱいに広がってる感じ。僕もこんな高校時代送りたかった…(切実)

で、今回は特に楢崎の「一緒にいたい」って気持ちが爆発してて、もう読んでて悶絶。家族のことも自分の気持ちも、どっちも大事にしたい、でも叶えきれない…そのジレンマが痛いほど伝わる。楢崎、めっちゃ拗らせてて可愛い。相手のために自分の感情押し殺すとこ、ほんと良い子だよ…。でも、そんな楢崎に対して、寺島の方がちょっと大人に見えるのも絶妙なバランス。ちゃんとお互いを思いやってるんだよな。寺島のお母さんとの関係も、テキトーそうに見えて深い信頼感があって、読んでてホッコリした。

あ、忘れちゃいけないエッチシーン。今回、卒業記念に学内でついに…って展開がもう!「ここで?!」って思ったけど、青春真っただ中の男子高校生らしい勢いと潔さで、めっちゃ萌えた。しかも、9ページのロングラン…って、ページ数数えちゃった(笑)お互いの「好き」が溢れてる感じが伝わってくるから、余計にグッと来る。最後の「チュッ→ギュッ」の流れ、最高に尊い。僕もギュッてされたい(切実)

そして描き下ろしのモブ女子目線も良かった。第三者から見ても彼らの仲の良さは伝わるけど、べったりしてる訳じゃない。普段は普通の男子っぽく振る舞ってるのに、実はお互いだけが知ってる“特別”があるんだなって、読者としてもニヤニヤしちゃう。

何より、市川けい先生のキャラ描写がやっぱり神。彼らの葛藤や未熟さ、ちょっとしたぶつかり合い、それでも進もうとする勇気…どれもすごく自然で、嘘っぽさが一切ない。だからこそ感情移入しちゃうし、「このままずっと幸せでいてほしい」って本気で願っちゃうんだ。

高校生活の終わり、進路の悩み、そして卒業。どれも青春そのものだけど、「ブルースカイコンプレックス」ではそれがすごく丁寧に描かれていて、読んでると自分の学生時代まで引っ張り出されそうになる。大人と子供の狭間で揺れ動く二人の“等身大”の姿に、思わず「尊い…」って呟いちゃったよ。

正直、どこを切り取ってもキラキラしてるし、男子特有の不器用さと純粋さが胸に沁みる。ラストはきれいにまとまってるけど、大学生編もめっちゃ読みたい!
読み終わった後、しばらく余韻でぼーっとしちゃう。こんな素敵な男子たちに青春を分けてもらった気分。市川先生、ありがとう!

🔍こんな人におすすめ

  • 高校生カップルのリアルな成長や葛藤を味わいたい
  • 爽やかで自然体な男子同士の恋愛が好き
  • 進路や家族問題など等身大の悩みが描かれる作品が読みたい
  • ちょっと不器用なイチャイチャやすれ違いにキュンとしたい
  • 卒業や進学をテーマにした青春BLが好き

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ブルースカイコンプレックス 3

ブルースカイコンプレックス 3

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ダイキ

アラサー腐男子。いままで読んだBL漫画は1,500冊以上!好きな作家さんはヤマダさん(鯛代くん、君ってやつは)、山田ノノノさん(跪いて愛を問う)、鯛野ニッケさん(その夜のどこか、シリーズ)、ほかたくさん。学園モノが好き。ファンタジー系もちょっと好き。グロ、ホラーは苦手。なるべくハピエン希望。

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