やっほー!アラサー腐男子ブロガー、ダイキだよ!今日は“吸血鬼×人間”という黄金タッグのBL、『スモーキーネクター』を紹介しちゃうよ。いや~正直これ、読み終えたあと「これ本当にBLでいいんだよね?」って一瞬混乱するくらい、ストーリーもバトルも作画もレベル高すぎ。ミナヅキアキラ先生の描く世界観、ただのイチャイチャだけじゃなくて、命がけのドラマと胸キュンが絶妙に絡むのよ。しかも、幼馴染男子同士のこじらせ愛と運命の絆…好きな人にはド直球で刺さるやつ!血を吸われる快感とか、吸血鬼ならではのエロさもあるけど、二人の信頼とか葛藤がしっかり描かれてて、まさに“男たちの熱い戦い×切ない恋”って感じ。あっという間に読み終わるから、気づいたら続き欲しすぎて悶えるかも(笑)ま、でも続編も出てますよ~!続編も別途レビューしていくので待っていてね。この面白さ、ぜひ知ってほしい!
基本情報
作品タイトル:スモーキーネクター
カップリング:吸血鬼 ✕ 幼馴染
作者:ミナヅキアキラ 先生
出版社:大洋図書
出版年月日:2020/11/24
あらすじ
売れないWebライター・みつるは、吸血鬼「バイター」の仕業が疑われる怪事件を追う日々。その過程で、親友で幼なじみのアンナこと有生が容疑者に浮上する。「首を突っ込むな」と忠告するアンナだったが、実は彼自身がバイターだった!アンナの正体を知ったみつるは、取材と称して血を吸われることを自ら了承。しかも、そのまま勢いで抱かれてしまい、快楽に翻弄されていく。やがて、みつるが「ネクター」と呼ばれる特別な存在であることも判明し、二人の関係はさらに深まっていく。バトルあり、愛憎あり、運命に翻弄されながらも、幼なじみ同士が唯一無二の絆を育む吸血鬼BLストーリー。
おすすめポイント
- 吸血鬼×人間の異種間BLでミステリアスな世界観が新鮮
- アンナの一途で男らしい愛情表現にドキドキが止まらない
- バトルシーンやアクションの描写が少年漫画ばりにハイレベル
- 血を吸われることで発生する催淫効果のエロシーンが激アツ
- 幼馴染同士の信頼と秘めた恋心のギャップに萌え必至
感想・考察(ネタバレ注意)
いや〜「スモーキーネクター」、やっぱり読んで良かった!って思う作品だった。最初は「吸血鬼×人間BL」ってことで、また王道の人外モノかな?なんて思ってたんだけど、気づけばすっかり物語に巻き込まれていた。ミナヅキアキラ先生、絵がめっちゃうまい…ってのは言わずもがなだけど、今回は止め絵だけじゃなくて戦闘シーンとか動きの描写がものすごい。これBLでやっちゃっていいの?!ってくらい、少年漫画っぽい迫力があるのに、しっかりBLとしての萌えも詰まってて、贅沢すぎる。
何が良いって、まずキャラが最高。みつるは一見お調子者で明るいけど、どこか不器用な誠実さがあって、しかも意外と男前。アンナ(有生)はクールで紳士っぽい雰囲気かと思いきや、怒ると「ばかたれ!」って感情ダダ漏れだし、みつるのことになると理性が飛ぶ。そのギャップがたまらん!二人とも幼馴染同士の距離感が絶妙で、親しさの裏に秘めてきた想いが物語の中で徐々に滲み出てくる感じ…もう、ニヤけずにはいられない。
ストーリーは吸血鬼「バイター」を巡るミステリアスな事件から始まって、最初はサスペンス要素強めなんだけど、だんだんBLとしての甘さ(というか切なさ?)がジワジワ効いてくる感じ。事件解決がメインというより、「バイター」と「ネクター」っていう異質な存在同士が、どうやって互いを理解し、受け入れていくか、っていう関係性のドラマが軸になってる。その中で、アンナがずっとみつるを守ってきた理由、みつるの血への本能的な渇望と、恋愛感情の区別がつかなくて苦しむアンナの葛藤…ここがめっちゃ胸に刺さる。
あと、設定の作り込みがすごい。「バイター」は人間社会に紛れて生きてるってだけじゃなくて、家系や繁殖期の習性、禁忌みたいなものまで背景がしっかりしてて、「ネクター」みたいな特別な存在がいる理由にもちゃんと意味がある。みつるがずっとバイターから隠されて生きてきたのも、アンナやその家族の細かい策があったからって知った時の、守られてたんだな…っていう感慨と、そこに渦巻いてる切なさがたまらない。
エロシーンは、ただのサービスじゃなくて物語のキー。吸血とリンクした催淫効果のせいで、お互いの本音がむき出しになるし、肉体的な快楽と一緒に心の壁もどんどん壊れていく。正直、アンナがみつるを噛みながら我を忘れて求めるシーンなんて「うわぁ…!」って声に出そうになるくらいエロい。なのに、ただエロいだけじゃなくて、アンナの「お前が欲しい」「お前しかいらない」って気持ちが、みつるにぶつかる瞬間の切実さで胸がギュッとなる。みつるもみつるで、流されてそうで実はちゃんと選んでる。その肝の据わりっぷりが男前すぎて、読んでて惚れ直すレベル。
「スモーキーネクター」ってタイトル、最初は何のこっちゃ?って思ってたけど、読み終わるとすごく腑に落ちる。アンナの煙草の煙=「スモーキー」、みつるの血=「ネクター(神酒)」。二人はお互いの匂いで世界から身を隠してきたけど、最後には「もう隠す必要はない」ってなるラストは、まさに「一連托生」って感じでロマンの塊。運命共同体って言葉が軽く思えるくらい、この二人の結びつきは深い。
当て馬役の桜次郎とか、安仲家の脇キャラもクセがあって美味しいんだけど、何よりアンナとみつるの関係性が強すぎて、脇役が霞むレベル。描き下ろしでは催淫効果なしでエッチしようとするアンナがまた可愛いし、みつると安心しきった二人の空気感に「幸せになれよ…!」って親みたいな気持ちになっちゃった。
こういう、少年漫画的なバトル感と、BLの切なさ・エロ・絆が全部乗せの作品って、なかなか出会えないんだよね。ミナヅキアキラ先生、ほんと毎回やってくれるな~って感じ。
結論:吸血鬼BLの新しい扉が開く、カッコよくて可愛くて切ない、最高の一冊。人外BL好きはもちろん、ドラマ性重視の人にも読んでほしい。二人の絆に「ギュン!」と来た人、ぜひ一緒に続編を待とう。
こんな人におすすめ
- 吸血鬼×人間の異種間BLが好き
- バトルやアクション要素のあるBLを求めている
- 幼馴染設定にキュンとする
- 攻めの執着や一途さに萌えるタイプ
- 少年漫画っぽい熱量のあるストーリーが読みたい
- ミステリアスでスリリングな展開が好み
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スモーキーネクター