やっほー、ダイキです!昼寝シアン先生の『ヒーリングパラドックス deeper 上』を紹介するよ。これね、昨日紹介した「ヒーリングパラドックス」の続編。イケメン整体師×ズタボロ広告マンの組み合わせが、相変わらず最強…!幼なじみの20年越しの執着愛、クセになる~✨️前作も一段落してるけど、さらにさらに真髄に迫る感じで、ゾクゾクしちゃうねー。黒岩ギャグもちょいちょい挟まるから、重たいだけじゃなくて、サラッと読めるのもポイント高し!BLの「執着攻め」が好きな人はもちろん、ストーリーの丁寧さやちょいエロを求めてる人にもガッツリ刺さるはず。さぁ、癒やし…いや、溺愛のパラドックス体験しちゃおう!前作読んでない方は、前作から読むとさらに良いかもー!
基本情報
あらすじ
モデル顔負けのイケメン整体師・岸辺先生と、残業続きで心も体もズタボロな広告マン・黒岩。実はこの二人、幼馴染み。岸辺先生は黒岩に人生すべてを捧げてきたレベルの溺愛&執着を隠すことなく、まっすぐ黒岩に注ぎ続ける。一方、そんな岸辺先生の想いにいつの間にか慣れてしまった黒岩は、友人の一言で「俺らって、ただのセフレなの?」とモヤモヤし始める。圧倒的な重さと一途さで攻めてくる岸辺先生と、受け入れつつも言葉にできない不安を抱えた黒岩。名前すらつけられない二人の関係は、このまま曖昧なままでいいのか、それとも──? 異常なほどの愛に尽くされる、ド直球な溺愛BL、まさかの続編スタート!
おすすめポイント
- 整体師×社畜という組み合わせがユニーク!
- 攻めの岸辺先生による激重な一途愛&執着がクセになる
- エロシーンの熱量と繊細な心理描写が両立してて没入感すごい
- 重たい愛情をギャグで中和した絶妙なバランス感覚
- 名前のない関係のもどかしさとリアルな葛藤に共感必至
感想・考察(ネタバレ注意)
いや〜これはやられた。一見“イケメン整体師×ズタボロ社畜”ってだけで、ご褒美BL感マシマシなのに、「ヒーリングパラドックス deeper 上」は、もう一歩どころか三歩ぐらい踏み込んだ“激重愛&執着”が爆発してて、読後思わず「岸辺先生、お前…怖すぎるのに可愛すぎるぞ」と声が出た。
まず岸辺先生の愛の重さが桁違い。普通、こういう攻めキャラの執着って、読者にだけこっそり漏らしたり、物語の終盤で大爆発…って流れが多いじゃない?でも岸辺先生はずっと黒岩に「俺は君のためだけに生きてきた」って全開でぶつけてくるから、逆に清々しいというか、ホラー一歩手前なのに“爽やかさ”を感じてしまう。ここが昼寝シアン先生の絶妙な匙加減でさ、読者も黒岩も「これ、重すぎてヤバいけど…なんかもう笑うしかないよね?」みたいな不思議な空気になるんだよ。闇ベクトルの執着を隠さず全開にすることで、逆に明るさが出るのは新発見だった。執着って包み隠さず見せると、怖さよりも愛嬌が勝つ瞬間があるんだなぁと感心した僕。
で、黒岩のほうも最高。ズタボロ社畜のくせに妙に肝が据わってて、岸辺先生の重さに全然引かないし、遠慮ゼロ。むしろ「え、そこ受け入れちゃうの?」ってくらい自然体で、読者としては「黒岩、耐性高すぎやろ」ってツッコミたくなる(笑)でも、それがあるからこそ、岸辺先生の執着が変な方向に行かず、作品全体が妙に健全で、どこか“癒し”すら感じるのが面白い。重すぎる攻め×受けがメンヘラ…じゃなくて“安定感ある受け”って新しい化学反応だなと。
関係性に名前をつけないまま、ズルズルと心地よさに馴染んじゃう2人。そこへ黒岩の仕事仲間が「言葉のない関係はただのセフレだよ」って指摘してくるシーン、リアルだったなぁ。ああいう“外野のひと言”でグラつく黒岩の心情も分かるし、「岸辺先生の愛が重すぎて、俺ばっかり受け取ってるの…申し訳ない」ってなる気持ちも分かる。だけど、岸辺先生はブレない。むしろ「ありがとう、俺の人生捧げた甲斐あったわ」ぐらいの勢いで、黒岩に全力で尽くし続けるから、読んでて「いや、もうここまでくるといっそ清々しいな」って気持ちになる。
エロシーンも正直バチバチです。整体師だから当然(?)身体の扱い方はプロだし、手つきも目つきも色気が半端ない。しかも、ただのサービスカットじゃなくて、2人の心情や立場の“重さ”とか“対等じゃない感じ”がじわじわ伝わってきて、単なるエロにとどまらない深みがある。黒岩が「ここまでされて幸せ…なんだけど、俺だけ受け取ってていいのかな?」って迷いながらも岸辺先生に委ねる姿、めちゃくちゃ萌える。あと、すごいところにギャグがちょいちょい挟まれてて、読者の心が溺れすぎないように救いの浮き輪与えてくれてる感じもありがたい。エロとギャグのバランス、絶妙です。
SNSやレビューでも「何千冊とBL読んできたけど、これが一番!」とか「エロもストーリーも最高すぎてリピート必至」って熱量高いコメント続出してるのも納得。僕も読み終わった後、しばらく余韻にひたりたくて、全然ページを閉じられなかった。岸辺先生の愛が重すぎるのに、なぜか背徳感じゃなく“幸福感”で包まれる…こんなBL、なかなか出会えないよ。
あと、地味に好きなのが、言葉じゃなくて“通じ合ってる”感じ。ふたりともちゃんと「好き」とか「付き合おう」とは言ってないのに、身体も心もずっと繋がってる。その“曖昧さ”が逆にリアルで、アラサー男子の僕としては「こんな関係もアリなんだな」ってちょっと憧れちゃったり。
まとめると、激重執着攻め(しかもイケメン整体師)の愛を全身全霊で受け止めるズタボロ社畜っていう、ありそうでなかった関係性の新定番。重たいはずなのに癒される、不思議な多幸感のある一冊。BL初心者にも、執着攻め好きにも、どっぷり沼ってほしい作品でした。いやもう、僕、完全に岸辺先生の手技に骨抜きにされました。
こんな人におすすめ
- 圧倒的な執着愛に萌えたい
- イケメン整体師×社畜サラリーマンの組み合わせが気になる
- 重すぎる愛情に翻弄される受けが好き
- ギャグやユーモアが随所にあるBLが読みたい
- エロもストーリーも両方しっかり楽しみたい
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ヒーリングパラドックス deeper 上