やあやあ、アラサー腐男子のダイキだよ！今日は橋本あおい先生の「酔いどれ恋をせず1」を語らせてほしい！表紙だけ見ると「これ絶対エロ推しでしょ…」って思ったんだけど、読んでみたらストーリーがしっかりしててびっくり。しょっぱなから色気ムンムンの一夜スタートなんだけど、人生どん底の水澄（みすみ）と蕎麦屋の店主、誓（せい）の新しい生活、そして愛と胃袋で繋がるドラマが熱いの！おまけに出てくる料理がどれも美味しそうで、夜中に読むとお腹すくから注意だぞ…！アダルティでちょい不器用な大人二人の恋模様、これは見逃せないヤツだよ。さあ、ニヤニヤが止まらんので、早速語らせてくれ～！
基本情報
あらすじ
仕事も住む場所も失い、人生ドン底モードの水澄は、やけ酒の勢いでゲイバーに迷い込み、そこで出会った年上ノンケの誓と一夜を共にしてしまう。関係は一度きり……と思いきや、後日ふと立ち寄った蕎麦屋の店主が、まさにあの夜の相手、誓だった！彼の作る蕎麦の美味さに感動した水澄は、なぜかそのままお店で働くことに。無口でどっしり構えた誓と、感情豊かな水澄。仕事を通じて二人の距離がしだいに近づく中で、互いの過去や気持ちが明らかになっていく。料理やお酒、美味しい蕎麦が彩る、ちょっと大人な恋の行方は──？
おすすめポイント
- 蕎麦屋×酔っ払いという大人の出会い設定が新鮮！
- 寡黙な年上攻め・誓と美人受け・水澄の対比が最高
- 食べ物やお酒の描写が美味しそう過ぎて飯テロ注意
- エロさと心の交流のバランスが絶妙で読み応えあり
- 水澄の繊細な表情や反応がめちゃくちゃ可愛い
感想・考察（ネタバレ注意）
いやー、期待以上に美味しい一冊だった！「酔いどれ恋をせず」、タイトルの通り酔った勢いから始まるんだけど、ただのワンナイトじゃなくて、どんどん深みにハマっていく二人のドラマが最高だった。最初は「表紙エロめだし、中身もお色気特化かな？」って思ってたんだけど（ごめんなさい！）、フタを開けたらストーリーしっかりしてるし、キャラの心情も丁寧に描かれてて、素直に感動したよ。
まず、受けの水澄。仕事も住まいも失って、やけ酒キメてるところからスタートだけど、根が八方美人で繊細なタイプ。その水澄が酔った勢いでゲイバーに来てたノンケの誓を誘って一夜を過ごすんだよね。で、翌朝「これは一回限り」って割り切ろうとするけど、偶然入った蕎麦屋の店主がその一夜の相手っていう、BL好きにはたまらない運命の再会！ここ、ニヤニヤが止まらなかった。
しかも蕎麦屋のシーン、橋本あおい先生の飯テロ力が全開。そばがきも、日本酒のアテも、どれもこれも本当に美味しそうで…夜中に読むと危険。水澄が「この蕎麦うますぎ！」って目を輝かせるの、もう分かるわ〜ってなる。そして、その料理を褒められて、ちょっと照れてる誓がめちゃくちゃ可愛い。寡黙でどっしり系、見た目は無愛想だけど、内心水澄にデレデレな感じ、たまらん。
エッチシーンもかなり濃厚。でも、ただエロいだけじゃなくて、二人の感情がちゃんと流れているのが良い。水澄、酔ってたとはいえ、誓との相性にグズグズになっちゃうし、誓も水澄にグイグイ惹かれていくのが伝わる。あと、個人的にポイント高いのが、誓の独占欲が地味に漏れてるところ。水澄が他の男の家に居候してるのとか、気に食わない感じがめっちゃ伝わってくる。誓、見た目クールなのに気持ちダダ漏れで萌える。
水澄のビジュアルも最高。美人だけど生活力低そうだし、酒飲むとダメダメになるとことか、ギャップが良い。しかも、シラフのときはちょっと遠慮がちだけど、ベッドの上では本能に負けて乱れまくる。そのギャップが読者の心を掴んで離さないよね。誓の前だから素をさらけ出せる、みたいな信頼感も感じるし、ここもラブストーリーとしてめっちゃ大事な要素。
あと忘れちゃいけないのが大人BLってところ！今回はどっちも30代。若さの勢いや初々しさもいいけど、仕事や人生の悩み抱えてる大人同士だからこそのリアルな距離感、迷い、それでも惹かれる気持ちの強さがじんわり伝わってくる。恋愛って年齢関係ないんだな…ってちょっと考えさせられた。性別や過去を超えて「この人じゃなきゃダメなんだ」と思える、そういう出会いを描いてくれる一冊。
まとめると、「酔いどれ恋をせず」はエロもストーリーもグルメも大人の恋愛も、全部盛りの贅沢なBL。誓×水澄のコンビにハマった人は絶対多いと思う。飯テロ注意だけど、心もお腹も満たされること間違いなし！こんな蕎麦屋、近所にあったら毎日通いたいよ…。
こんな人におすすめ
- 大人の男同士の恋愛にグッとくる
- 料理やお蕎麦など食べ物描写が好き
- エロシーンもストーリーも手抜きなしがいい
- 寡黙で男前な攻め×感情豊かな受けに弱い
- お酒や日本酒が絡むBLに惹かれる
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酔いどれ恋をせず 1
