【レビュー】テンカウント 3|潔癖症秘書×無愛想カウンセラー、加速する恋と葛藤

やっほー、ダイキです!今日は宝井理人先生の「テンカウント3」を紹介するよ。潔癖症の社長秘書・城谷さんと、無愛想だけどイケメンなカウンセラー・黒瀬くん、二人の関係がついに大きく動き出すのがこの巻!え、こんな急展開なの!?って叫びたくなる場面が多すぎて、夜中に読んだ僕はテンション上がりすぎて眠れなかったよ。BL好きなら絶対に刺さるし、心理描写も相変わらず丁寧で胸キュン不可避…と言いつつ、だいぶエロスもパワーアップしてて、僕の心と体は正直大忙しでした(笑)さあ、覚悟して読んでくれ~!

📝基本情報

作品タイトル:テンカウント 3

シリーズ:テンカウント

カップリング:心理カウンセラー ✕ 秘書

作者:宝井理人 先生

出版社:新書館

出版年月日:2015/02/28

📖あらすじ

潔癖症で人付き合いが苦手な社長秘書・城谷さんと、無愛想だけど優しいカウンセラー・黒瀬くん。そんな二人の関係が、ついに「もし、俺も黒瀬くんのことが好きだって言ったら、どうなるんですか……?」という言葉で大きく動き出す!城谷さんが黒瀬くんにどんどん惹かれていき、黒瀬くんも本気でアプローチを開始。潔癖症という大きな壁を前にしながらも、近づいていく心と体。二人でデートをしたり、スーツ姿のままドキドキの距離を縮めたり…今まで抑えてきた想いが一気にあふれ出す展開に。果たして「愛」は潔癖症を超えるのか? 友達から恋人へ、関係が大きく変わっていく、注目の第3巻!

🌟おすすめポイント

  • 無愛想カウンセラー×潔癖症の社長秘書という独特な組み合わせが面白い
  • 心理描写が丁寧で、二人の距離がリアルに縮まっていく過程が胸キュン
  • 3巻にして一気にエロ度が急加速、ドキドキの展開が止まらない
  • 城谷さんの純粋さと黒瀬くんの押しの強さのバランスが絶妙
  • 宝井理人先生ならではの繊細で美しい作画が最高に映える

💬 感想・考察(ネタバレ注意)

「テンカウント」3巻、いやー…これは一言でまとめると「潔癖症どこ行った!?」って感じだった(笑)1巻2巻のじっくりと丁寧に積み上げてきた心理描写、「触れたいのに触れられない」とか「キスすら命がけ」みたいな初期のムズムズ感。あれが、3巻では一気に「ギューン!!」って加速。黒瀬くんの攻め、容赦なさすぎて笑うしかない。もう、城谷さんが黒瀬くんの色気にやられっぱなしで、読んでるこっちも妙な汗かきながらページめくってたよ…。

なんていうか、真面目で繊細な心の障壁とか、愛とトラウマの間で揺れる葛藤とか、そういうのを「丁寧に進めるんだろうな~」と勝手に思ってた僕の予想を、宝井先生は軽くぶっ壊してきた。こういう展開、嫌いじゃないけど(笑)だって、30歳男子がここまでピュアで未開発って…いや、現実にはなかなか無いだろうけど、BLの世界だからアリだよね。城谷さん、マジでまぶしいです。

今巻からの急展開、恋人として一歩踏み出す二人の「友達時代からの変化」がやっぱり一番の見どころ。黒瀬くんの押し、やばい。あの冷静沈着キャラが、ここぞとばかりにスーツのまま責めてくるシーンとか、いい意味で裏切られた気分。正座の上に正座させるとか、気遣いしてるんだか責めてるんだかもう分からん。それでいて、城谷さんの純情とパニックが可愛すぎて、こっちもニヤニヤ通り越して変な声でそうだった。

エロ描写、めちゃくちゃ美しい。事後の余韻すらも芸術的。こういう「美男子のベストショット描かせたら右に出る者いない」って感じの宝井理人ワールド、全開。どんなに急展開でも画力と演出力があれば、腐った心は浄化されるんだなと実感した(笑)特にキスシーン、城谷さんの震える唇と黒瀬くんの無駄に色っぽい手つき、これだけであと3年は戦える(?)欲を言えば、もっとキスでじらしてほしかったけど…でも、もうこれはこれでアリ。むしろ、何年も待ってやっと進展しても、それはそれでじれったいしね。

ただ、潔癖症の扱いは正直「ライト寄り」に変わったなーという印象。僕も気づいたら「潔癖って何だっけ?」状態で、城谷さんの純情とエロスのギャップに夢中だったし(笑)

とにかく、3巻は「積み上げてきた関係性が一気に爆発!」って感じ。勢いと画力、エロスの破壊力がすごいんじゃー(語彙力)僕としては、やっぱり城谷さんがどこまで黒瀬くんに心も身体も許していくのか、そして黒瀬くんの「本当の気持ち」がどこにあるのか、その辺りが今後も一番楽しみ。

この先どうなっちゃうの!?っていうワクワクを残してくれる終わり方も最高。
とりあえず、今夜もまた3巻を読み返してニヤニヤしようと思います。

🔍こんな人におすすめ

  • 潔癖症キャラに惹かれる
  • 大人同士のじれったい恋愛が見たい
  • 濃厚なキスや官能的なシーンを楽しみたい
  • 心理的な葛藤やトラウマ描写が好き
  • BL初心者よりも“攻め”の勢いに振り回されたい派

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テンカウント 3

テンカウント 3

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ダイキ

アラサー腐男子。いままで読んだBL漫画は1,500冊以上!好きな作家さんはヤマダさん(鯛代くん、君ってやつは)、山田ノノノさん(跪いて愛を問う)、鯛野ニッケさん(その夜のどこか、シリーズ)、ほかたくさん。学園モノが好き。ファンタジー系もちょっと好き。グロ、ホラーは苦手。なるべくハピエン希望。

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