やっほー、アラサー腐男子のダイキです!今日は「ピンクハートジャム 上」をご紹介するよ。いや~、タイトルからして甘酸っぱい恋の予感しかしないんだけど、実際読んでみたら想像の10倍キュンキュンした…!大学のサークルで出会った朗らか新入生・灰賀くんと、クールビューティーな先輩・金江さんの二人が、音楽と恋に揺れながら少しずつ距離を縮めていく様子がもう…胸がギュンギュンするってば!箱ヘルっていう夜の世界もちょっと大人な香りでドキドキだし、灰賀の初々しさや金江さんの意外な一面も最高。とにかく絵もめちゃ綺麗で、ビジュアル推しな僕も大満足。BL初心者でも安心して読めるし、経験者もニヤつくこと間違いなしの、ハートフルなラブストーリーだよ!
基本情報
あらすじ
大学デビューを果たした新入生・灰賀(はいが)は、ひょんなことから重音研究部に入部。そこで出会ったのが、クールで美形な先輩・金江(かなえ)だった。圧巻のギター演奏に心奪われた灰賀は、なかなか金江と二人きりで話すチャンスを掴めずモヤモヤ…。そんなある日、サークルの飲み会で罰ゲームとしてゲイ向けの箱ヘルに行く羽目に!しかも、そこに現れたのは、まさかの“憧れの金江先輩”。自分のセクシャリティに悩む灰賀は、思いがけず金江と本音を語り合うことに。サークル活動や合宿を通し、二人の距離は少しずつ縮まっていく。真面目で天然な灰賀と、クールだけどどこか人懐っこい金江。ゆっくり、丁寧に心を重ねていく二人のハートフルなラブストーリーがいま、始まる!
おすすめポイント
- 重音サークル×ゲイ向け箱ヘルという異色の設定が新鮮!
- 黒髪ロング・ピアス・タバコと性癖直撃の金江さんのビジュアルが最高
- 真面目で純粋な灰賀くんの成長と恋心にきゅん
- エッチなシーンは刺激的だけど過激すぎずBL初心者にもおすすめ
- 金江さんが心を開いていく過程が丁寧に描かれていて没入感バツグン
感想・考察(ネタバレ注意)
まず最初に、この「ピンクハートジャム」、表紙から既に只者じゃないオーラが出てるんだよね。黒髪ロング、インナーカラー、ピアス、タバコ…金江さん、あなた顔面偏差値高すぎませんか。僕も表紙に釣られたクチだけど、読み終わったときには完全に推しが決まってた。金江さん、ビジュアルだけじゃなくて、どこまでも丁寧でブレないキャラ造形にやられる。
物語の導入は、THE 大学生BLって感じ。灰賀くんは音楽サークル(重音研究部)に入部したてのピュア男子。ギターを弾く金江さんに一発で心を持っていかれるんだけど、ただの尊敬で済まない感じが最初から漂ってる。灰賀くん、いわゆる鈍感系男子なんだけど、そのまっすぐさと誠実さには好感を持たずにいられない。
そして、伝説の(?)飲み会罰ゲームでゲイ向け箱ヘルにGO!「え、そんな展開ある?」って思ったけど、これが意外と自然にストーリーに絡んでくる。しかも、その箱ヘルでまさかの金江さん登場。ここ、思わず噴き出したよね。灰賀の動揺っぷりがリアルすぎて可愛い。自分のセクシャリティにモヤモヤしてた灰賀が、金江さんと向き合うことで「自分って何者なんだろう?」とぶつかる。こういう真っ直ぐな悩み方、最近のBLではなかなか新鮮。
金江さんの箱ヘルでの働き方にもちゃんと理由が描かれてるのが良かった。体の関係に慎重な分、ちゃんと自分のルールを持ってる。彼が“好きな人としか本番はしない”って信念を持って働いてると知って、ただのエロシーン要員じゃないんだなって好感度が爆上がり。僕も、そういうキャラの芯の強さに弱いんだよなあ。
そして作中の雰囲気、全体的に優しい。エッチな描写は確かにあるけど、過激すぎず、灰賀の初々しさや金江さんの包容力が際立つ良バランス。これ、BL初心者にも自信をもって勧められるやつ。いわゆる「ガチの本番」なしでここまでドキドキさせてくれるの、結構すごいと思う。灰賀の大学一年生らしい、ちょっと頼りなくて一生懸命な表情にやられちゃう人、絶対多いはず。
2人の関係性も、サークルの合宿や日常のやりとりを重ねる中で、じっくりと距離が縮まっていく感じが好き。金江さんがクールに見えて、実は灰賀にヤキモチやいてたり、ちょっと意地悪しちゃう場面とか、個人的にはめちゃくちゃ萌えポイント高かった。ツンデレじゃないんだけど、素直になれない大人っぽさがBL“先輩キャラ”の理想形すぎる。
一方で、金江さんの男前受けって評されるけど、確かにビジュアルはめちゃクール。でも内面は、意外と繊細だったり寂しがり屋だったり、そのギャップにギュンとくる。なんか、「受け」とか「攻め」とかそういうラベルを気にせず、単純に一人のキャラクターとして好きになれるタイプ。しかも、灰賀の前だとちょっと女々しくなっちゃうのも、素直で可愛いんだよな。
全体を通して思ったのは、音楽と恋愛がいい感じに絡み合ってる点。単なる“禁断の恋”じゃなくて、2人が同じ音楽を通して成長していく過程が描かれてる。だからこそ、灰賀が金江さんを「好きだ」と自覚してからのストーリーが、無理なく心に入ってくる。この“ゆっくり丁寧に距離が近づく感じ”が、読後の余韻をめちゃくちゃ温かくしてる。
推しポイントはやっぱり金江さんの“顔”なんだけど(笑)、それだけじゃなくて、BLならではのドキドキと、現実感のある悩みや心の成長が両立されてるのが素晴らしい。あと、ピンクハートジャムの世界観にどっぷりハマったら、是非CDや続編も追いかけてほしい。音楽に乗せた2人の物語、絶対さらに沼るから。
まとめると、「ピンクハートジャム」は、顔面も中身も強いキャラたちが、じわじわと心を通わせていく過程が一番の魅力!エロもキュンも、じんわりとした優しさも詰まった、読後ホカホカ系BL。推しが見つかりそうな人、ぜひ上下巻まとめて読んでみて!
こんな人におすすめ
- 大学生BLにキュンとしたい
- クールビューティーな美形受けが好き
- セクシャリティを丁寧に描いた作品を探している
- BL初心者にも読みやすい作品を求めている
- 音楽やバンド要素のあるBLが好き
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ピンクハートジャム 上