【レビュー】子持ちホストの最高な隣人|イケメン作家×美人ホストの甘くて尊い家族時間

やぁやぁ、アラサー腐男子のダイキです!今回は「子持ちホストの最高な隣人」を読んでみたんだけど、これまたキラッキラでまぶしい一冊だったよ…。作家×ホストのカップルが、亡き姉の子どもと一緒に家族を作るっていう設定だけでもう優勝じゃない?大人同士の秘密の恋愛に、子育ての甘さとちょっぴり切なさが絶妙にMIXされてて、ページめくる手が止まらなかった…!しかも今回は、恋人・桐生の弟くんがホストクラブに殴り込み(?)してきて波乱の予感!だけど、根っこがピュアなキャラばっかりで、読んでて頬が緩みっぱなしだったのは僕だけじゃないはず。さて、そんな“最高な隣人”たちの日常、どんなドラマが待ってるのか…語っていくよ!

📝基本情報

作品タイトル:子持ちホストの最高な隣人

シリーズ:子持ちホスト

カップリング:絵本作家 ✕ ホスト

作者:桃季さえ 先生

出版社:芳文社

出版年月日:2022/12/05

📖あらすじ

No.1ホストとして働く聖也は、恋人の作家・桐生と一緒に、亡き姉の子・天稀を育てている。周囲には秘密の関係ながら、三人で過ごす日々は甘くて幸せそのもの。しかし、ある日聖也が働くホストクラブに、見慣れない指名客が現れる。その正体は、桐生の弟。彼は兄がホストに騙されていると誤解し、聖也を探りにやって来たのだった。天稀の存在までも知られてしまい、聖也は悩み始めるが、そんな聖也を心配した桐生は「もっと一緒にいよう」と提案する。二人の関係に家族が絡み始め、秘密が少しずつ明るみに。果たして三人の穏やかな日々は守れるのか?人気作家×美人ホストが織りなす、ドキドキの子育てBL第4弾!

🌟おすすめポイント

  • 作家×ホストという異色カップルの子育て同居BL!
  • 聖也と天ちゃんのキラキラ美形っぷりが眩しいほど魅力的
  • 弟くん登場で家族ドラマと波乱が加速、先が気になる展開
  • 天稀の天使級可愛さ&しっかり者ぶりに癒される
  • 隠された恋を守る、それぞれの優しさと絆の強さを実感

💬 感想・考察(ネタバレ注意)

いや〜もう、今回も最高だった!桃季さえ先生の「子持ちホストの最高な隣人」、第4弾!シリーズ通して安定の癒し&キラキラっぷりだけど、今回もその期待を全く裏切らなかった。まず、聖也の美しさが尋常じゃない。まつ毛の1本1本まで輝いてるって口コミで言われてたけど、ホントその通りで、ページをめくるたびに「美!尊!」って頭の中で叫んでた。天稀まで天使みが増してて、クリスマス近いからって、2人がもうマリア様と天使にしか見えなかったよ…(笑)

今回のストーリーは、秘密の関係を続けながらも3人で甘い日常を送っていたはずが、突如桐生の弟くんが現れて、こっちの心拍数が急上昇!しかも彼、最初は「兄がホストに騙されてるんじゃ?」って疑いまくり。でも結局、聖也の神接客&美貌にノックダウンされてるのが面白すぎた。あの距離感の近さ…営業だって分かってても、あんな顔で話しかけられたら通うしかないでしょ!(笑)

弟くん、最初から惚れてました感満載なのに、本人と聖也だけ気づいてないっていう鈍感っぷり。読者も桐生も「はいはい、もうバレてますよ?」って内心つっこんでたはず。しかも天稀の方がよっぽどしっかりしていて、子供なのに空気読む力が半端ない。「もっと我儘言ってもええんやで?」って思うくらい大人びてて、BL作品の子どもキャラってなぜこう賢いのか不思議。

今回の見どころは、弟くんの登場だけじゃなくて、聖也の仕事へのプロ意識がさらに光るところ。枕営業は絶対しないし、お酒も自分は飲まないって宣言しちゃう。ホスト=チャラいイメージをいい意味で裏切ってくる。この誠実さが桐生を惹きつけて離さないんだよな〜と納得。桐生も相変わらず溺愛っぷりがすごくて、「もっと3人の時間を増やそう」って提案するところは、胸がきゅっとなった。甘々なんだけど、現実的な不安(家族バレとか子育ての苦労とか)も混ぜてくるあたり、リアル感もあって共感しやすい。

あと、今回ちょっと不穏な空気から始まったのも印象的。誰かに見張られてる…って、普通ならサスペンス展開だけど、蓋を開けたら「ストーカー=桐生弟」だったっていう脱力感(笑)でも実は弟くん、根はめちゃくちゃいい子なんだよね。バレバレの尾行も可愛いし、最後は兄カップルに呆気なくやられてるし。そこに桐生の父親まで絡んできて、「ついに秘密がバレるのか!?」ってハラハラさせてくる。ここから家族絡みの大波乱かと思いきや、今回はその前の静けさって感じで、嵐の前のほっこりした時間が流れてる。

番外編の水族館デートも最高に可愛かった!普段夜の街でキラキラしてる聖也が、家族とまったりデートしてる姿とか、ギャップ萌えがすごすぎる。このシリーズの良さって、非日常感の中にしっかり「日常の幸せ」があるところだと思う。BLだけど子育てものっていう新鮮さもあって、読んでて癒されるし、ほっこりする。逆に、子どもが大人びすぎてるって指摘もあったけど、個人的には「天稀だからこそ、こういう家族に馴染める」って説得力を感じる。

まとめると、今回は大きな事件こそなかったけど、家族としての一歩を踏み出した感じがして、しみじみ幸せな読後感だった。次は桐生家のお姉さまたちも登場しそうな予感で、ますます目が離せない!この温かい空気感が好きなので、シリーズファンとしては大満足。まだ読んでない人、ぜひ最初から追いかけて欲しい!

🔍こんな人におすすめ

  • 子育てBLが好き
  • 作家×ホストという大人のカップリングが刺さる
  • 家族や周囲にバレそうなドキドキ展開を楽しみたい
  • キラキラした美麗キャラに癒されたい
  • しっかり者な子どもキャラの成長が気になる

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子持ちホストの最高な隣人

子持ちホストの最高な隣人

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ダイキ

アラサー腐男子。いままで読んだBL漫画は1,500冊以上!好きな作家さんはヤマダさん(鯛代くん、君ってやつは)、山田ノノノさん(跪いて愛を問う)、鯛野ニッケさん(その夜のどこか、シリーズ)、ほかたくさん。学園モノが好き。ファンタジー系もちょっと好き。グロ、ホラーは苦手。なるべくハピエン希望。

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