【レビュー】アフター・ミッドナイト・スキン5|社会人BLの甘々熱海旅行、でも最後に不穏フラグ?!

やあやあ!アラサー腐男子のダイキだよ~!
今回は、にむまひろ先生の「アフター・ミッドナイト・スキン」第5巻を読んできたので紹介しちゃう!このシリーズ、ドラマCD化もしてて勢い止まらんよね。前巻からず~~っとラブラブ甘々モード全開だった犀川さんと虎谷くん、ついに社員旅行で熱海にGO!お仕事も恋も絶好調だけど、そこに現れるは新キャラ&因縁(?)の鳥野さん…お約束の当て馬か!?ってソワソワした人、僕だけじゃないはず。
でも今回も2人の信頼とイチャイチャっぷりが最高レベルで補給されてて、ページめくる手が止まらなかった…!仕事で見せる成長と、プライベートな表情のギャップがもう尊い…。しかも特装版は浴衣でえちえちな2人が見られるという…大人のご褒美感、ハンパなし!とにかくほっこりで癒されつつ、最後にまさかの不穏モノローグで「え、何これ続き気になる!」って叫んじゃったよ。
そんなわけで、今巻の萌えポイントを語り倒していくので、ぜひ読んでってね~♪

📝基本情報

作品タイトル:アフター・ミッドナイト・スキン 5

シリーズ:アフター・ミッドナイト・スキン

カップリング:リーマン ✕ リーマン

作者:にむまひろ 先生

出版社:白泉社

出版年月日:2024/10/04

📖あらすじ

新プロジェクトの忙しさがようやく落ち着き、社員旅行で熱海へやってきた犀川と虎谷。最近はすれ違いがちな日々だったけど、旅行先でようやくお互いの時間をたっぷり満喫。実は、前巻から登場した新人・犬丸のOJT担当になった虎谷は、仕事でも成長中。そんな虎谷の頑張りに、包容力たっぷりの犀川が優しく寄り添う姿もグッとくるポイント。旅行先の温泉でイチャイチャ……と思いきや、まさかの鳥野さんと再会してしまい、甘いムードに不穏な空気が混ざりはじめる予感も?!恋人として関係を深めるラブラブな二人の日常と、今後の波乱を予感させる展開が詰まった1冊。

🌟おすすめポイント

  • 新人教育を通じて深まる2人の信頼関係が胸アツ!
  • 社員旅行編でのイチャイチャ浴衣シーンが眼福
  • 甘えん坊な犀川さんと成長する虎谷くんのバランスが絶妙
  • 濃厚なラブシーンがこれでもかと詰め込まれてて大満足
  • 予感漂うラストで次巻へのワクワクが止まらない

💬 感想・考察(ネタバレ注意)

5巻、まさに「ラブいちゃの大洪水」!とにかく犀川さんと虎谷くんの甘々っぷりが炸裂してて…。まさに社会人BLの理想形ってやつだよ。今回の主軸は、仕事上の成長と恋人としての絆、その両方が濃厚に描かれてて、読んでてニヤニヤが止まらないのに、ラスト1コマで急に心臓バクバク。「え、ここから波乱くる?」って感じで、最高に引き込まれた。

前半は新人・犬丸くんのOJTがスタート。虎谷くんが初めての後輩指導で悩みまくる姿、共感しかない…。実際、社会人男子として「後輩が褒められると自分も嬉しい」って気持ち、すごくよく分かる。で、そんな虎谷を見守る犀川さんの包容力が半端ない!虎谷が「ねぇ聞いてよ」とばかりに犬丸くんの話を相談しに行くたび、犀川さんがニコニコ優しく受け止めてくれるの…もう大人の余裕ってやつだね。「恋人力」も「先輩力」もどんどん上がってるふたりの成長がめちゃくちゃリアル。

その一方で、犀川さんのジェラシーがチラ見えするシーンがかわいすぎて悶絶。あの大人の余裕満載な犀川さんが、後輩ワンコの犬丸にちょっぴりヤキモチ焼いちゃうとか…ギャップが最高すぎる。しかも、そのモヤモヤを虎谷くんが「ヨシヨシ」して癒すって流れ、尊い以外の語彙が消滅する。普段は甘え下手な犀川さんが「ヨシヨシして」ってリクエストするの、破壊力えげつない。

そして後半は待望の社員旅行ターン。熱海! 温泉! 浴衣!と、BLラバーの夢と欲望が詰め込まれてて嬉しすぎる。仕事の合間に旅行を堪能するふたり、みんなに隠れてこっそりイチャイチャ…付き合いたてカップルかよ(笑)でもその「バレないように…」ってヒリつく感じが、逆に日常のリアリティを感じさせて、読者としては大興奮。社員みんなでワイワイしてるシーンもほっこりするし、この明るい空気感の中での甘々シーンは破壊力抜群だった。

エッチシーンも、相変わらず「単なるお約束」じゃなくて、ふたりの想いがちゃんと伝わってくる。狭いベッドで「ギュウギュウ」しながら、何度も重ねる夜。しかも毎回パターンが違うから、マンネリ感ゼロ。むしろ「これどうやってバリエーション出してんの!?」ってプロの妙技を感じる。虎谷くんがどんどん恋人力を発揮して積極的になっていくし、犀川さんが意外とガチ甘えん坊なのが発覚したり、二人の関係性が立体的に描かれててすごい。

ただ、ずっと甘々かと思いきや、終盤で鳥野さんが再登場して一気に不穏な空気が漂い出す…。遠くからふたりの仲良さげな様子を見てる鳥野さん、これは何か起こるフラグでしかない!現状はまさに「嵐の前の静けさ」ってやつで、幸せMAXなぶん「次は何くるの?」ってザワザワが止まらない。

ちなみに、4巻で登場した犀川さんの家族や従兄弟・明くん関連は今回はほぼ出てこない。今回は「会社」と「恋人」のバランスに全振りしてるから、これはこれで満足度高かった。犬丸くんの存在が、ふたりの新しい一面を引き出してくれて、まさに「出てきてくれてありがとう!」の気持ち。

まとめると、5巻は大人リーマンBLとしての「癒し」と「萌え」と「ドキドキ」を全部盛りした、極上の一冊。二人の会話もイチャイチャもエッチもぜんぶリアルなのに尊くて、読後ずっと幸せな気持ちでいられる。…が、ラストで一気に不安が押し寄せてきて、次巻への期待MAX!この「幸せ→不穏」の振り幅の上手さ、にむまひろ先生、さすがっす!

…てことで、BL好きな全アラサー男子にバチバチにおすすめです。

🔍こんな人におすすめ

  • 社会人BLのリアルな職場ドラマを楽しみたい
  • じれじれからのラブラブ甘々なカップルが好き
  • 新人教育やOJTなど職場での成長要素にグッとくる
  • 嫉妬や「ヨシヨシ」など可愛いカップル描写に癒されたい
  • エロもたっぷり濃厚な夜のシーンが欲しい
ダイキのアイコン

ダイキ

アラサー腐男子。いままで読んだBL漫画は1,500冊以上!好きな作家さんはヤマダさん(鯛代くん、君ってやつは)、山田ノノノさん(跪いて愛を問う)、鯛野ニッケさん(その夜のどこか、シリーズ)、ほかたくさん。学園モノが好き。ファンタジー系もちょっと好き。グロ、ホラーは苦手。なるべくハピエン希望。

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