やあ!アラサー腐男子のダイキです!
今日は「狼パパは羊ヅラしてやってくる」っていうBLを読んだので語っていくよ~。タイトルからしてもう、あれ?羊?パパ?どっちなん?ってツッコミどころ満載だけど、そのギャップがたまらん作品だった…。子持ちBLと聞くと敬遠しがちな人もいるかもしれないけど、この作品は“家族愛”と“恋愛”のバランスが絶妙で、読んでてほんわか癒されたわ…!萩原さん(受け)が抱える過去のトラウマとか、子育てに奮闘中の真木くん(攻め)の包容力とか、そして何より可愛すぎるちびっこ・律くんの破壊力!もう読んでるこっちがメロメロ…。家族って血のつながりだけじゃないんだな~って、改めて大人になってからグッとくるテーマが盛り込まれてるよ。さてさて、詳細感想いってみようか!
基本情報
あらすじ
「子持ちの男とは恋愛しない」と心に決めていた萩原。だけど、会社の後輩・真木と、その息子・律と関わるうちに、二人との時間がどんどん大切になっていく。真木は見た目は草食系だけど、その実、かなりの肉食(狼)で…? 家庭がある相手との恋を避けたい萩原は、このままじゃいけないと距離を取ろうとするけど、真木の優しさと、ちびっこ律のかわいさに抗えない!そして、ある夜、萩原が思いきって真木を誘うと、意外にも真木は応じてきて…。ただの誠実なパパだと思い込んでいたら、実はしっかり「狼」な真木の本性が明らかに。血の繋がらない親子、訳ありリーマン、そして悩める恋心。3人で過ごす日常の中で、家族のかたちを見つけていく、ほっこり子育てBL!
おすすめポイント
- 子連れシングルファーザー×訳ありリーマンの心温まる家族BL!
- ちびっこ律くんの可愛さに癒され度MAX!
- 血縁を超えた「家族」の形にほろっとする感動あり
- 優しそうなパパ・真木の実は腹黒い一面も見どころ
- Hシーンも程よく、3人の日常の幸せ感がじんわり伝わる
感想・考察(ネタバレ注意)
最初タイトルを見た時は、「羊ヅラした狼パパって…どんな腹黒パパが来るの?!」とワクワクして手に取った僕。蓋を開けてみたら、めちゃくちゃ癒やされる家族系BLで、肩の力抜いて読めるのが最高だった。
主人公・萩原は「子持ちの男とは恋しない」と心に決めてるんだけど、その理由がめちゃくちゃリアルで刺さるんだよね。彼が子供の頃、親の再婚で辛い思いをしたから、「人の家庭を壊したくない」って気持ちが根っこにある。こういう過去がちゃんと描かれてると、ただの「子持ちに惹かれる系BL」じゃなくて、ぐっとストーリーに深みが出る。おかげで、萩原が真木&律親子と距離を詰めていく過程にも説得力があるし、一緒に過ごす3人の空気感がすごく自然で、読んでる方も一緒に家族ごっこしてるみたいな気分になっちゃった。
そして、何と言っても律くん(ちびっこ)がかわいすぎる!「目に入れても痛くない」って、まさにこのこと。無邪気に懐いてきて、萩原もどんどんガードが緩んでいくんだけど、それがもう微笑ましい。子育てBLって、子供が可愛いと癒されるんだけど、律くんは100点満点で可愛い。しかもこの子、実は真木の実子じゃなくて養子っていう事実が途中で明かされるんだよね。真木が血の繋がりなくても律を愛情深く育ててるって分かった瞬間、「このパパ、ただの羊ヅラじゃなくて、実は超誠実な狼だったのか!」って納得しちゃったよ。
真木は最初フワフワしてて優男っぽいんだけど、ここ一番ではしっかり自分の芯を見せるタイプ。どこか腹黒さもあって、萩原が一線を越えようとしたときも、意外とノリノリで応じるし、エロシーンもなかなか積極的(というか、ムッツリ?!)。律くんが寝静まった後のイチャイチャも、どこか「大人の余裕」って感じで、でも真木がたまに見せる本音や独占欲にドキっとさせられる。こういうギャップ、ズルいよな~!
ストーリー自体は大きな事件が起きるわけじゃなくて、あくまで日常の積み重ね。ヒーローショーに行ったり、ご飯を作って一緒に食べたり。もう、完全に家族の風景。だけど、萩原が律くんに自分を重ねて優しくなれたり、真木との距離が縮まるたびに昔のトラウマが癒やされていく感じが、読んでてぐっと来た。家族のカタチって、血縁や戸籍だけじゃないんだな…って、真木の言葉にほろっとする場面も。
あと正直、エロの描写がちゃんとあるのも高ポイント!家族ものBLって、雰囲気重視でエロが薄めな作品も多いけど、この作品はガッツリやることやってます(笑)イチゴプレイ(!)とか、ちょっと笑っちゃうような小ネタも入ってて、遊び心があって良い。
読んでいて一番好きなのは、3人が「本当の家族」になっていく瞬間の積み重ね。律が他の子にチューされて2人して白目剥いてショックを受けるシーンとか、もう可愛すぎて悶絶した。萩原もだんだん律くんにメロメロになっていくし、最初は「家庭を壊したくない」って悩んでたのに、気づけば「俺が守る家族だ」って顔になってるのが良い。こういう、ゆるやかに居場所ができていく話、大好きだ。
あと、巻末の記念写真みたいな演出も地味に好きなんだよな…日々の幸せが一枚の写真になったみたいで、読後感がさらにあったかくなる。
まとめると、「狼パパは羊ヅラしてやってくる」は、子育てBL初心者でも安心して読める、優しさたっぷりの一冊。ガチガチに重いテーマではないけど、ちゃんと登場人物の過去やトラウマに寄り添ってくれるし、エロも家族愛もバランス良し。癒やされたい夜に読むには、もってこいの作品でした!
こんな人におすすめ
- 子育てBLに癒されたい
- 血縁だけじゃない家族の形にグッとくる
- シングルファザー×訳ありリーマンの関係が気になる
- 可愛いちびっこキャラに弱い
- ほのぼのと温かい気持ちになりたい
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狼パパは羊ヅラしてやってくる