【レビュー】溺愛カレシは仏頂面してやってくる|無愛想保育士×リーマンの激甘同棲ラブ

やっほー、ダイキです!今日は来栖ハイジ先生の「溺愛カレシは仏頂面してやってくる」を読んだので紹介するよ~。これ、とにかく甘い!まるで糖度100%のシロップにどっぷり浸かったような、幸せすぎる同棲BLだと思ってもらってOK。ぶっきらぼうな保育士・加持と、ちょっと不安げで健気な会社員・由良のカップルなんだけど、加持の仏頂面の奥に隠れた溺愛ぶりと、由良のかわいさがもう…尊い!二人のすれ違いも「そんなことでモヤモヤしちゃうの?!」って微笑ましいし、安心して読めるから、僕みたいにハラハラ展開が苦手な人にもおすすめ。しかも描き下ろし20Pの温泉シーンとか、サービス満点で大満足!由良の色気には思わず自分の顔も赤面しそうになったわ…。ちびっこ組の高校生編も収録されてて、おまけも盛りだくさん。甘くてちょっぴり切ない、でもやっぱりハッピーな同棲ラブ、さっそく語っちゃいます!

📝基本情報

作品タイトル:溺愛カレシは仏頂面してやってくる

シリーズ:狼パパは羊ヅラしてやってくる

カップリング:保育士 ✕ リーマン

作者:来栖ハイジ 先生

出版社:芳文社

出版年月日:2018/12/26

📖あらすじ

無愛想で仏頂面な保育士・加持と、会社員の由良が同棲を始めて半年。加持のふとした笑顔や視線にドキドキしながらも、体力モンスターな加持とのエッチについていけず、由良はちょっと自信喪失…。さらに、頑張って加持を満足させようとするけど、逆に加持に拒否された!? 「もしかして飽きられた…?」と不安が募る由良だけど、実は二人のすれ違いは愛ゆえの勘違い。甘くて切ない、だけど時に笑っちゃうくらいピュアな同棲ラブストーリー。さらに、由良の甥っ子と幼馴染の、可愛さ全開な高校生カップル編も収録。

🌟おすすめポイント

  • 無愛想保育士×健気リーマンの溺愛同棲ストーリーが激甘すぎる!
  • 加持先生の無自覚な色気&表情がとにかく眼福!
  • すれ違いも安心して読める微笑ましさで癒し度MAX
  • エロは愛情たっぷりで、見応えも満点
  • 番外編の浴衣エッチや高校生カップル編も楽しめるお得感

💬 感想・考察(ネタバレ注意)

いや~、これはタイトル通り、愛がダダ漏れの一冊だった!読み終わった直後の僕は砂糖まみれになった気分。まずね、加持先生の仏頂面がすでに懐かしいレベルで、どのページ開いても由良への愛が溢れすぎてて、もはや「仏頂面どこいった?」案件。表紙の猫柄エプロンとかギャップ萌えで笑っちゃうんだけど、実際の加持は無愛想なのに目がとにかく優しい。

今回のお話は、付き合って一年、同棲して半年の二人。いわゆる「恋人生活安定期」なんだけど、むしろここからが見どころ。正直、BLって付き合うまでがメインの作品多い中で、この「幸せのその後」をしっかり見せてくれるのは貴重なんだよね。そして加持がいちいち由良を見つめる表情が甘すぎて、僕、何度も「これ本当に仏頂面だったんだよな…?」って過去を疑いそうになった。普段は塩対応なのに、由良限定でデレッデレ。あれはもう飯テロならぬ愛テロ。見てるこっちの心拍数も跳ね上がる。

で、今回のテーマはズバリ「すれ違い」。でも重苦しいやつじゃなくて、「お互い好きすぎて空回り」なタイプ。加持先生、体力おばけ(失礼)で絶倫なのに、なぜか由良のエッチを途中でやめちゃう。由良は「飽きられた…?」って悩むんだけど、読者視点からすると「いやいや、加持、めっちゃ溺愛しとるやん!」ってなるわけ。こういう好き同士なのに不安になるの、すごくリアルで刺さる。由良、前の恋人で「好きって言いすぎてウザがられた」トラウマがあるから、余計に頑張っちゃうんだよね。気持ちが空回りするのも、ちょっとした嫉妬や不安も、全部ひっくるめて「恋してるなぁ」って感じでグッとくる。

由良の健気さも絶品。小声で「…すき」とか呟いちゃうし、嫉妬してみたり、頑張って色気を出そうとしたり。いや、加持が溺愛しないわけないだろコレ!しかも、由良の色気もどんどん増してる。すぐ頬を赤らめて、でも一生懸命なところが「守ってあげたい男子」ランキング上位確定。由良の魅力が爆発しすぎてて、僕も何度「かわいい!」と心の中で叫んだことか…。でも、一方で弱さや不安も隠せなくて、そこがまた人間らしくてイイ。

Hシーンもただのサービスじゃない。全力全脱ぎで肌と肌のぶつかり合いが熱いんだけど、浴衣エッチみたいな変化球もあって、こちらも趣が違って最高。由良の乳首描写へのこだわりにはもはや笑うしかないし、「これはいい乳首だ!」なんて思う日が来るとは…BL沼、深い。エロというより「愛の確認」がテーマになってて、読後に残るのは多幸感。これは本当に「愛を読むBL」だなって思った。

あと、番外編のちびっこ高校生カップル、奏汰×律もほのぼのしてて癒し。天然×寡黙男子の組み合わせって、やっぱり平和の象徴だと思う。大人組が右往左往するラストのコミカルさも絶妙で、シリアス一辺倒じゃない作家さんの引き出しの多さに脱帽。

総じて、「溺愛カレシは仏頂面してやってくる」は、甘々度MAXで、でもちゃんと恋愛のリアルな不安やすれ違いも描かれてるから、読んでて安心できるし、心がポカポカする。攻めの包容力、受けのかわいさと健気さ、二人の間に流れる溺愛の空気――どこを切っても珠玉。1巻で加持沼に落ちた人は絶対読むべし!そして、これから同棲BLに手を出したい人にも超オススメ。僕も読み返すたびに「こんな恋がしたいな…」って、ちょっとだけ現実逃避しちゃうくらい、幸せをおすそ分けしてくれる一冊だった!

🔍こんな人におすすめ

  • 同棲カップルの甘々な日常を見守りたい
  • 塩対応な攻めが恋人限定で激甘になる展開が好き
  • ふたりの愛がひたすら溢れてるBLを求めている
  • すれ違いも安心して見ていられる癒し系BLが読みたい
  • Hシーンも愛重視でじっくり楽しみたい
ダイキのアイコン

ダイキ

アラサー腐男子。いままで読んだBL漫画は1,500冊以上!好きな作家さんはヤマダさん(鯛代くん、君ってやつは)、山田ノノノさん(跪いて愛を問う)、鯛野ニッケさん(その夜のどこか、シリーズ)、ほかたくさん。学園モノが好き。ファンタジー系もちょっと好き。グロ、ホラーは苦手。なるべくハピエン希望。

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