やっほー、ダイキだよ!今回は山田2丁目先生の「食べてもおいしくありません 2」を紹介するぞ!1巻の時点で既に鬼×ヒトという異色カプ設定に萌え転げてた僕だけど、いや~2巻はさらに破壊力が増してました…。今回のテーマは「我慢大会」!穂高がまさかの断食宣言、でも日和も「されたい…けど…我慢…」みたいな感じで、ふたりのギリギリ攻防がもう尊すぎて、ページめくる手が止まらんかった…。触れ合うだけでもうエロい、でもキスもしない、なのになぜだか超エロい不思議空間。高校生男子の煩悩と純情のせめぎ合いに、アラサーな僕の表情筋がバグりました。新キャラも出てきて、鬼設定が深まったり、ツノとか味とか…もう語りたいこといっぱい!BL好き、チョロ可愛い受け好きには絶対おすすめだから、ぜひ続きを読んでみて!
基本情報
あらすじ
人間の日和は、ハイスペックな鬼・穂高に「ちゅーちゅーガブガブ」されまくる毎日。やめてほしいのに、されると気持ちよくなっちゃう自分が悩みの種。ついに「このままじゃ自分がヤバい!」と危機感を覚えた日和は、穂高に“断食”を命じる。食べたいけど我慢、でも手を繋いだりギュッと抱っこしたり…お預け状態でドキドキMAX!捕食者×被食者の関係性に加え、鬼の「型」や新キャラも登場し、ますます深まる世界観。恋人未満のギリギリな距離感、我慢大会の末に二人の気持ちは…?一筋縄じゃいかない執着愛と、じわじわ高まるエロスから目が離せない第2巻!
おすすめポイント
- 捕食者(鬼)×被食者(人間)の独特な関係性にドキドキ!
- 我慢大会で高まるエロスとじれったさが最高に萌える
- 甘い雰囲気ゼロなのにイチャイチャ感が溢れ出す二人
- 穂高の健気な「好き」のための我慢が尊すぎる
- 新キャラ・薬師くんの登場で物語がさらに深みを増す
感想・考察(ネタバレ注意)
前作の時点で「鬼×ヒト」という捕食者と被食者の関係性がBLとしてめちゃくちゃ斬新だなと思ってたんだけど、2巻でその設定がさらに爆発してて、もう初っ端からニヤニヤが止まらなかった…!いや、ほんと、「ちゅーちゅーガブガブ」って擬音だけで笑えるし萌えるし、日和が可愛すぎて表情筋がもげそう(?)
本作のテーマは一言で言うと「我慢大会」。これ、BLでありそうでなかったシチュエーションの味付けが絶妙。穂高は人間の日和をガチで食べたい(物理的にじゃなく性的な意味と快楽物質的な意味で)んだけど、あまりに食べすぎて日和の防衛本能が壊れちゃいそうになる。そこで日和が「ちょっと断食しろ!」って言い出して、穂高がまさかの断食モード突入。これがまた…穂高が全然我慢できないかと思いきや、意外と根性見せるんだよな~。腕を自分で噛みながらまで日和との約束を守ろうとする穂高の健気さ、完全に反則級。攻めがここまで「好きだから我慢する」って、健気すぎてグッとくるし、我慢してる雰囲気が逆にエロさ倍増なんだよね。
で、ただ「我慢」するだけじゃなくて、2人が物理的に触れ合い続けるっていうのがまたエロい。キスもエッチも禁止だけど、ひたすら「触る」「手をつなぐ」「膝の上にのせる」…もうこの密着っぷり、普通に耐えられないでしょ!ベッドの上で素肌を合わせてギリギリのラインを保ってる2人、山田2丁目先生の「キスだけでエロい」の真骨頂を見せつけられた気分。キスシーンの描写って、正直ここまで艶っぽくなる!?ってぐらい、めっちゃ濃厚。直接的な画を見せられるより、想像力を掻き立てられる間接的な画の方がえっちぃと思うんだよね(ジュルリ
それにしても、日和の無自覚な可愛さが毎度ヤバい。自分の体が敏感なのは「穂高に食われすぎたせいじゃ…?」って頭抱えてるのに、穂高の我慢が限界突破しそうになると「我慢できなかったら、少しくらい食わせてやってもいい…」と無意識に甘やかし始める。ツンデレ…っていうより、鈍感チョロかわ受けって感じ(笑)穂高にはあれこれ要求するくせに、自分の気持ちには超鈍感なところ、読んでて思わず「日和、お前…!」って肩を掴みたくなる。
鬼設定も今回はさらに深堀り。「鬼型」っていう血液型みたいな分類が出てきて、新キャラ・薬師も登場。穂高の執着の強さが自分の「朱型」ゆえなんだって説明が入るんだけど、あーなるほどそういうことか!と妙に納得。薬師が絡むことで穂高の独占欲爆上がり、セキュリティ本能発動しまくり。これがまた可愛いし、「この2人の間、誰も割って入れないな」感あって安心できる。
また、感情で「キスの味が変化する」という萌え設定も爆誕。これ、BL好きは絶対好きなやつ!日和のために我慢を積み重ねて、ついに2人が抑えきれずエッチに流れ込むシーン、こっちの我慢も限界突破ですよ。寸止めされまくって「早くくっつけ!」と念じてた自分が、いざその瞬間を迎えた時の破壊力たるや…。しかも、描き下ろしエピソードの「ツノ舐め」…これもエロすぎて変な声出ました。山田2丁目先生、本当に天才です。
全体的に「捕食者×被食者」の関係が、ただのエロ要素じゃなくて、心理的な駆け引きや信頼の積み重ねに繋がってるのが本作の深み。穂高が「好きだから我慢する」「好かれたいから自分を抑える」という姿勢は、普通のカラダ目当ての攻めとは全然違って、愛情表現としてめちゃくちゃグッとくる。しかもその我慢の先にあるご褒美シーンが、ただ甘いだけじゃなくて「食って食われる」激しさも忘れてないのが最高。
あと、何気に日和の兄ちゃんとか、新キャラの今後もめちゃくちゃ気になる。次巻以降でどんな風に絡んでくるのか期待しかない。
まとめると、「我慢大会」っていう一見コミカルなシチュエーションの中にも、鬼×ヒトの切なさや、信頼・愛情・独占欲…いろんな感情がぎゅぎゅっと詰まってて、2人の距離感の変化にずっとドキドキできる一冊。とにかく萌えて、笑って、最後はごちそうさまでした!と叫びたくなる2巻でした。
山田2丁目先生、最高!
こんな人におすすめ
- 我慢と欲望の攻防戦に萌える人
- 捕食者×被食者という特殊な関係に惹かれる人
- ちょろ可愛い受けと健気な攻めのカップリングが好き
- じれじれイチャイチャの空気感ににやけたい人
- 設定の凝ったファンタジーBLを読みたい人
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食べてもおいしくありません 2