【レビュー】pop one’s cherry|ドSα×屈強Ωの意地っ張り幼馴染オメガバース

やっほー、アラサー腐男子のダイキです!今日は「pop one's cherry」っていうBLを読んだので、テンション高めで紹介しちゃうよ!いやー、オメガバースものって正直当たり外れあるけど、これはマジで刺さった…!超強気で物理的にもメンタル的にも最強なΩのサクちゃんと、表向きはイケメン生徒会長、だけど実はドSなαの廉次。幼馴染みの二人が、エモとエロの狭間でケンカップル全開でバチバチやり合う感じがたまんない!ヒートにも屈しないサクちゃんの強さと、それに執着しつつも一途な廉次のギャップが最高すぎて…ページめくる手が止まらなかったよ。エロも濃厚だし、ちゃんとお話も熱い!この二人、どうなっちゃうの?!って気になる人、絶対注目のオメガバースだよ。

📝基本情報

作品タイトル:pop one's cherry

シリーズ:pop one's cherry

カップリング:高校生 ✕ 高校生

作者:百合アズル 先生

出版社:笠倉出版社

出版年月日:2022/03/25

📖あらすじ

小さい頃から一緒に過ごしてきた幼馴染み、超強気なΩの咲真と、クールな生徒会長でαの廉次。でも、第二性が明らかになってからは、微妙な距離感が生まれてしまった二人。そんなある日、咲真がヒートを迎え、うっかり廉次の制服の残り香でムラムラしてしまう…しかも、その現場を一番見られたくなかった廉次にバッチリ目撃される羽目に!表向きは完璧だけど実はドSな廉次と、何があっても折れない咲真の、オメガバース世界ならではのラブバトルがスタート!お互いに譲れないプライドがぶつかり合い、すれ違いながらも惹かれ合う二人の関係はどうなっていくのか?エロもエモも満載、肉体も気持ちもぶつかり合う幼馴染みケンカップルの行方に注目です。

🌟おすすめポイント

  • 幼馴染みα×Ωのケンカップルが尊い!
  • 超強気で物理的にも強いΩ・サクちゃんが新鮮
  • ドSで変態だけど一途なα・廉次のギャップが最高
  • エロシーンが濃厚で官能部門ランクインも納得
  • 細かい作画や体格、乳首・下着の描写まで丁寧

💬 感想・考察(ネタバレ注意)

いやー、「pop one's cherry」…予想以上にやられました。タイトルからして「チェリー」をポップに!?とか軽く考えてたんだけど、内容は軽快さと濃さが絶妙にミックスされてて、ページめくる手が止まらなかった。幼馴染み設定×オメガバースって王道だし、ある程度展開も読めるかな?なんて思ってた自分、今すぐ正座してごめんなさいしたい。

まず受けの咲真(サクちゃん)が最高すぎる。Ωって基本的に「守られがち」なイメージだけど、彼は真逆。物理的にも精神的にもめちゃくちゃ強い。序盤でサッカーボールをヘディングで返すところとか、「えっそれギャグでしょ?」と思いきや、ガチの強キャラ。強気受け好きにはたまらんやつ。物理的に強いΩってだけで既に新鮮なのに、その強さの裏にもちゃんと理由があるっていうエモさよ。単なる「強がり」じゃなくて、「対等でいたい」という信念だったり、バース性に屈したくない想いが根っこにあるんだよね。自分がΩだからって自分を卑下しない、負けず嫌いで一生懸命な咲真の姿、めっちゃグッときた。

一方の攻め、廉次。こっちはイケメン生徒会長αで、しかも関西弁。外面は爽やかだけど、実はドSの変態っていうギャップ。最初は「こいつ絶対一筋縄じゃいかないやつ…」と思ったけど、読み進めると実はめちゃくちゃ一途で咲真LOVE。変態だけどピュア。サクちゃんを追いかける姿、全然ブレない執着心、時折見せる余裕のなさ…これがまたエモい。関西弁で急に真剣なこと言われると「お前さぁ…それズルいわ!」ってツッコみたくなる。あと、表紙や作中でも伝わるけど、細目で腹黒そうな顔してるのに、咲真の前だと「好き」ダダ漏れで、そのギャップにニヤニヤせざるを得ない。

二人の関係性の描き方がめっちゃ秀逸。幼馴染みだからこその距離の近さと、思春期特有のすれ違いがリアル。第二性が判明してから距離を取っちゃう感じ、男同士の友情が「本能」っていう厄介な壁でこじれるやつ、分かる!って思った。しかも咲真、本能に抗いまくるから、廉次も「だったらこっちも意地でも振り向かせたるわ!」ってなる。ケンカップルの意地の張り合い、読んでてニヤニヤ止まらん。廉次は咲真にめちゃくちゃ執着してるんだけど、それを変に押し付けない優しさもあって、「お前、沼だな…」ってなる。なんだかんだで、結局両方ともお互いが唯一無二の存在なんだなーって伝わってくるのがいい。

オメガバース設定も無駄にしてない。ヒートのエピソードはエッチ目的の装置じゃなく、「体が先行しちゃう切なさ」とか「バース性に逆らいながらも惹かれ合っちゃう苦しみ」がちゃんと描かれてて、むしろストーリーの芯。ヒートに屈しない強いΩがヒートでやられる…でもただ流されるわけじゃなく、本能と自我のせめぎ合いを見せてくれるのが熱い。廉次が「バース性関係なくお前じゃなきゃ興奮しない」って堂々と言い切るシーン、心臓ギュンギュンだった。なんだこの攻め…って叫んだの僕だけじゃないはず。

エロシーンは…いや、お世辞抜きで濃い。玩具も拘束もぶっ込んでくるわ、乳首描写にこだわり感じるわ、正直ちょっと笑いそうになるくらい作画が気合い入ってる。エロ描写を、二人の関係性や心情の変化を伝える場面にしてるのが本当に上手い。濡れ場でトロトロになったサクちゃん、いやあ…これがまた可愛いのよ。普段は男前なだけにギャップが爆発してて、廉次の攻め顔にもニヤニヤしっぱなし…。エロだけじゃなく、エモもしっかり詰め込んでくるのズルい。

サブキャラも地味にいい味出してる。二人の母親がちょこちょこ出てくるんだけど、キャラが立ってるし、「この親にしてこの子あり」感があって笑った。あと、個人的には廉次の関西弁がほんと好き。普段はチャラついてるのに、ふとした瞬間に本音をポロっと漏らすとこ…キュンです(死語だけど許して)。

総じて、ドS攻め×強気受け、しかも両方とも幼馴染みで高身長・細マッチョっていう、いろんな性癖にぶっ刺さる作品。エロとエモのバランスが神すぎて、「こういうオメガバースが読みたかった!」って膝打った。強気受け、ケンカップル、執着攻め、エロ重視な人、どこか一つでも刺さるなら間違いなくオススメ。続編も決まってるみたいだし、サクちゃんが素直になる日を全力で見届けたい。いやほんと、推しがまた増えてしまった…どうしてくれるの百合アズル先生!

🔍こんな人におすすめ

  • ドSな執着攻め×強気な受けが好き
  • 幼馴染みカップルのすれ違いに萌える
  • オメガバース設定に新鮮さを求めている
  • エロもエモも濃厚に味わいたい
  • 男前なΩキャラに惹かれる

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ダイキ

アラサー腐男子。いままで読んだBL漫画は1,500冊以上!好きな作家さんはヤマダさん(鯛代くん、君ってやつは)、山田ノノノさん(跪いて愛を問う)、鯛野ニッケさん(その夜のどこか、シリーズ)、ほかたくさん。学園モノが好き。ファンタジー系もちょっと好き。グロ、ホラーは苦手。なるべくハピエン希望。

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