やあやあ、ダイキです!今日は紅先生の「セフレ、やっぱなしで!」を紹介するよ!タイトルからしてヤバそうな雰囲気バリバリだけど、内容もすごく良くてドツボだった(笑)これエロだけじゃなくて、青春のきらめきもたっぷり味わえる幸せBLなんだよね~。巨根という悩みを抱えたイケメン・月岡と、元気でちょっとおバカな時枝くんがセフレ関係から始まるって時点で、すでに波乱の予感しかない(笑)「彼女ができるまで」って期間限定の約束も、若さゆえの無鉄砲さを感じちゃう。しかも会話がテンポよくて、方言(たぶん博多弁?)がまた可愛いんだわ…!ギャグも効いててクスッと笑えるし、でもキュンとする場面もたまらない。セフレから始まる両片思い、どうなっていくのか…さあ、ダイキの全力レビュー始めます!
基本情報
あらすじ
イケメンだけど恋愛が長続きしない悩みを持つ月岡は、XLサイズの局部が原因で彼女たちに振られ続けてきた。そんなある日、隣のクラスの時枝にたまたまトイレでモノを見られてしまい、なんと軽いノリで「一回セックスしてみらん?」とセフレの提案を受けることに。実は時枝も過去にお姉さんにお尻を開発されて以来、快楽に素直なタイプ。ふたりは「彼女ができるまで」の期間限定でセフレ関係を始めるけど、一緒に過ごすうちに、互いの素顔や優しさ、不器用な一面にどんどん惹かれていく。明るくて元気だけど、どこか繊細な時枝。ちょっとクールで不器用だけど、実は独占欲つよめな月岡。そんなふたりの、両片思いのすれ違いと胸キュンな青春が加速していく!青春ラブコメとエロが絶妙に絡み合う、等身大DKふたりのセフレから始まる恋物語。
おすすめポイント
- 方言の自然な会話が可愛くて独特の雰囲気を楽しめる
- セフレから始まるけど健全で眩しい青春感がたっぷり
- エロシーンも充実しつつ恋愛のじれキュンがしっかり味わえる
- おバカだけど憎めない時枝くんとクールな月岡くんのキャラが最高
- 脇役キャラや女子たちも存在感抜群で学園生活の描写がリアル
感想・考察(ネタバレ注意)
「セフレ、やっぱなしで!」を読んで、まず感じたのは「なんだこの青春の眩しさと妙な明るさ!」ってこと。タイトルからしてちょっとド直球だし、てっきりエロ重視のガチセフレBLかと思いきや、全然違った。むしろエロもラブもギャグも、全部コミコミで1ページごとにテンポよく楽しませてくれる良作だったよ。
まず、攻めの月岡くん。彼女に振られるたびに理由が「デカすぎ」っていう、思春期男子には重たすぎるコンプレックスを抱えてて、最初はちょっと気の毒な感じ。でも、どこかサバサバしてるし、ちゃんと落ち込むところもリアルなんだよね。クール系男子だけど、時枝くんの前だとだんだん独占欲とか、嫉妬とか、無自覚にダダ漏れてるのがめちゃくちゃニヤけるポイント。いつの間にか「俺だけのものにしたい」って気持ちが見え隠れしてて、読者の僕も「いや、もう好きでしょ?」とツッコミたくなる。
一方、受けの時枝くん。成績いいのにおバカと言われてる…このギャップ、最高。彼女にお尻を開発されてから、快楽探究心に忠実なところがすごく今時っぽいし、「一回やってみらん?」の誘いがトイレで繰り出されるあたり、もはや青春のノリというか、おバカの極みというか(笑)でも、時枝くんの明るさって、ただの脳天気じゃなくて周りにすごく気を遣えてるし、実は結構繊細。徐々に月岡くんのことを「特別」だって自覚していく過程が、まるで自分の初恋をもう一度見てるみたいで、ちょっと胸が苦しくなる瞬間もあった。
この2人、セフレ始まりだけど、全くチャラくないんだ。むしろ、付き合う前提の友達以上恋人未満な感じ。「彼女できるまで」って期間限定のはずが、どんどん「好き」が溢れてきちゃってるのに、どっちも素直じゃないからすれ違いそうで、でも絶妙にすれ違わない(笑)「両片想い」って言葉の意味、これほどピッタリ来る関係もなかなかない。読みながら「早くくっつけよ!」って何度も叫びたくなったのは僕だけじゃないはず。
それからモブキャラの存在感も地味にすごい。時枝のクラスの女子たち、掛け合いが妙にリアルで、いかにも「青春ど真ん中!」って感じ。博多弁のセリフ回しも効いてて、全体的にキャラが生き生きしてる。女子のテンションに巻き込まれる男子高校生たちの雰囲気とか、やりとりのバカっぽさがまさに学生の日常っぽいんだよなぁ。作者の紅先生、こういう空気感を描くのすごく上手い。
エッチシーンは、2人の心情や関係性がしっかり反映されてるのが好感度高い。「でっか!」と叫ばれて悩んでた月岡が、時枝に「そのままで良い」と受け止めてもらって、ちょっとずつ自信を取り戻す流れがエモい。付き合う前のバカップルっぽさと、付き合ってからの「実はこっちが初夜!?」みたいな初々しさのギャップもめちゃくちゃ萌える。
あと、紅先生の作品は「触らないで、抱きしめて」を読んだことがあるんだけど、あまりの明るさ&ギャグ寄りな作風に「これは同じ作者!?」って驚くかも。僕も最初「紅先生でこんな爽やか?」って思った(笑)でも、根っこにある人の弱さや悩みへの寄り添いは変わらず、そこに元気いっぱいのラブコメ空気を乗せてきたのが新鮮で、めちゃ良かった。
個人的に一番好きだったのは、時枝くんが自分の気持ちにグルグルし始めて「しゅき」ってなっちゃうところ。かわいすぎて悶絶。あと、月岡くんが時枝くんに「俺以外とセックスするな」とか独占欲爆発してるのに、時枝くんが全然ピンときてないのも、なんかもう愛おしい。
ラブもギャグもエロも全部盛りで、何も考えずに楽しめる1冊。だけど、しっかり心も温まるし、キュンが止まらん!
こんな人におすすめ
- セフレから始まる両片思いの青春BLが好き
- 巨根ゆえの悩みやコンプレックスを描いた話に惹かれる
- 博多弁や方言キャラに萌える
- おバカかわいい受け×クール系イケメン攻めが好き
- エロもコメディもバランスよく楽しみたい
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セフレ、やっぱなしで!