やっほー!アラサー腐男子・ダイキです!今日紹介するのは、澄谷ゼニコ先生の「息できないのは君のせい 3」だよ。待ってたぜ3巻!優男フルート奏者の矢野×男前サックス奏者の志筑、ラブラブ同棲編がついに本格始動って感じで、最初から最後まで萌えによる酸素不足が深刻です。なんでもない日常がもう溺愛MAXで、読んでるこっちがニヤけ顔止まらない…!でもそこに志筑の元バンド仲間・三好登場で、不穏な空気がぷわ~っと立ち込めちゃう展開もアリ。音楽と恋と、ちょっとした過去の影が重なるこの絶妙なバランス、BL好きにはたまらんやつ。2人の進化したイチャイチャだけじゃなく、それぞれの成長や葛藤も描かれてて、普通のバカップルじゃ終わらないのがこのシリーズの魅力なんよ。さてさて、この幸せ同棲生活にどんな波乱が待ってるのか…さっそく語っていこう!
基本情報
あらすじ
吹奏楽団のコンクールに向けて練習に励むフルート奏者の矢野と、サックス奏者の志筑。付き合いはじめて同棲もスタートし、両親への挨拶や指輪の話まで飛び出す順風満帆な毎日。だけど、志筑の元バンド仲間・三好が現れたことで、2人の間に新たな波紋が広がる!三好とのセッションで“演奏後に性欲が爆発する”志筑のクセが再び顔を出し、志筑は自己嫌悪に。そんな志筑を包み込む矢野の包容力と、「志筑は渡さない」っていう芯の強さがじわじわ伝わる一幕も。三好の存在が2人の関係をどう変えていくのか、そして志筑の過去に迫る“過去編”にも注目。愛が深まる恋人編、いちゃラブな日常と、2人の間に起こるちょっとした事件から目が離せない!
おすすめポイント
- ラブラブ同棲生活の甘々エピソードが満載!
- 元バンド仲間・三好の登場で波乱が起きる展開にドキドキ
- セフレ時代から恋人になるまでの過去編が親切すぎるほど丁寧
- 音楽×恋愛の熱量がページから伝わるストーリー構成
- 矢野くんの見た目に反した芯の強さと彼氏力が最高
感想・考察(ネタバレ注意)
いやー、3巻もめちゃくちゃ良かった!もはや毎巻読んでると、矢野と志筑のラブラブっぷりに「お前ら、そんなに幸せで大丈夫か?」って心配になるレベル(笑)一巻の、まだぎこちないセフレ感から、ここまでバカップル街道を突っ走るとは…人は変わるもんですね。ていうか、むしろ変わってほしかったから、読んでるこっちも嬉しい進化だった。
正直、冒頭の同棲生活シーンとか、ご馳走すぎてヤバかった。防音室付きの部屋で毎日音楽三昧とか、これ理想すぎでしょ?指輪の話とか、お互いの両親に挨拶とか、ぶっちゃけ結婚じゃん、もう(笑)志筑が元々快楽主義で、どこか浮ついたイメージだったのに、矢野と一緒だとちゃんと「帰る場所」ができて、彼の人間らしさがより際立ってるのも良き。
でもここで新キャラ・三好さんの登場。BLで「元バンド仲間」が出てきたら、もう嵐の予感しかしないんだよなあ…案の定、志筑の過去やら彼の演奏後の“習慣”やら、いろいろ問題が浮き彫りに。三好は最初ちょっと余裕ぶってて、矢野のこと「子猫ちゃん」扱いしてたけど、矢野がキメるシーンはホント痺れた!あの「志筑は誰かが強制していいものじゃない」って表情、男前すぎ!普段の優男っぽさとのギャップにやられるやつ。見た目はほわっとしてるけど、芯はめっちゃ強いんだよな、矢野。
そして今巻の大きな山場は、やっぱ「過去編」!ここ、個人的にめちゃくちゃ嬉しかった。2人がどうしてセフレから両想いになったのか、その過程をビジュアル付きで振り返ってくれて、親切設計すぎん?BL界隈、妄想力に頼りがちな部分あるけど、この過去編は公式で答え合わせしてくれた感じで、キャラへの理解度が一気に爆上がりした。志筑の快楽主義も、ちゃんとバックボーンがあって納得感が増したし、志筑の“経験”に関する衝撃の事実も、作中の「謝罪と弁明コーナー」まである親切っぷりでホッコリした(笑)
あと、今までは2人の馴れ初めや喧嘩も、ちょっとすれ違いでモヤモヤしてたんだけど、今回しっかり話し合いの場を持つシーンが多くて安心した。志筑が三好とのセッション後に自己嫌悪に陥るんだけど、それを「浮気」として責めるんじゃなくて、ちゃんと志筑の気持ちを理解しようとする矢野の姿勢が素晴らしい。嫉妬の感情をそのままぶつけず、「志筑がスッキリできる方法を一緒に考えよう」って言えるの、もう、矢野……できるイイ男すぎるぞ?
三好に関しては、まだキャラの全貌は見えきってないけど、今のところ「音楽バカ」で憎めないタイプ。矢野に上手くいなされて、逆に2人の関係がより強くなっていく感じもGood Job。よくある“当て馬”って感じじゃなくて、ちゃんと2人の成長を促すスパイス役になってくれてるのが好感持てる。
面白かったのは、志筑と矢野の関係が進展するごとに、周囲の友人たちまで影響受けまくってるところ。バカップル巻き込まれ同盟とか、もう楽しすぎて(笑)こういうサブキャラのノリも、作品を明るくしてくれて好き。
エロシーンも、「体の相性が良すぎるからセフレしてた」2人が、どんどん心の相性まで良くなっていく過程が、ちゃんとエッチな場面にも反映されてるのが最高。志筑の“習慣”が、矢野との愛情表現に昇華していくのが、読んでてグッとくる。
何より、志筑が自分の“悪いクセ”を自覚して、それを矢野と一緒に乗り越えようとする姿が丁寧に描かれてて、成長物語としても刺さった。同棲編ってダレがちだけど、この作品はむしろ深まる感じで、4巻以降も楽しみしかない。
まとめると、ラブラブな日常の幸せに浸りつつ、過去と向き合って成長していく2人の姿が本当に良かった!志筑も矢野も、どこまでもリアルで愛しい。次巻で三好がどう絡んでくるのか、ますます期待が高まる!
こんな人におすすめ
- 大人の同棲ラブラブ生活にときめきたい
- 音楽×BLの世界観が好き
- 元セフレから恋人への関係進化が気になる
- 過去エピソードや心の葛藤がしっかり描かれている作品を探している
- 当て馬キャラが登場しても絆が深まるカップルが見たい
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