【レビュー】ましたの腐男子くん4|純情リーマン×妄想暴走腐男子の温泉当て馬ラブコメ

やっほー、ダイキです! 「ましたの腐男子くん」4巻まで来た!いやぁ、大好きなシリーズだからテンションだだ上がりでした。腐男子×リーマンカップルの妄想大爆発っぷり、今回も最高!温泉旅行だなんて、BL好きの心をわかってる…!浴衣に露天風呂、エロイベント期待しちゃう幹くんの暴走っぷりが相変わらず愛おしい(笑)しかも今回は「当て馬」役までやっちゃうっていうドタバタ展開!四条先輩とその彼氏カップルのエピも加わって、にぎやか&ほのぼの感がさらにパワーアップしてたよ。幹くんの妄想が止まらない姿に共感しすぎて、「それな!」って何度もツッコミたくなった僕です。シリーズ未読でも楽しめるけど、やっぱり1~3巻読んでからの方がニヤニヤ倍増なので、ぜひご一緒にどうぞ~!

📝基本情報

作品タイトル:ましたの腐男子くん 4

シリーズ:ましたの腐男子くん

カップリング:大学生 ✕ リーマン

作者:黒岩チハヤ 先生

出版社:海王社

出版年月日:2020/10/10

📖あらすじ

腐男子で妄想力全開の大学生・幹と、ピュアでちょっと天然なリーマン・曽我部は、順調にお付き合い中。ある日、曽我部から「温泉旅行に行こう」と誘われ、エロイベ不可避!と盛り上がる幹だったけど、なぜか現地には曽我部の先輩・四条がサプライズ登場。しかも、四条の恋人を嫉妬させるため、幹がまさかの“当て馬役”を演じるハメに…!?しかもその恋人は、曽我部が学生時代に片想いしていた相手だった!複雑な人間関係が絡み合う温泉旅館で、幹の腐男子パワーが炸裂。妄想も現実もドタバタの連続だけど、2人のラブラブっぷりも健在!笑いときゅんが止まらない、妄想ラブコメディ!

🌟おすすめポイント

  • 腐男子幹くんの暴走妄想がBL好きにはたまらない!
  • ほっこり笑えて癒されるラブコメ展開が最高
  • 温泉旅行×浴衣シチュエーションでエロスもしっかり
  • 四条&司馬カップルの大人な関係が新鮮な萌え
  • 日常の中にある些細な優しさと愛情描写がじんわりくる

💬 感想・考察(ネタバレ注意)

いや〜、今回もめちゃくちゃ楽しかった!安定の面白さと、幹くんの腐男子っぷりがパワーアップしてて、最初から最後までニヤニヤしっぱなしだったんだ。前作まででしっかり出来上がってるカップル・幹×曽我部さんの甘々ラブラブをベースに、今度は「温泉旅行」というBLあるあるシチュがぶっ込まれてくる…これはもう、腐男子的にはテンション上がるしかないよね。

まず、幹くんの妄想が相変わらず暴走してて最高。温泉旅行=浴衣エロ、露天風呂プレイ、館内でのイチャつき…と、BL脳が全開な幹くんの頭の中は、もはや僕たち読者の代弁者(笑)でもそれに振り回される曽我部さんがまた可愛いんだよ。荷造りで真面目に「汚れたら旅館に迷惑がかかるから」ってシーツ持参しちゃう優しさ、想像以上の天然っぷりで思わず吹き出した。いや、どこまでピュアなの曽我部さん。BL沼の住人たちも思わず「守りたい、この純粋さ…」ってなるやつ。

ただの温泉旅行かと思いきや、実は曽我部さんの先輩・四条さんの策略で、彼の恋人を「嫉妬させるための当て馬」を幹くんがやることになる展開も、ラブコメらしいドタバタ感でめちゃ盛り上がる。四条の恋人が、よりによって曽我部さんが昔片思いしてた相手(司馬)っていう因縁の配置も絶妙。幹くんが自分の腐男子知識を総動員して「当て馬」役にノリノリで挑むの、完全に腐男子の鏡だった。いや、リアルにあんな状況あったら僕も絶対に妄想暴走する自信あるよ…!

あと四条さんと司馬カップルが、予想以上に良かった。四条さんはバリバリ攻めオーラだけど、彼氏には一途で、かつ司馬もポーカーフェイス系のイケメンで、感情が見え隠れする感じがたまらん。しかも、このカプどっちが攻め受けなんだ問題、めちゃくちゃ気になるんだけど!?読者の妄想力をかき立てる罪なキャラたち…。サブカプなのに人気出るの分かるし、僕も本気でこの二人のスピンオフ希望したい。

もちろん、幹くん×曽我部さんの可愛さも健在。二人とももう完全にできあがったカプで、安心して見てられる。幹くんがちょっとモヤモヤしたりヤキモチ焼いたりするのも、恋人同士のリアルな心理が出てて良き。微妙にすれ違いかけても、曽我部さんが持ち前の癒し系・包容力でちゃんと寄り添うから、ギスギスしないのがほのぼの感あって嬉しい。

子育てBL妄想エピソードも地味に好き。幹くんの姪っ子と一緒にデートするっていう、実質疑似育児プレイ(笑)「もしかしてシリアスルートに行っちゃう?」ってビビる幹くんも可愛いし、微笑ましい日常回で癒された。まあ、幹くんの妄想が暴走して自滅しかけるのもお約束だけど、そういうところ込みで愛しくなる。

エッチシーンは控えめだけど、今回は浴衣とかお風呂とか、シチュエーションの萌えが充実。直接的な描写は少ないけど、むしろ妄想をかき立てられる感じで、これはこれでご褒美。優しくて甘い濡れ場はやっぱり見ごたえあった。二人の「好き」の気持ちがしっかり伝わってくるから、単なるエロじゃなくて、ちゃんと絆を深める場所になってるのが良い。

全体を通して、やっぱり黒岩チハヤ先生のテンポのいいラブコメセンスが光ってた。キャラ同士の掛け合いも小ネタも面白くて、BLあるあるを全部ぶっこんでくるから、腐った目線で読んでると「分かるー!」って声に出ちゃう。幹くんの腐男子仲間・古市くんの勘違いっぷりも爆笑ポイントで、本当にどこまで空回りするのか見届けたくなる。

ひとことで言うと、痛い展開とか重たいシリアスはなく、終始可愛くてほっこり、読後感も最高。日常にちょっと疲れたとき、甘々ラブコメで癒されたい人にめちゃくちゃおすすめの一冊。幹くんの妄想力と腐男子魂、そして曽我部さんの天然癒しオーラ、どちらも好きなタイプの人にはぜひ読んでほしい。続編、全力で待機中!

🔍こんな人におすすめ

  • コミカルな腐男子の妄想が炸裂するBLが読みたい
  • 温泉旅行や浴衣など定番シチュで萌えたい
  • ほっこり・ほのぼの系ラブコメBLが好き
  • 「当て馬」や嫉妬イベントが盛り上がる話を求めている
  • 受けキャラのかわいさに癒されたい

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ましたの腐男子くん 4

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ダイキ

アラサー腐男子。いままで読んだBL漫画は1,500冊以上!好きな作家さんはヤマダさん(鯛代くん、君ってやつは)、山田ノノノさん(跪いて愛を問う)、鯛野ニッケさん(その夜のどこか、シリーズ)、ほかたくさん。学園モノが好き。ファンタジー系もちょっと好き。グロ、ホラーは苦手。なるべくハピエン希望。

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