【レビュー】続・ずるい男に拾われました 1|だらしない大人×家出少年、甘やかし溺愛ラブコメ再び!

やあやあ、アラサー腐男子のダイキだよ!今回は「続・ずるい男に拾われました 1」、うすいしっぽ先生の続編を紹介しちゃうよ~。前作で葉月と真のイチャイチャを堪能したみんな、またあの凸凹カプに会える幸せ、噛みしめてる?僕はページめくる手が止まらなかったよ…。酒と色気のだらしなさ全開な葉月に拾われた家出少年の真。甘やかされて、愛されて…それなのに募る不安がまたリアルなんだよね~。笑いとエロスが通常運転で、マジで腹筋鍛えながら読んでた!しかも今回は謎の新キャラや葉月の過去にもグッと迫ってきて、ただのほのぼのエロコメじゃ終わらない緊張感も…。キャラみんな濃ゆいし、ママとかア●ル先生とか、脇役もクセ強すぎて最高!真の成長も見逃せないし、続きが気になりすぎて正直寝不足気味の僕です。さあ、みんなもこの“ずるさ”に溺れてみない?

📝基本情報

作品タイトル:続・ずるい男に拾われました 1

シリーズ:ずるい男に拾われました

カップリング:ダメ男 ✕ 家出少年

作者:うすいしっぽ 先生

出版社:ブライト出版

出版年月日:2022/08/19

📖あらすじ

家出少年の真(まこと)は、酒と性にだらしないけどどこか憎めない男・葉月(はづき)に拾われて、ゆる~い居候生活を送ることに。自由奔放でアル中気味、それでも優しく真を甘やかしてくれる葉月に、真はどんどん惹かれていく。セックスもするし、まるで恋人同士のようだけど、真の心の中には「自分は誰かの代わりなのでは」という不安がずっとつきまとう。そんななか、葉月の過去を知る“謎の男”が真の前に現れて、「好きにならない方がいい」と警告してきて…? 笑いあり、エロスあり、でもどこか切なくて、ふたりの関係の行方が気になるラブストーリー。

🌟おすすめポイント

  • 酒と性にだらしない自由人・葉月と家出少年・真の凸凹カップルがクセになる!
  • 葉月の溺愛っぷりが読んでてニヤけるレベルで最高
  • ギャグとシリアスのバランスが絶妙で、笑い泣きしながら読める
  • 真の自己評価の低さや成長がしっかり描かれていて胸に刺さる
  • 周囲の濃ゆいキャラたちも個性炸裂で、脇役もめちゃくちゃ魅力的

💬 感想・考察(ネタバレ注意)

この「続・ずるい男に拾われました 1」、率直に言って、最初から最後まで葉月の“だらしなさ”と“溺愛ぶり”にニヤニヤが止まらなかった。家出少年・真が葉月に拾われてから始まる一つ屋根の下生活は、もう尊さと不安が混じり合ってて、たまらない。葉月って、酒と性にだらしない自由人でありながら、真には情け容赦なく優しくて、でもどこか掴みどころがなくて。真があんなに好きになっちゃうのも納得だよ。

今回の続編、前作で一応“区切り”がついたと思いきや、やっぱりまだまだ二人の物語は終わらない。真がどんどん“家”に馴染んでいく様子は、読んでてほっこりするし、葉月とのイチャイチャもどんどん濃くなってきて、「あー、もう!ごちそうさま!」って何度思ったことか(笑)でも、ただ甘いだけじゃ終わらないのがこの作品の良いところ。葉月の過去や、周りのクセが強いキャラたちから漂う“何かが起こりそう”な雰囲気が、ふたりの幸せな日常に微妙な影を落としてるんだよね。

特に良かったのは、作中で何度も描かれる日常の積み重ね。「おかえり」「ただいま」「いってらっしゃい」…これって、真にとっては当たり前じゃない幸せで、葉月がちゃんと真の居場所を作ってあげてるんだなって思う。遠慮がちだった真も、少しずつ自信を持って葉月の隣にいるようになってきて、その変化がすごく嬉しい。正直、最初の真は本当にネガティブで、「自分なんて」って自己評価が低すぎて心配になったけど、葉月のあの溺愛攻撃(?)がちゃんと効いてるのがよく分かる。

それにしても、今回もギャグパートが強烈すぎて、笑いが止まらない。真の謎すぎる似顔絵(葉月の反応も最高)、女装イベント、ママの“乱暴された町娘”スタイル…キャラひとりひとりの癖が強すぎるんだけど、みんな愛おしくて憎めない。周囲の大人たちが、時にいい加減、時に本気になって真を守ってあげてる感じにもグッと来る。

ただ、笑いだけじゃなくて、ラブの部分もちゃんと描かれてるのがこのシリーズのすごいところ。葉月は普段チャランポランなのに、いざというときの一言がすごく刺さるし、真が不安になるたびに、言葉や行動で伝えようとする。でも、真はなかなか自分からは「好き」って言えない。胸の中の恋心がダダ漏れしてるのに、どこか一歩踏み出せない…そこがもどかしくもあり、リアルに感じられた。

そしてやっぱり、エッチシーンは濃厚。葉月の“仕込み”がプロ級で(笑)、真の色気もどんどん増してる。最初は全然余裕なかった真が、今じゃ葉月の手のひらでころころ転がされてるのが可愛くて仕方ない。二人のエロスが単なるサービスじゃなく、距離を縮めていく大事なやりとりになってるから、読んでてドキドキが止まらなかった。

一方で、新キャラ(というか、意味深なカップル)が不穏な空気を持ち込んでて、続きが気になりすぎる! 葉月の過去も全然核心に触れてないし、真の生い立ちもまだまだ謎だらけ。幸せそうな二人にジワジワと黒い影が近づいてきてて、「お願い、このまま平和でいてくれ!」って本気で祈りながら読んでた。

全体として、「現状維持」な空気もあるけど、確実に“ふたり”の関係は深まってるし、真自身が少しずつ成長していく過程に胸を打たれた。ラブ、コメディ、ちょっとだけシリアス、ほどよくスパイスが効いてて、読後感もすごく良い。葉月が“ずるい男”だってことは間違いないけど、あんなに愛されたら誰だって落ちるでしょ、って思った。

最後に、葉月の同級生たちやママたちの存在もこの物語の大事なアクセントになってて、みんなまとめて“家族”みたいな雰囲気も大好き。ギャグもエロもシリアスも、全部ひっくるめて“ずるい男に拾われました”の世界観なんだなって、改めて感じた。続きが気になりすぎて、早く次巻が読みたい!!

🔍こんな人におすすめ

  • 酔っ払いダメ男×家出少年のちょっと訳あり同棲BLが好き
  • 甘やかし&溺愛系の攻めキャラに弱い
  • 笑いとエロスが両方しっかり欲しい
  • 不安や自己評価の低さに悩むキャラに共感できる
  • クセの強い脇役たちが盛り上げる日常系BLが好き

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続・ずるい男に拾われました 1

続・ずるい男に拾われました 1

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ダイキ

アラサー腐男子。いままで読んだBL漫画は1,500冊以上!好きな作家さんはヤマダさん(鯛代くん、君ってやつは)、山田ノノノさん(跪いて愛を問う)、鯛野ニッケさん(その夜のどこか、シリーズ)、ほかたくさん。学園モノが好き。ファンタジー系もちょっと好き。グロ、ホラーは苦手。なるべくハピエン希望。

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