やっほー、アラサー腐男子のダイキだよ!今回はぴい先生の「ネコにはいぬを ワンもあ」を読んで、例によってニヤけ顔が止まらなくなったので、みんなにもこの興奮をおすそ分けしたくて筆を取ったよ。前作を読んでた人はもちろん、続編からでもドキドキできるこのシリーズ、今回も根古(ねこ)と犬飼のラブラブ&ちょっと(いや、かなり?)おバカでエロエロな日常が炸裂してる!EDという繊細なテーマなのに、笑いも甘さもたっぷりで、読後は「犬飼、やっぱ最高!」ってなっちゃうやつ。新キャラの兎川くんで波乱もあるけど、嫉妬にまみれたり素直になったり、ふたりの関係性の進化に胸キュン不可避。さあ、みんなも一緒にアマアマな世界に溺れよ~!
基本情報
あらすじ
犬飼と付き合って半年、幸せな日々を送るはずの根古だけど、相変わらず“息子”は沈黙中。犬飼の尽きない愛と凶悪なまでの絶倫テクに翻弄されながら、「このままでもいいかも…?」と思い始める根古。しかし新学期、ED治療の病院で知り合った男子・兎川が、まさかの大学の後輩として再登場!天然で鈍感な根古は、兎川の想いに全く気付かず可愛がる一方、犬飼は嫉妬心を燃やして暴走寸前。甘さもエロも増量、すれ違いと誤解続出の三角関係(?)に、二人の“関係”はどうなる?!
おすすめポイント
- 関西弁ED受け・根古くんのオマヌケかわいさが癖になる!
- 寡黙だけど絶倫な犬飼くんのギャップがたまらない!
- コミカルエロ満載で笑えて癒されるストーリー展開
- 恋のライバル出現で嫉妬&胸キュンの波乱が勃発
- 前作よりさらに甘々な二人の関係に萌え転がる!
感想・考察(ネタバレ注意)
「ネコにはいぬを ワンもあ」、いや~、タイトルからしてもうすでにクセ強そうな雰囲気を感じてたけど、予想どおりの盛り盛りエロ&おバカ可愛いラブコメで、最初から最後までニヤけっぱなしだった僕です。
まず、前作を読んでなくても一応入れるんだけど、やっぱり続編ならではの「もう好きが溢れまくって止まってない雰囲気」が最高。犬飼くんの根古くんへの一途さ、そして根古くんの天然全開な鈍感さ――この二人の温度差がもう微笑ましいやらヤキモキするやらで、BL初心者でもニヤニヤしちゃうこと間違いなし。
今回の最大の山場は、根古くんのED(勃たないやつですね…!)という設定がそのまま継続してること。普通、EDってなるとなんだか深刻な空気になりそうだけど、「たとえ息子が無念だとしても、俺は幸せ」みたいな根古くんの開き直り(?)っぷりに笑うしかなかった。しかも犬飼くんは絶倫クールな顔して、根古くんに全振りS気質が出てくるし、朝起きたら“もう入ってます”とか、いやいや…これ大丈夫?って心配になるぐらい(笑)
でも、単にギャグとかエロで押しまくるだけじゃなくて、二人の間の空気がどんどん甘くなっていくのが良い。根古くんは、犬飼くんの“してやる”テクや愛情に翻弄されつつも、ちゃんと自分の気持ちに気付いていくし、犬飼くんも根古くんの素直さに救われてる。こういう「お互いの未熟さを埋め合う」関係性、見ててすごくホッコリする。
そして、新キャラ・兎川くんの登場!これはまさに「当て馬」ポジションだけど、個人的には意外と兎川くんに幸せになってほしいって思っちゃった。根古くんに弟みたいに可愛がられてるけど、実はしっかり気があって、犬飼くんの嫉妬心をガンガン煽る。犬飼くんの「俺の根古に手を出すな」な独占欲MAX顔、めちゃくちゃ良かったし、ちょっと暴走しかけるくらい追い詰められてて、普段クールなぶんギャップ燃える!
いや~、嫉妬で狂乱する犬飼くん、僕的にご飯何杯でもいけますね。根古くんの鈍感さが時に犬飼くんをグサグサ傷つけるんだけど、やっぱり“バカ正直で素直”な根古くんだからこそ、最後の最後で犬飼くんの心も身体も救えちゃう。この辺り、思いがけず胸にグッときた。
エロ度に関してはもう言うまでもない(笑)前作よりもアマアマ度アップしてるのに、シーンの描写がめちゃくちゃ濃くて、朝起きてもハマってる(!)なんて、もはやギャグなのか本気なのか分からんレベル。尿道プラグED特訓とか、攻めがひたすら絶倫で攻め倒すとか、ちょっと笑っちゃうような展開も、作品のテンションとしては全然あり。ぴい先生、ホント攻めの絶倫描写に全力すぎて清々しいまである。
あと、根古くんの関西弁が最高に可愛い。エッチのときも普段も、関西弁で素直にぶっちゃけてくるから、もう何してても憎めないし、犬飼くんがベタ惚れなのも納得しかない。
終盤、根古くんのEDが治ったと思ったら、今度は犬飼くんが機能不全に…!ストレスと嫉妬のループ、ついに攻めが追い込まれるという逆転現象。この「どっちかが不安でどっちかが支える」構図、個人的にド・ストライクです。根古くんが“君が大事だから”って素直に伝えて、犬飼くんが一発で元気になるシーンは、ギャグっぽいけどピュアでめちゃくちゃ萌えた。
ぶっちゃけ、エロも甘さもギャグも全部欲張りセットで、読後は大満足。アホカワな受けに絶倫イケメン攻め、鈍感と一途と嫉妬、すべての要素が絶妙に絡み合ってて、めちゃくちゃ楽しかった。なにより、二人の関係がちゃんと成長してるのが良い。最後まで萌えて、笑って、ちょいウルっときて…なんか“BLってやっぱこうだよな!”って思わせてくれる一冊でした。
こんな人におすすめ
- 甘々でコミカルなカップルの日常を楽しみたい
- エロもギャグも両方欲しい
- 嫉妬する攻めに萌える人
- EDやコンプレックスをテーマにしたBLが気になる
- 受けの鈍感かわいいキャラが好き
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ネコにはいぬを ワンもあ