【レビュー】だってまおうさまは彼が嫌い 2|征服ラブバトル再び!ツンデレ魔王とド直球勇者のエロかわ攻防

やっほー、ダイキです!今回は山田2丁目先生の「だってまおうさまは彼が嫌い 2」を紹介するよ。現代に生きる勇者と魔王のラブバトル、続編だよ!前作からもう、ツンデレ魔王・眞王とド直球勇者・神子の“征服合戦”にニヤニヤしてたんだけど、2巻も期待を裏切らない破壊力!キスもエッチもぜんぶ勝負事扱いって、どんだけこじらせてるんだ…(笑)しかも、今回は新キャラも登場して、コメディ色もエロもパワーアップ。特に“おくちの性感帯”設定が健在で、もう読むたび「おいおい、そりゃ反則だろ!」ってツッコミ入れたくなるくらい悶えたからね!素直になれない眞王が、なんやかんや神子のために動いちゃうとこもめちゃくちゃ可愛い。BL好きだけでなく、コメディ好きにも推したい一冊だよ。

📝基本情報

作品タイトル:だってまおうさまは彼が嫌い 2

シリーズ:だってまおうさまは彼が嫌い

カップリング:リーマン ✕ 便利屋

作者:山田2丁目 先生

出版社:コアマガジン

出版年月日:2014/10/25

📖あらすじ

現代に生きる「勇者」の神子と「魔王」の末裔・眞王は、互いを“征服”するために同居中。ところがその征服方法はまさかのセックス!?情熱一直線な神子に振り回される眞王は、最初は反発しつつも、だんだん神子への気持ちが行動に滲み出てきてしまう。加えて、眞王の“口の中に性感帯”という特殊体質が、二人の攻防をさらにエロく、コミカルに盛り上げる!一方で、神子の側にも何やら秘密がありそうで…?新キャラも登場し、恋と主導権争いがエスカレートしていく、ぶっ飛んだ設定なのにクセになる、勇者×魔王のラブバトル第2弾!

🌟おすすめポイント

  • 勇者×魔王というぶっ飛んだ設定がクセになる面白さ!
  • ツンデレだけど男前な眞王の魅力が全開
  • 口の中に性感帯という斬新すぎるエロ要素が最高
  • Hシーンは多めだけどコメディ感も強くテンポ良し
  • 新キャラも登場して今後の展開にワクワク

💬 感想・考察(ネタバレ注意)

読了直後、まず「ぶっ飛んだ設定なのに、めちゃくちゃ読みやすい!」というのが第一印象。BLにありがちな勇者×魔王モチーフだけど、このシリーズは一筋縄じゃいかない化学反応が最高なんだよね。勇者の神子は一見クールなのに、眞王への気持ちは直球ストレートでぶつかってくるし、眞王側もただのツンデレで終わらない“男らしさ”がちゃんとある。お互いを征服し合うっていう名目の同居バトルだけど、実態はもう好き好き合戦じゃん…って、思わずニヤつきが止まらない。

特筆すべきは、やっぱり「口の中に性感帯」という最強のオプション。これ、BL界でもなかなかお目にかかれない設定だと思うんだ。正直「そんなエロ展開ある!?」ってツッコミたくなるけど、それが生々しさよりもキャラの個性や二人の関係性の深まりに直結しているのがすごい。神子がスキあらば眞王の口を攻めてくる描写、もうエロを通り越して一種の執着愛を感じるし、眞王がそれに抗いながらも毎度ズブズブにとろけていくのが、たまらなく愛おしい。

Hシーンは回数自体は多くないけど、1回1回の密度が異様に高い。フェラシーンでは、フェラしてる眞王が逆に感じてイっちゃうっていう、まさに口内性感帯の恩恵フル活用。しかも眞王、最初は上顎に当てないように頑張る…って、ちょっと笑っちゃいそうになるけど、読んでてその健気さにキュンとする。「バナナでフェラの練習」とか、なんだこの可愛すぎる受け。もう眞王、かわいすぎんか?

神子の愛情表現はド直球なんだけど、好きすぎてたまに空回りする感じもよい。見た目がクール系イケメンなのに、眞王への気持ちは隠しきれずダダ漏れ。普段は不遜な顔してるのに、不意にゾッコンな表情見せられたら、そりゃ眞王もほだされるよね~って納得。で、肝心の眞王はツンデレ炸裂しつつも、神子のために誕生日プレゼントこっそり用意しちゃったりと、無自覚に乙女ムーブかましてくる。自分の気持ちを認めたくなくてジタバタする姿が、もう見てて「はいはい、素直になれや~」って突っ込みたくなる。

ストーリー面は、前巻に引き続き大事件というよりは日常の攻防がメイン。だけど、新キャラの麻道(魔王側)と聖(神子の弟)が登場したことで、不穏な空気や次巻への伏線もしっかり撒かれてる。恋愛方面への絡みは薄めだけど、個性の強い新キャラがどう動くか3巻以降も楽しみ。

あと、BLってなると受けキャラがちょっと女性っぽくなりがちだけど、眞王はそういう“女々しさ”が全然ない。ベッドの上でもしっかり男らしさがあって、ツンデレなのに妙に新鮮。攻めの神子も、いわゆる「俺様系」とはまた違って、好きが溢れて制御できないタイプ。2人とも枠に収まらない感じが、読んでて気持ちいいんだ。

そして、エロとギャグのバランスが絶妙。BLあるあるの“シリアスに見せかけてギャグで落とす”みたいなノリが、作者の持ち味として光ってる。勇者の“仕事”の極悪さには思わず笑ってしまったし、そういうところでテンポが崩れない。手書き文字がちょっと読みづらいのだけ惜しいけど、それすらも味だと思えるくらい全体の雰囲気が◎。

まとめると、設定もキャラもエロもギャグも全部欲張ったごちゃまぜカレーみたいな作品。でも、食べてみたらめちゃウマだった、みたいな。BL好きなら一度は食べて(読んで)ほしい逸品!そして3巻でどう2人が“征服合戦”の決着をつけるのか…今から楽しみで仕方ない。

🔍こんな人におすすめ

  • 勇者×魔王というぶっ飛んだ設定にワクワクしたい
  • ツンデレだけど可愛い受けキャラが好き
  • エッチ多め&特殊な性感帯(口の中)設定にときめく
  • ド直球な攻めに翻弄される受けが見たい
  • コメディ色強めなカップルの掛け合いが好物
  • 男らしさを残した受けキャラに惹かれる

🛒 購入はこちら(Amazon)

だってまおうさまは彼が嫌い 2

だってまおうさまは彼が嫌い 2

ダイキのアイコン

ダイキ

アラサー腐男子。いままで読んだBL漫画は1,500冊以上!好きな作家さんはヤマダさん(鯛代くん、君ってやつは)、山田ノノノさん(跪いて愛を問う)、鯛野ニッケさん(その夜のどこか、シリーズ)、ほかたくさん。学園モノが好き。ファンタジー系もちょっと好き。グロ、ホラーは苦手。なるべくハピエン希望。

もっと詳しく見る