【レビュー】キスしてシュガーくん!|ストイック弓道男子×若手俳優のピュアDKラブ

やっほー、ダイキだよ!今日は、鯛野ニッケ先生の「キスしてシュガーくん!」を紹介しちゃう。タイトルだけで「甘いの?!」「可愛いの?!」って思うでしょ?まさにその通りなんだけど、それだけじゃない!弓道部のエース柳川と、現役高校生でイケメン若手俳優佐藤くん(通称シュガーくん)が、ある日、なぜか更衣室で全裸で遭遇…!?そこから始まる、スランプと役作りを「おまじない」みたいな抱きしめ合いで乗り越えていくという、青春ピュアピュア物語!も~~う、二人とも真面目すぎてこっちが照れるくらいだし、キス止まりのウブさも尊い…。でも、それがまためちゃくちゃリアルで、読んでるこっちの心も洗われちゃう感じ。欲望に素直なシュガーくんと、武士みたいな柳川のギャップも最高!最近ちょっと疲れたな~って人、ぜひ読んで癒されてほしい一冊だよ!

📝基本情報

作品タイトル:キスしてシュガーくん!

シリーズ:キスしてシュガーくん!

カップリング:高校生 ✕ 高校生

作者:鯛野ニッケ 先生

出版社:徳間書店

出版年月日:2018/06/25

📖あらすじ

弓道部のエース柳川は、スランプに悩んでいたある日、更衣室で後輩の佐藤と遭遇。ただの後輩…かと思いきや、佐藤は実は若手俳優としても活躍中の高校生。しかも、彼は役作りに悩み、なんと全裸で思索中という衝撃の出会い!思わぬハグがきっかけで、なぜか柳川のスランプも佐藤の役作りの悩みも一気に解決してしまう。以降、二人は「おまじない」と称して毎日こっそり抱きしめ合う不思議な関係に。弓道バカで真面目一筋な柳川と、ピュアで感覚派な俳優佐藤。お互いの存在が支えになりながらも、不器用に気持ちを育てていく二人の青春、そして、キス以上には発展しないピュアな恋の行方は…?

🌟おすすめポイント

  • 弓道部エース×若手俳優という異色コンビが新鮮!
  • 全裸での出会いから始まるインパクト抜群の展開
  • ピュアで擦れてないDK同士の初々しい恋模様に癒される
  • スランプや役作りへの悩みをお互いに支え合う成長ストーリー
  • キス止まりのウブな関係が逆に萌える!
  • 絵柄も明るく透明感があり、雰囲気がとても爽やか

💬 感想・考察(ネタバレ注意)

まず、表紙を見た瞬間から「この2人、絶対にただの甘酸っぱい学園ものじゃないぞ…」という予感がビシビシきた。案の定、始まりは弓道部のエース柳川と、現役高校生俳優の佐藤くんが、まさかの更衣室で全裸遭遇事件(いや、何そのイマジネーション!)という思いっきりギャグみたいな出会い。BL界の出会い頭の事故ランキング上位を狙えるインパクトだよね。しかも、そこで抱きしめ合っちゃう不可抗力。男子高校生、青春の無駄遣いがすぎるぞ!

でもね、ここからがこの作品の面白いところで、ただのラッキースケベで終わらない。柳川くんは弓道一筋で生真面目、佐藤くんは芸能界という違うフィールドでストイックに生きている。お互い「真面目/ピュア」属性全開なのに、実際にやってることはわりと突拍子もない(全裸しかり)。このアンバランスさが絶妙に可愛いんだ。

作中では、2人がスランプを「おまじない」として抱きしめ合うことで乗り越えていく。正直「それで解決しちゃう!?」ってツッコミたくなるけど、意外と説得力があるのが不思議。柳川くんの「武士」っぽい誠実さと、佐藤くんの純粋無垢さが作用して、お互いが心の拠り所になってるんだよね。しかも2人とも、部活や仕事でガチンコ勝負してるからこそ、素直じゃないところや不器用さもリアル。柳川が佐藤を待つっていうシーンなんて、漢気100%で惚れた。現代の高校生なのに、所作や言葉遣いがきれいなのもこの作品の美点だと思う。なんかこう…2人の周りだけ空気が澄み切ってる感じ、分かる人には分かるはず。

BLだと、どちらかが高嶺の花で片方が卑屈になるみたいな展開が多いけど、この作品はどっちも高嶺の花。2人ともスペック高すぎ&魂が透明すぎて、読んでるこっちが「邪な目で見ていいのか」って謎の罪悪感すら覚える(笑)でもね、意外と欲望には忠実っていうか、感覚派なだけかもしれないけど、抱きしめ合ったり触りっこしたり…そのぎこちなさが逆に青春っぽくてキュンとする。

あと、佐藤くんが役者として悩んでる描写がめっちゃ良い。子役から大人への過渡期って、リアルでも超難しいよね。「恋を知らないのに恋を演じる」って難題、共感しちゃった。結局、愛だの情だのって言葉じゃなくて、体感を通して知っていく…そのプロセスが丁寧に描かれてるし、恋に目覚めるきっかけとしての柳川の存在が、まさに運命の出会い。芝居のシーンで柳川が泣いてたり、読者もつられてホロリとくる場面はガチでグッときた。

こういう作品でありがちな、唐突なエッチシーンはほとんどなくて、ほぼキス止まり。これがまた賛否分かれるポイントなんだけど、個人的にはこれで大正解だったと思う。2人のペースを壊さず、心情の変化や不器用さを楽しむにはこれがベストな距離感。キスだけでいっぱいいっぱい、でもそれがすごく尊い。エロ目的で買った人は少し物足りないかもだけど、「ゆっくり距離を縮める男子高校生の恋愛」に萌える人なら絶対ハマる。

鯛野ニッケ先生大好きなんだけど、毎回キャラの心情や空気感が絶妙なんだよなぁ。色気もすごいし。今回も脇役の友人や部活仲間がしっかり存在感あって、2人だけの世界に閉じこもらずに、青春群像劇っぽさがちゃんとある。誰かが無遠慮に押しかけてくることもなく、みんなが優しくて懐深い感じも好印象。青春時代って本当はこうあってほしいなぁ…なんて、ちょっとノスタルジックな気分にさせられた。

総じて、透明感と爽やかさ、そしてちょっとだけ不安定な思春期の心の揺れがぎゅっと詰まった一冊。BL初心者にもおすすめできるし、じっくり心情を味わいたい人にはぜひ読んでほしい。僕は読後しばらく「もう一回高校やり直したい~!」ってなったよ(いや、実際戻ってもこんな青春ないんだけど!)

🔍こんな人におすすめ

  • 弓道部や演劇など部活・芸能ものBLにときめく
  • ピュアでうぶなDKカップルの関係に癒されたい
  • キスやハグ中心のスローペースな恋愛が好き
  • ストイックでちょっと変わり者なキャラ同士に惹かれる
  • 丁寧な心情描写や青春のきらめきを味わいたい

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キスしてシュガーくん!

キスしてシュガーくん!

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ダイキ

アラサー腐男子。いままで読んだBL漫画は1,500冊以上!好きな作家さんはヤマダさん(鯛代くん、君ってやつは)、山田ノノノさん(跪いて愛を問う)、鯛野ニッケさん(その夜のどこか、シリーズ)、ほかたくさん。学園モノが好き。ファンタジー系もちょっと好き。グロ、ホラーは苦手。なるべくハピエン希望。

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