やっほー!アラサー腐男子のダイキだよ!
今回は、幸せ成分たっぷりでほっぺが落ちそうになるBL「俺達は新婚さんかもしれない(3)」を紹介するよ。もうね、読んでるこっちが新婚気分になっちゃうくらい、イチャラブが炸裂してて尊いのなんの…!パートナーになって一年、ついに舞台は新婚旅行の聖地・ハワイへ!茄子川くんと蕪木さんのハネムーン、期待を裏切らず甘さもエロも限界突破してくれるから油断大敵。しかも今回は茄子川くんの両親への挨拶イベントまで盛り込まれてて、まさにイベント盛りだくさん!キラキラスパダリ仮面の下に潜む蕪木さんのどす黒い独占欲もチラッと顔を出してきて…もうドキドキが止まらない。茄子川くんの天然ポワポワっぷりも相変わらずで、癒やし度MAX!とにかく幸せとトキメキが溢れまくる一冊、語らずにはいられないので、さっそく紹介していくよ~!
基本情報
あらすじ
パートナーになって一年が経った茄子川と蕪木、通称「かぶなす」カップル。今回はハワイへ新婚旅行!…と言いつつ、実は茄子川の両親への結婚挨拶も兼ねた“合理的”な旅なんです。機内から仕事に精を出す茄子川にムラムラしちゃう蕪木、南国の太陽よりも眩しい蕪木にドギマギする茄子川。二人は常にイチャイチャ&ムラムラ全開で、想いがどんどん加速していきます。ハワイで感じる蕪木の優しさに、茄子川は「想いが通じ合った頃よりも、もっと愛されてる…?」と実感。でも、蕪木は茄子川の両親との対面を前に、案外ソワソワ。異国の地でちょっぴりすれ違ったり、茄子川父に会えずにピンチ! だけどその分、お互いへの気持ちや家族への想いが深まっていく…。最高に甘くてエッチ、そしてちょっぴり切ないハネムーン編です。
おすすめポイント
- ハワイ新婚旅行でラブラブ度MAXの二人に癒やされる!
- 蕪木の独占欲と執着が過去最高にドロドロで萌える
- 茄子川の天然&ぽやぽやぶりがとにかく可愛い
- 「目」の表現が印象的で、感情の揺れがダイレクトに伝わる
- 茄子川両親との挨拶シーンで家族愛と成長を感じる
感想・考察(ネタバレ注意)
新婚旅行BLって数あれど、ここまで「甘さ」全振りで攻めてくる作品、正直そうない。「俺達は新婚さんかもしれない(3)」読んだ僕は、ページをめくるごとに「糖分過多で倒れるかも…」と心配しながらも、にやにやが止まらなかった。ちしゃの実先生の描くかぶなす(蕪木×茄子川)、この二人がいるだけで世界(BL界)は平和なんじゃないだろうかって本気で思っちゃうよ。
1巻、2巻と、合理的な関係から始まった二人が「かも」から「新婚さん」へと確実に進化しているのが何より嬉しい。今回の3巻、冒頭はルームシェア時代の蕪木視点からスタートで、これがまた破壊力抜群。今や堂々スパダリな蕪木だけど、出会った頃の「抑えきれない独占欲」と「まだ自覚のない恋心」に苦しむ姿が可愛いやら危ういやら…。茄子川の何気ない仕草と天然発言に、蕪木の捕食者モードが発動してて、思わず「その気持ち、めっちゃ分かる」と共感しちゃった。茄子川って、本人は自覚ないけど本当にあざと可愛いんだよね。読んでるこっちまで「茄子川…お前…反則だぞ」ってなった(笑)
そしてメインのハワイ新婚旅行編!いやもう、砂糖にみりんと蜂蜜をぶち込んだみたいな甘さ。日常系BLの究極形態って感じ。茄子川が蕪木のことを「パートナー」じゃなくて、「推し」化してるのもツボだった。あの、他の観光客に混ざって蕪木と写真撮ろうと並んでる茄子川、可愛すぎて「尊い」しか言えない。蕪木の目線もエモすぎるし、目の描写がとにかく頑張ってる。あの「目」、ガチで心を鷲掴みにしてきた。蕪木の、茄子川しか見てない「目」、もうこれだけでご飯三杯はいける。
この巻の醍醐味は、そんな二人の関係性が「ただのいちゃラブ」だけじゃなくて、ちゃんと変化して深まっていくところ。茄子川が、ドキドキしすぎて蕪木と視線合わせられなくなったり、手を繋げないくらいパニクったり、すっかり「愛」ってやつに呑まれてる。今まで“ムラムラ”発動要因だった彼が、“好き”の感情にパンク寸前なのがすごくリアルで可愛い。読んでて「茄子川、お前もやっと恋愛脳になったか!」って感慨深かった。蕪木の方は、そんな彼を全部受け止める包容力と、相変わらずのSっ気も健在で…このバランス感、BL好きに刺さらないわけない。
そしてそして、ハラハラパートもちゃんと用意されてるのがこのシリーズの良いところ。新婚旅行の裏目的、茄子川の両親への挨拶。合理的理由でハワイに来てる二人だけど、茄子川父からまさかの「蕪木には会えません」宣言。実の父に拒絶されてショックを受ける茄子川と、これまで淡々としてた蕪木がここで一気に「本音」ダダ漏れなの、グッときた。蕪木って、普段は完璧超人装ってるけど、本当は茄子川への執着と独占欲がとんでもなくて、むしろ闇が深い。その“どす黒さ”が3巻では過去イチでしっかり描かれてる。「愛って、こんなに汚くて重たいものかもしれない」って思わせてくれるのが面白いし、そこに茄子川の天然で純粋な愛が降ってきて、互いに救われてる感じが好きすぎる。
個人的に3巻で一番グッときたのは、茄子川が蕪木の弱気にビシッと返すシーン。今まで茄子川って受け身で流されがちだったけど、ここぞという時にはめちゃくちゃカッコイイ。こういう「成長」とか「自立」がBLで描かれると、物語の厚みが増して嬉しくなるんだよね。
エッチシーンは安定のちしゃの実先生クオリティ。蕪木のSに茄子川のMが絶妙に噛み合ってるし、感情の高まりやらイチャイチャ空間がちゃんとエロの中にも反映されてて、読んでて幸せになる。描き下ろし番外編も、蓮根が新婚家庭の匂いに悶えてたりと、サブキャラ含めてニヤつきどころ満載。
まとめると、“ただのいちゃラブ”を突き抜けて、二人の愛の深化や、攻めの裏側の闇、受けの成長まで全部盛り込んだ“美味しすぎるBL”だった。シリーズ1巻から読み返すと、この3巻の重みがめちゃくちゃ分かるから、ぜひまとめて読んで欲しい。
こんな人におすすめ
- 新婚旅行×イチャイチャ甘々なBLを堪能したい
- 攻めの独占欲や執着心に萌える
- 天然・ぽやぽや受けが愛おしい
- 攻め視点の狂気やギャップを楽しみたい
- 過去編やルームシェア時代からの関係性変化が見たい
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俺達は新婚さんかもしれない(3)