やあやあ、アラサー男子のダイキです!今回は中田アキラ先生の「恋する鉄面皮 2」を、テンション高めで語らせてもらうよ~!いやあ、1巻から脇役ポジだった富田さんが、まさかここまで表舞台に躍り出るとは…!恋愛にだらしない(?)ノンケリーマン富田と、行きつけバーの無表情マスター・斉藤が、まさかの大人の色気バチバチな関係に発展しちゃうってさ。もう、読んでるこっちが恥ずかしいくらいの濡れ場多めで、これぞ「大人の恋愛」って感じ!しかも、ただエロいだけじゃなくて、お互いの本音がちょっとずつ見えてくるのが最高。「セフレ以上、恋人未満」みたいな曖昧さにモヤモヤしつつ、ぐいぐい惹かれていく2人が愛おしすぎなんだよ…!前作からの北川×夏目カプも健在で、4人のやりとりがまた萌えポイント高し。大人男子のままならない恋愛模様、じっくり語るのでお楽しみに!
基本情報
あらすじ
テキトーな恋愛で人生を楽しんできたノンケサラリーマン・富田。行きつけのバーのマスター・斉藤に寂しさを見抜かれ、「お試し」で身体の関係に突入。最初は遊び感覚だった富田だけど、斉藤と過ごすうちに抱きしめられて眠る心地よさにハマりはじめる。お互いの本音が見えず、「セフレとも恋人とも違う」あいまいな関係に戸惑う富田。一方、前作から引き続き登場の夏目×北川カップルも、相変わらず「付き合ってない」と言い張りつつ、じわじわ距離を縮めていく…。4人の男たちそれぞれの“ままならない恋愛事情”が交錯する第2巻!大人の色気と切なさがたっぷり詰まった、正直者たちの恋の行方から目が離せない。
おすすめポイント
- 大人の男同士の色気とリアリティがたっぷり味わえる!
- 遊び上手なノンケリーマン富田が恋に溺れていく様子が最高に萌える
- バーのマスター斉藤の不器用な優しさとミステリアスさがたまらない
- セフレ以上恋人未満の曖昧な関係がもどかしくて目が離せない
- お互いの本音を少しずつ明かしていく心理描写が丁寧で共感できる
感想・考察(ネタバレ注意)
いやー、2巻めちゃくちゃ良かった。1巻の脇役だったはずの富田と斉藤が、まさかここまでしっかり描かれてくるとは思わなかったよ。しかも、ただのお気楽セフレの話で終わらせないところが、中田アキラ先生らしい。遊び慣れてそうな富田が、実は寂しさを抱えてたり、思ったより流されやすい性格だったりっていうギャップがたまらなく愛おしい。
斉藤も最初は鉄面皮というか、何考えてるか分からない人なんだけど、でも、読めば読むほど「実はめっちゃ富田のこと考えてたんだ…」って気付かされる。この「バーテンだから人当たり良さそうだけど、実は感情が見えにくい」みたいな設定がすごくリアルで、そういう人いるよなーって思いながら読んでた。斉藤さん、恋愛に対しても淡々としてるのかと思いきや、内心めちゃくちゃ悩んでるし、策士っぽいところも垣間見えて、実はだいぶピュア。
最初の「お試しセックスしてみない?」って誘い、普通なら軽い関係で終わりそうなんだけど、ここから予想外の展開に発展していくのが面白い。富田も「まぁいっか」って感じで受け入れるんだけど、だんだん斉藤に心を許していく過程がとても丁寧に描かれてて、読んでてすごく自然に二人の距離が縮まっていくのが分かる。身体の相性バッチリ!ってところを強調しすぎず、寝顔を見て「なんか落ち着く…」ってなる富田の変化がすごく良い。セフレのようでセフレじゃない、この曖昧な空気感がたまらん。
しかも、2巻は斉藤×富田カプがメイン。エッチシーンも増し増しで、大人の色気がバンバン伝わってくる。斉藤さん、普段はクールなのに、富田には甘くなっちゃうのがずるい。富田も最初は逃げ腰なんだけど、斉藤さんの本気にどんどん引き込まれて、「もう遊びはいいや…」って気持ちになっていくのがリアル。自分を好きになってくれた人に対して、だんだん甘えたり、素直になったりする富田のかわいさ、これは反則級。
そして、北川×夏目カプもちゃんと描かれてるのが嬉しい。こっちはこっちで、社会人BL感というか、仕事と恋愛の境界線でもやもや悩む感じが最高。夏目がツンデレで、一途なのに素直じゃなくて、でも北川の前だとちょっと可愛くなっちゃう。そのギャップも萌えポイント高い。正直、2組の関係性が違いすぎて、4人が一緒にいる時の空気感がめっちゃ面白い。友情だったり、憧れだったり、ちょっとだけ嫉妬混じりだったり…リアルな男同士の距離感が描かれてて、自分もあの飲み会に混ざりたくなった。
ストーリーの運びも上手い。どこかで「安っぽい恋愛漫画になりそう」って思わせておいて、セリフや間、キャラの内面を丁寧に描くことで、ちゃんと大人の恋愛になってる。斉藤が富田に本音を見せ始めるあたりから、空気がガラッと変わるし、お互いが「恋人未満」のまま夜を過ごす場面は、切なさと期待が入り混じってて最高。読んでるこっちも「え、これどうなるの!?」「早く素直になれー!」って思わず応援したくなる。
それにしても、富田の「逃げようとしても、斉藤さんが許してくれない」って展開はニヤニヤが止まらなかった。大人の余裕で包み込む斉藤と、結局抗えず寄り添っちゃう富田…まさに理想のカップリング。見た目はクールなのに、心は甘ったれな富田と、感情出さないくせにしっかり愛情深い斉藤。こういう大人のBL、大好物です。
あと、地味にドラマCDのエピソードも気になる。文字だけでも十分萌えるけど、声がついたら破壊力やばそう。これはぜひ摂取せねば…!(笑)
全体通して、エロも感情もバランス良くて、読後の満足感が高い。大人になったからこそ分かる寂しさとか、恋愛の難しさとか、そういう部分をすごく丁寧に描いてくれてる。派手な事件やトラブルがない分、キャラたちの心の動きにグッと集中できて、読んでてすごく心地いい。
とにかく、「大人の男たちの、ままならない恋愛」をじっくり堪能したい人には激推し。富田と斉藤の今後も、夏目と北川の進展も、全部見守りたくなる、そんな1冊でした!
こんな人におすすめ
- 大人同士のリアルな恋愛模様に萌える
- セフレから始まる関係の変化が好き
- 不器用な男たちのすれ違いにキュンとしたい
- 受けの隠れた寂しさや弱さにグッとくる
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恋する鉄面皮 2