【レビュー】食べてもおいしくありません3｜鬼圧強めな執着攻×チョロかわ人間、食べ愛が止まらない！

📚 目次

基本情報
あらすじ
おすすめポイント
感想・考察（ネタバレ注意）
こんな人におすすめ
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やっほー、ダイキです！今日は山田２丁目先生の「食べてもおいしくありません 3」を語らせてくれ！いやこれ表紙！「形勢逆転？！」って感じでワクワクが止まらなかったんだけど、読んでみたら想像の3倍くらいニヤニヤが止まらない甘々展開だった…！人間の日和と、ゴリゴリ強オニの穂高のラブが、今回はさらに暴走モードに突入。食べられたい（性的な意味で）欲求爆発の日和がとにかく可愛すぎて…！お兄ちゃんや他キャラたちも絡んできて、ツッコミどころもラブみも満載。とにかく「甘々」「ちゅーちゅー」「ちょろ可愛い」三拍子揃った今巻、僕のアラサー腐男子心は大満足でした。さあ、この勢いのまま、レビューもいってみよう！

基本情報

作品タイトル：食べてもおいしくありません 3

カップリング：高校生 ✕ 高校生

作者：山田２丁目先生

出版社：リブレ

出版年月日：2021/06/10

あらすじ

人間の高校生・日和は、鬼の穂高にゴリゴリに愛され、日々「食べられる」快感に溺れる毎日。穂高からのマーキングの影響で、欲望が暴走、理性が崩壊寸前のハイテンションに突入！「食べられたい」という本能と、穂高への恋心がごっちゃになり、自分の気持ちに戸惑う日和。一方、穂高もそんな日和を嬉しそうに受け止め、二人はますますイチャイチャが止まらない！ところが、日和の兄が異変を察して介入、穂高との関係に波乱が…！？捕食者と被食者という枠を超えた、甘くて濃厚なラブバトル第3巻！

感想・考察（ネタバレ注意）

3巻読了、今回もニヤニヤが止まらなかった。日和の“チョロさ”と穂高の“オニ圧”の相乗効果が、甘さの暴力レベルで押し寄せてくる！前巻までの「我慢合戦」モードから一転して、今回は「食べて！食べて！！」の欲望大解放モード。日和の「食べられたい…」が暴走して、理性崩壊ギリギリ。読んでるこっちまで脳がとろけそうになった。

特に最高だったのが、日和が「オレ、穂高のこと好きなのかな…？」って、自分の気持ちにようやく気づく流れ。今さら！？って思いながらも、こういうチョロくて鈍感な受け、僕は大好き。好きなのバレバレなのに「いや、別に…」とか言い張る姿が可愛すぎるし、ツッコミどころ満載で笑うしかない。そしてその後、好きって自覚しても簡単には口に出さず、「すぐに言っちゃったらチョロく見えるから」って…いや、最初からバレてるし！君は立派なチョロインだよ！って読者総ツッコミ案件。

穂高も相変わらず一途でオニらしさ全開。マーキングの副作用で日和が「食べられたい」モードになってるのも承知の上で、それでも日和から「好き」って言葉をいっぱい聞けて嬉しそうな反応がたまらない。理性では「これは本音じゃないかも」って分かってるのに、やっぱり嬉しい…って、穂高の素直なデレ具合が想像以上に可愛い。ガタイでかいのに心がピュアでギャップ萌え。

あと今回は、脇キャラもめちゃくちゃ良い味出してる。超ブラコンで過保護なお兄ちゃんが、妙に色気あるし、どこか日和と同じ属性の香りがして面白かった。オニに食べられた（性的な意味で）経験が実はあったりしたら…って妄想も捗る。スピンオフで兄貴の恋もぜひ見たいくらい。薬師くんもいい子すぎて、逆に変な鬼に食べられたりしないか心配。こうやってちょこちょこサブキャラが魅力的なのも山田２丁目先生らしさだな～と納得。

エッチシーンは、相変わらず快楽と愛が絡み合って濃密。二人の「好き」が暴走してる感じがビシビシ伝わってくる。日和が「食べられたい」と本能で訴え、穂高が「食べたい」と抑えつつも応えようとする。この切なさと甘さのバランスが絶妙で、読んでて何度も顔面崩壊しそうになった。学校の階段での身長差チューも最高だったし、オレンジジュースのバカップル飲みも可愛すぎる。ギャグかってくらいイチャイチャしてて、読者サービス過多。

作画面では、でかいツノ＆巨体の穂高と、ちんまり可愛い日和の対比がやっぱり好き。表紙からして今までより日和が攻めてる（？）感じが出てて、関係性の変化も絵で伝わるのが良い。

あと、やっぱりこのシリーズ凄いのは、異種間ラブの背徳感と、シリアスになりすぎないコメディタッチの絶妙なバランス。捕食者（鬼）と被食者（人間）っていうヤバめな構図なのに、なんだかんだ両想いのじれじれピュアラブに着地させてくる手腕、さすがとしか言いようがない。「食べてもおいしくありません」とか言いながら、3巻では「とってもおいしいので召し上がってください」状態だったの笑った。

次巻もまだまだ二人のイチャイチャが続くのかと思うと、アラサー男子の僕でもワクワクが止まらない。今度は穂高がヒグマ化する勢いで執着見せてくれるのかな。早く続き読みたい！