【レビュー】クロネコ彼氏の愛し方2|猫科男子たちの愛と成長、そして新たな家族騒動

こんにちは!アラサー腐男子ブロガーのダイキです!
左京亜也先生の「クロネコ彼氏の愛し方 2」!いや~もう、クロネコ真悟と豹俳優・賀神のコンビに再会できてテンション爆上がり。前作のラブラブっぷりから一転、同棲早々に現れる賀神兄&リオくんという爆弾キャラたち…。家庭内に漂う妙な緊張感と、でもその奥にある甘さ、そして相変わらずの肌色率の高さに、ページをめくる手が止まらない!今回はちょっと切なくて、でもキュンときて、最後には「2人、成長したなぁ…」って親戚のおばちゃんみたいな気分にもなりました(笑)「愛し方」って何だろう?って、改めて考えさせられるし、猫耳や豹耳の可愛さにも癒される…とにかくBL好きなら絶対外せない一冊!さっそく語っていくよ~!

📝基本情報

作品タイトル:クロネコ彼氏の愛し方 2

シリーズ:クロネコ彼氏

カップリング:俳優 ✕ ガテン系

作者:左京亜也 先生

出版社:新書館

出版年月日:2014/09/30

📖あらすじ

新居で同棲を始めたクロネコ系男子・真悟と、豹に変身できる人気俳優・賀神。ラブラブな新生活がスタート…するはずが、賀神の兄とその息子リオが突然押しかけ居候状態に。2人の距離感が揺らぐなか、賀神は真悟を守ろうと兄と激しく衝突。「全部捨てても真悟を選ぶ」とまで言う賀神に、真悟は戸惑いや葛藤を感じながらも、少しずつ自分の気持ちと向き合っていく。お互いの過去や家族、変わりゆく関係を前に、真悟が選び取る“愛し方”とは?猫科設定のかわいさ&エロさも満載、シリーズ第2巻!

🌟おすすめポイント

  • クロネコ系男子・真悟と人気俳優・賀神の同棲ラブが進化!
  • 賀神兄&甥っ子リオ登場で関係に新波乱、家族ドラマも濃厚
  • 真悟の精神的成長が泣けるし、健気な姿に親戚のおばちゃん目線で感動
  • 相変わらずエロさ全開、仲直りHは切なくも萌え必至
  • 猫耳&豹耳などケモミミ設定も大充実、動物好きも大満足

💬 感想・考察(ネタバレ注意)

いやー、「クロネコ彼氏の愛し方 2」ぶっ続けで読んで、心がジェットコースター乗ってきた感じ。今作は、賀神と真悟の“同棲ラブラブ生活”という夢の続き…かと思いきや、賀神のお兄さん&その息子リオの乱入で一気に波乱ムード。待ってましたと言わんばかりに家族のややこしや案件がぶっ込まれてきて、BLあるあるの「幸せになった途端に問題勃発!」がきっちり来る。

何が良いって、真悟の成長がしっかり描かれているところ。1巻までは「自分を守るのに精一杯で、誰かに甘えるとか信じるとか無理!」ってタイプだったけど、今回は賀神の愛にちゃんと向き合って、しかも守られるだけじゃなく返すこともできるようになった。いや、うちの親戚のオバちゃんばりに「しんご、ようやったなぁ~」って泣きそうになったよ。もう、涙腺が…(笑)

とはいえ、賀神サイドも一筋縄じゃいかない。相変わらず「好きだ!愛してる!」って全力ストレートなのはイケメン俳優補正で許されてるけど、怒りにまかせて強引にいっちゃったり、言葉選びが絶望的なときがあって、真悟的には地雷踏み抜かれまくり。そこに切なエロががっつり乗っかって、「え、ここでそうなる?」って、もどかしさと萌えが同時襲来。賀神が“豹”になるシーンのカリスマと色気は相変わらず最強。トレンチコートの陰でのキスとか、悔しいほどキマッててさすがとしか。

リオくんの可愛さも正直ヤバい。真悟とちびっこがキャッキャしてるシーン、普段の大人っぽい雰囲気とのギャップで破壊力高すぎ。これ、完全に癒し枠。ガチの猫耳や豹耳など、ケモミミ成分もシリーズ随一で盛られていて、個人的にめちゃポイント高い!特に真悟の黒猫化は何度見ても可愛い…「耳が出てなんぼ」は完全同意。

話の芯は、家族というテーマ。賀神兄の登場が“家族の形”とか“血縁”の問題をはっきり突きつけてくる。真悟は家族のいない身だからこそ、賀神に「家族を大事にしてほしい」と思う。対して賀神は「家族の枠を超えた二人だけの愛」を求めてて、二人の価値観がぶつかる。でも、ここでちゃんと話し合うことで、「どちらかが犠牲になる」んじゃなくて、「一緒に新しい家族になる」って着地に向かうところが最高に良い。真悟が賀神のために一歩も引かず、でも自分の気持ちをしっかり伝えるときの涙&猫耳シーンはマジでエモすぎる。

エロシーンも相変わらず濃いんだけど、二人がぶつかって、認め合って、やっと分かり合えた…!っていう“仲直りエッチ”が、もう、泣けるほど尊い。読んでるこっちは「ごちそうさま!」の大合唱。しかも、今作は真悟の“内側視点”の描写が増えてて、より深く彼の心情が分かるから、萌えと同時にしみじみしてしまう。

地味に新居のバスタブとか、生活感ある小道具もニヤニヤポイント。ラブホみたいなバスタブでイチャイチャとか、もう…リア充は爆発してほしい(嘘。幸せになってくれ!)

まとめると、1巻での「萌え」と「ちょっと危なっかしい恋」が、2巻では「信頼」と「お互いを家族として選ぶ愛」へと昇華した感がある。賀神のイケメンぶりも真悟の健気さも最大火力だけど、より「心の絆」を感じさせる展開になっていて、読みごたえバッチリ。僕的には、最後の「紙吹雪まいて祝福したくなる」感じ、まさにそれ!ってなった。

とりあえず今は「真悟、賀神、おめでとう!」って祝杯をあげたい。エロも甘さもシリアスも全部盛り、これぞBLの醍醐味!

🔍こんな人におすすめ

  • 猫科男子や獣人設定のBLにときめく
  • カップルの成長や関係の深化を見守りたい
  • エロ多めだけど心がちゃんと通じてるラブが好き
  • 家族や兄弟など、ちょっとこじれた人間関係にドラマを感じる
  • 健気でツンデレな受けキャラに弱い

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クロネコ彼氏の愛し方 2

クロネコ彼氏の愛し方 2

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ダイキ

アラサー腐男子。いままで読んだBL漫画は1,500冊以上!好きな作家さんはヤマダさん(鯛代くん、君ってやつは)、山田ノノノさん(跪いて愛を問う)、鯛野ニッケさん(その夜のどこか、シリーズ)、ほかたくさん。学園モノが好き。ファンタジー系もちょっと好き。グロ、ホラーは苦手。なるべくハピエン希望。

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