どうも!アラサー腐男子のダイキです!
今回は左京亜也先生の「クロネコ彼氏の愛し方 1」をご紹介。クロネコシリーズもついにここまで来たか…ということで、甘々度もエロエロ度もメーター振り切っちゃってます。豹系イケメン俳優・賀神と、黒猫系男子・真悟の同棲スタート!新婚ラブラブモード全開、読んでるこっちが照れちゃうくらい幸せオーラが飛び交ってます。いや、現実でこんな順調なカップルいたら嫉妬で夜しか眠れないよ!(笑)そして、謎の新キャラやら、兄やら甥っ子やら…どうなるのこの家族構成!?
とにかく、読み終わったあと「ごちそうさまでした!」って言いたくなる、甘さと萌えがギュッと詰まった一冊。ではでは、早速レビューいってみよー!
基本情報
あらすじ
豹に変身できる人気俳優・賀神と、黒猫に変身するツンデレ男子・真悟がついに同棲スタート!新婚気分でラブラブな毎日…かと思いきや、新居に現れた謎の男が二人の平穏に波乱を巻き起こす。甘え上手になっていく真悟と、デレ度が増す賀神のイチャイチャっぷりは読んでてこっちが照れるレベル。そんな二人の恋模様に加え、賀神の兄や甥っ子も登場して、ますます賑やか&ドタバタな展開に。猫ならではの“欲しがり”な可愛さ、そして互いを想うがゆえの不器用さが、たっぷり詰まった一冊。愛し方を模索するクロネコとヒョウの、ちょっぴり切なくて超アマアマな同棲ライフが始まります!
おすすめポイント
- 同棲スタートで新婚ラブラブ感MAX!
- 賀神の溺愛っぷりに真悟がどんどん甘えんぼに変身
- エロシーン多めなのに幸せな気持ちになれる不思議な作品
- 細マッチョな男の色気あふれる作画が眼福
- 新キャラ兄&甥っ子登場で今後の波乱も期待大
感想・考察(ネタバレ注意)
同棲スタートで「あまあま」って言葉だけじゃ足りないくらい、最初から最後まで糖度120%で押し寄せてくる一冊だった。賀神×真悟――この二人、やっと新婚(?)生活が始まったはずが、もう最初っからイチャイチャが止まらなくて、僕みたいなアラサー男が読むと「こんなに幸せでいいんか?」と不安になるレベル。ページをめくるごとに、真悟がどんどん甘えん坊になっていくのがまた可愛くて…ちょっとこっちが照れちゃう。前作を読んでた人はもちろんだけど、実はシリーズ途中参戦でも意外と分かりやすい作り。BL漫画って唐突に始まることも多いけど、この作品は雰囲気で乗り切れるし、すんなり溶け込めるのも魅力の一つだと思う。
個人的に印象的だったのは、二人のラブシーンが「ただエロい」だけじゃないところ。ただ肌を重ねてるだけじゃなくて、そこにしっかりストーリーがある。真悟が賀神のことをどんどん求めるようになってるのが、表情や仕草からひしひしと伝わってきて、読んでるこっちも思わずニヤけてしまう。特に、真悟が自分から賀神を誘ったり、遠慮なく甘えてみせたりと、最初期のちょっとツンツンしてた頃の面影が薄れてきてるのも見どころだと思う。まさに「クロネコ彼氏」って感じで、可愛さ爆発。あれだけ無頼に生きてきたのに、今じゃすっかり「飼い猫」。それを優しく見守る賀神の表情も、巻を追うごとに柔らかくなっていて、もう…ニヤニヤが止まらん。
そして、今回初出の賀神の兄と甥っ子のリオちゃん。この二人が登場したことで、ただのラブコメだけじゃなく、ちょっと違う家族の雰囲気や、真悟の優しさが新たな角度で見えてくるのも良かった。真悟がリオちゃんの世話を焼いたり、さりげなく賀神を気遣うところは、元野良猫ならではの情の深さを感じさせるし、「なんだかんだでいいヤツだなぁ」と思える。賀神兄がやたら受け臭を漂わせてたり、リオちゃんが可愛すぎたり、次巻への期待も膨らむ展開。
あと、細かいところだけどカラーページがとにかく美麗。筋肉や身体のラインも丁寧で、いわゆる「細マッチョ」な二人の色気がたまらない。ガタイがよすぎず細すぎず、リアルに「男の身体」って感じがして、変にファンタジーじゃないのも個人的には好感度高い。あと、服装の七分袖率が高かったり、たまに真悟の萌え袖が見れたり…こういう細やかなフェチ心をくすぐってくれるのも左京先生のありがたみ。
「エロがねちっこい」って感想も多かったけど、これがまた絶妙で。ただ単に刺激を追求してるんじゃなくて、ちゃんと二人の関係性とか、心の動きが描かれてるから、読んでて全く飽きない。しかも、エロいのに幸せな気分になるタイプの作品。エロ=ドロドロじゃなくて、エロ=ハッピー。これ、なかなか他にない感触だと思う。「見てて恥ずかしくなるほどラブラブ」って口コミもあったけど、まさにその通り!一緒にイチャついてるのを、こっちが「ごちそうさまでした」と頭を下げながら見守る感じ。僕もBL読者歴はそれなりに長いけど、このあまあまっぷりは間違いなくトップクラス。
それから、地味に笑えたのがカバー下とか描き下ろし。真悟が彼シャツ着てたり(しかもおしりが可愛い)、賀神が真顔で猫化した真悟の乳首をこねてたり…いや、もうラブコメとしての完成度まで高くない?作家さんの遊び心が見えて、ファンとしては嬉しいおまけ。
同棲を始めるかどうかで、真悟が悩んでる理由も「マンネリが怖い」とか、もう可愛い以外の何物でもない。僕だったら即OKしちゃうよ?でも、これだけ愛されて、それでも不安になっちゃうのが彼の良さなんだろうな。賀神がしっかりリードして、最終的にはうまく丸め込まれる真悟…まさに「ばかにゃんこ」呼びが似合う。二人の関係が、ちゃんと対等になってきていて、愛し合ってるからこそ時に拗れるし、でも最後には必ずラブラブに戻る。その安定感も、このシリーズの人気の理由なんだと思う。
全体的に、前作からの成長や変化がはっきり見えて、二人ともどんどん幸せになっていくのが分かる。元は俺様で強引だった賀神も、今じゃ真悟にメロメロで優しい顔ばかりだし、かつて何処か寂しげだった真悟も、今じゃ愛情に満ちてる。読後感がとにかく幸せで、「これからもこの二人ならどんな困難も乗り越えるだろうな」って信じられる。次巻への期待も高まるし、シリーズ未読の人もぜひ手に取ってほしい一冊。
…ちなみに、僕が一番好きなシーンは、真悟が何気なくリオちゃんの世話を焼くところ。ああいう、ふとした優しさにキュンと来ちゃうんだよね。いや~、やっぱり猫系男子は反則級に可愛い!
こんな人におすすめ
- ラブラブ・あまあまなカップルに癒やされたい
- エロ多めのBLでドキドキしたい
- 同棲カップルの日常を覗き見したい
- 動物系(猫&豹)設定のBLが好き
- 素直になれないツンデレ受けが気になる
🛒 購入はこちら(Amazon)

クロネコ彼氏の愛し方 1