【レビュー】ブルースカイコンプレックス 4|大学生編スタート!当て馬登場で揺れる愛と成長

やあやあ、アラサー腐男子のダイキだよ!今回は市川けい先生の「ブルースカイコンプレックス 4」を紹介するよ!いや~、このシリーズ追いかけてる人、もはや人生一緒に歩んでる感覚じゃない?(笑)大学生編スタートで、楢崎と寺島が同棲しながらそれぞれの大学生活を満喫するんだけど、そこに新キャラ・栗栖が現れて波乱の予感…!BLお決まり(?)の当て馬がやってきて、どうなるこの二人?! と思いきや、相変わらずの安定カップルぶりで、見てるこっちが照れるわ!しかも、今回はお互いの愛情が爆発してて読んでて尊みがすごい…!「恋」から「愛」へ、ってこういうことなんだな~としみじみしちゃったよ。さてさて、この続きはレビューでじっくり語っていくので、お楽しみに!

📝基本情報

作品タイトル:ブルースカイコンプレックス 4

シリーズ:ブルースカイコンプレックス

カップリング:大学生 ✕ 大学生

作者:市川けい 先生

出版社:東京漫画社

出版年月日:2018/08/24

📖あらすじ

大学生になった楢崎と寺島は、同じ家で生活をスタート。新しい環境にもすっかり馴染み、バイトや友人との付き合いも増え、大人の階段を着実に上ってる感じ。そんな二人の前に現れたのが、楢崎が教習所で出会った栗栖くん。彼、実は寺島の中学時代にピアスを開けた張本人という、ちょっとややこしい過去持ち。当て馬感バリバリで、寺島にグイグイ近づく栗栖に、楢崎の心は穏やかじゃない。だけど、不安やモヤモヤを抱えつつも、ちゃんとお互いに気持ちを伝え合えるのがこのカップルのいいところ。寺島も楢崎の不安を受け止めて、関係がより一層深まっていく。波乱を巻き起こす新キャラ登場で、二人の愛の強さが試される大学生編、いよいよ開幕!

🌟おすすめポイント

  • 大学生編スタートで、二人の生活と関係性がより深く描かれる!
  • 当て馬・栗栖くんの登場で、嫉妬やすれ違いの萌えが爆発
  • お互いを大事に思うピュアな愛情表現に胸がジンとくる
  • 他キャラ視点で見える「付き合ってる感」がたまらなく可愛い
  • エッチシーンは寺島がイニシアチブを取って新鮮なドキドキ
  • 描き下ろしや小冊子など、特装版の特典も大満足

💬 感想・考察(ネタバレ注意)

「ブルースカイコンプレックス」4巻を読んで、まず率直に思ったのは、「恋愛、ここまで育つと愛になるんだな」ってこと。いや~、もうね、楢崎と寺島、この2人の関係がマジで尊すぎる!大学生編に突入して、生活のステージがグッと広がったのに、それでも2人の間に流れる空気が変わらないのが本当に眩しい。むしろ、環境の変化が2人の絆をさらに強くしている感じさえするんだ。

今までは高校という比較的クローズドな世界での2人だったけど、大学に進学して、新しい友人やコミュニティと関わることで、お互いの新しい一面が見えてくる。その中で一番の事件(?)はやっぱり、楢崎の教習所仲間・栗栖が出てきたこと。しかもこの栗栖、寺島の中学の同級生で、なんとピアスホールを開けた男…!いや、ピアスホールって、BL界隈だと割と意味深なファーストタッチ案件でしょ。楢崎がモヤモヤする気持ち、男子目線でもハッキリ分かるし、読者としても「お、おう…」ってなる。

栗栖はいわゆる当て馬ポジションなんだけど、最初はグイグイ迫ってくるし、ちょっと不穏な匂いもあって「この先どうなっちゃうの~!」って胃がきりきり。だけど、ちゃんと蓋を開けると、彼も彼なりに不器用なだけで、根は悪いやつじゃなかった。寺島に反撃され、楢崎にブチギレられた後は、妙な素直さを見せたりして、なんだか憎めないんだよね。むしろ、栗栖の視点で2人のラブラブ具合が漏れまくってるのが客観的で超萌えポイント。「付き合ってるのバレバレやん!」ってツッコミたくなるレベル。

楢崎って、普段はクールで冷静っぽいのに、寺島絡みになると一気に感情むき出しになったり、ちょっとベタベタしたりするのが最高。寺島も、他人には見せない表情や甘えた一面を楢崎の前だけで見せてくれて、これがまたギャップ萌え。2人とも、表立って感情を表現するタイプじゃない分、ふとした仕草や言葉の端々から愛が滲み出てて、BL好きの僕としては「うおおお…」ってなっちゃう。

特に心に刺さったのは、寺島が栗栖に襲われそうになるシーン。普通こういう場面だと、「自分が傷つくのがイヤ」って感じになりそうだけど、寺島は「楢崎が悲しむから自分自身を大事にしたい」って言うんだよね。これ、完全に愛✨️でしょ?自分のことじゃなくて、相手のために自分を大切にするって、もう恋愛を超えてる。昔やんちゃだった寺島が、こんなに変わったのも、全部楢崎のおかげなのかもなぁ…って、しみじみしてしまった。

エッチシーンも、今回は寺島がイニシアチブを取っていて、楢崎が「俺、抱かれてるみたい…」とか思っちゃうの、ちょっとリバっぽくて新鮮だった。2人とも、単なる“攻め”と“受け”っていう枠を超えて、お互いに愛おしさをぶつけ合ってるのが伝わってきて、読んでてニヤニヤが止まらなかった。

あと、家族との交流が描かれてるのも地味に良かった!寺島のお母さんが彼氏として楢崎を受け入れていたり、兄弟とも自然体で接してたり、もう家族公認カップル感が半端ない。こういう温かい空気が全体を包んでるから、ただの恋愛漫画じゃなくて「人生の一部」みたいな雰囲気になってるんだよね。

そして地味に注目したいのが、作画の変化。1巻の頃と比べてだいぶ線が太くなったし、絵柄がまるっと優しくなってる感じがする。まあ、楢崎の泣きぼくろ萌えは健在だし、寺島の美しい顔面もバッチリ。表情のバリエーションが増えて、2人のドラマがより生き生きしてるように感じた。

ラスト、栗栖問題は解決したけど、今度は楢崎側に何やら新たな火種が…?みたいな雰囲気が漂ってて、胃がきりきりしつつも、2人ならきっと乗り越えられるって信じてる。とにかく「相手を大切にする気持ち」の美しさ、これに尽きる。恋が愛に進化する、その過程を丁寧に描いてくれる市川けい先生、本当にありがとう!

🔍こんな人におすすめ

  • 大学生同士のリアルな恋愛と成長を見届けたい
  • じっくり深まるカップルの「愛」にキュンとしたい
  • 新キャラが絡む波乱&三角関係モノが好物
  • お互いを想う優しい気持ちに癒されたい
  • 「当て馬」視点でのカップル観察に萌える

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ブルースカイコンプレックス 4

ブルースカイコンプレックス 4

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ダイキ

アラサー腐男子。いままで読んだBL漫画は1,500冊以上!好きな作家さんはヤマダさん(鯛代くん、君ってやつは)、山田ノノノさん(跪いて愛を問う)、鯛野ニッケさん(その夜のどこか、シリーズ)、ほかたくさん。学園モノが好き。ファンタジー系もちょっと好き。グロ、ホラーは苦手。なるべくハピエン希望。

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