やあやあ、アラサー腐男子のダイキです!今日は、にやま先生の「僕のおまわりさん 3」を紹介しちゃうよ!このシリーズ、もうタイトル見ただけで幸せが溢れてそうなんだけど、最終巻は本当に多幸感のオンパレード。晋と誠治の同棲2年目、これでもかってくらいイチャイチャしてて、読んでるこっちが照れちゃうレベル(笑)しかも、誠治の誕生日イベントに、迷い猫の捜査(?)、さらにはご褒美のための猛特訓…って、どんだけ盛りだくさんなの!?もう「幸せってこういうこと?」って思っちゃったよ。波乱もドロドロもゼロ、ただただ愛が深まっていく日常系BL。読み終わる頃には、思わず「末長く爆発しろ…!」って微笑ましく呟いちゃうこと間違いなし!さて、幸せおすそ分けレビュー、いってみよ~!
基本情報
あらすじ
晋と誠治、年の差カップルのおまわりさんシリーズがついに完結!同棲生活も2年目に突入し、日々の幸せを噛みしめる二人の前にやってきたのは、誠治の誕生日という一大イベント。普段サプライズに慣れていない晋が、想いをカタチにしようと大奮闘。おまぬけハプニングあり、二人で迷い猫の飼い主探しに合同捜査(!?)もあり、とにかく愛情たっぷりな日常がてんこ盛り!特別なご褒美のために晋が猛特訓しちゃうシーンも見どころ。重い展開や当て馬もなく、ただただ尊くて平和な2人の暮らしがすごくリアルに描かれていて、読んでるこっちまで幸せになれる一冊。シリーズファンはもちろん、日常系BLが好きな人や癒しを求めてる人にもぴったりです。
おすすめポイント
- 年の差カップルのほのぼの同棲ライフに癒される!
- 重苦しい展開ゼロ、ただただ幸せが詰まった最終巻
- 誕生日やクリスマスなどイベント盛りだくさんで胸キュン必至
- 晋の一途な愛と誠治の包容力がとにかく尊い
- おまけ小冊子付きでファンには嬉しいボリューム
感想・考察(ネタバレ注意)
「僕のおまわりさん」シリーズ、ついに完結。いやー……この3巻、終始にやにやが止まらなかった。晋と誠治の“幸せ”がこれでもかと詰め込まれてて、読んでるこっちが多幸感でお腹いっぱいになるレベル。BLって波乱や切なさも醍醐味だけど、ときにはこういう「幸福の暴力」みたいな作品も必要だよねって、再認識したよ。
実際、晋と誠治の同棲生活2年目、もう生活がすっかり馴染んでて。これだけ長く一緒にいるのに、気持ちがちっとも色褪せてない。晋の10年越しの片思いから始まった物語だけど、報われた後の「その先」を、こんなに丁寧に描いてくれるBLは貴重だと思う。二人ともすごく自然体で、どんなにベタベタしてても「わざとらしくない」。これ、なかなかできることじゃないんだよなぁ。
個人的には、誠治の誕生日サプライズのエピソードがめちゃくちゃ好き。晋がサプライズに慣れてなさすぎて、あたふたしながらも全力で誠治に喜んでもらおうとする姿が可愛すぎた。しかもその後のクリスマス回では、晋の想いが溢れすぎてて、普段クールな彼の素直な愛情表現に思わず胸が熱くなった。ほんと、晋って誠治のこと大好きすぎて読者としては安心しかない。それに答えるように、誠治も自然体で愛情深い。「100%の幸せ」ってこういうことか、って感じさせられる。
このシリーズ、よくあるBLの「修羅場」とか「当て馬」とか、そういうのが一切ないのも特徴的。普通は波乱があってこその感動展開、みたいな流れが王道だけど、「僕のおまわりさん」はただただ、日常の中のささやかな幸せが積み重なっていく。これが、読んでて妙にリアルなんだよね。現実世界でこんなにうまくいくカップルがいるのかは分からないけど、「そうあってほしい」と思わせてくれる幸福感。だからこそ、逆に感情移入して泣きそうになる。僕も読んでて「こんなに幸せで泣けることある?!」って、思わずチコたん(猫)と一緒にティッシュ抱えた(妄想)
あと、誠治がとにかく包容力の塊。晋の「重い」くらいの愛も、全部まるっと受け止めてるし、自分の愛も惜しみなく注ぐタイプ。晋もそうだけど、二人とも自分の気持ちをちゃんと口に出す。これがまた尊い。大人だからこその「素直さ」って、少年漫画の青春BLにはない魅力だなって思う。晋の「俺に愛情をくれてありがとう」ってセリフ、これ、破壊力ありすぎでしょ。よくもまあ、ここまで感情を真っ直ぐに伝え合えるなぁ……って、ちょっと羨ましくなった。
サブエピソードも粒ぞろいで、迷い猫の飼い主捜索や柔道大会優勝とか、ちょっとした日常の事件がコミカルかつ愛おしい。二人のやりとりは基本コメディタッチなんだけど、だからこそシリアスな感動シーンが引き立つんだよね。特にクリスマス回のイルミネーションのところ、晋が全速力で駆け出すシーンは、個人的に「晋幹線」と呼んで心に刻まれた(笑)そして、誠治のヒゲを剃った若返りビジュアル、あれは反則だろ……可愛すぎる。
エッチシーンも、二人の愛情や安心感がちゃんと伝わってくる。もう「ごほうび」って名目なのがピッタリで、色気もありつついやらしすぎない。2人の関係が成熟してるからこそ、変にエロで煽らずとも“温かい”気持ちのまま読めるのは、にやま先生の絶妙な匙加減だと思う。でも何気に、晋が誠治の指のサイズを測るのに悪戦苦闘したり、ちょっとした小ネタが散りばめられてて、その一つ一つが愛しくなる。
ここまで綺麗に完結してしまうと、もう二人の日常を覗けないのが寂しい。でも、またどこかでふらっと番外編とかやってくれたらいいなって、勝手に期待しちゃう。BL初心者にも自信を持って薦めたいシリーズだし、「おじ受け」属性に抵抗がある人にも、誠治の可愛さに絶対やられるはず。とにかく、幸せが詰まったこの3巻、終わってしまうのが寂しいけど、読後は「ありがとう」って気持ちでいっぱいでした。晋、誠治、ずっとずっとお幸せに!
こんな人におすすめ
- 幸せいっぱいの日常系BLが読みたい
- 年の差カップルの尊さを味わいたい
- 波乱やドロドロ展開が苦手な人
- おじ受けジャンルに興味がある
- ほんわかしたコメディと感動を両方楽しみたい
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僕のおまわりさん 3