【レビュー】クロネコ彼氏のアソビ方|肉食俳優×孤独な黒猫、ケダモノ同士の本気ラブ

やあ、アラサー腐男子のダイキだよ!今日は、左京亜也先生の「クロネコ彼氏のアソビ方」を紹介するよ。もうタイトルからして「猫科男子×猫科男子」って、俺得すぎるだろ…って心の中でガッツポーズしちゃった(笑)黒猫に化ける真悟と、豹に化ける人気俳優・賀神のドキドキすぎる駆け引きが最高!最初は体だけの軽い関係かと思いきや、どんどんお互いに本気になっちゃう流れがさ、色っぽいだけじゃなくてめちゃくちゃ切なくて…胸がギュンッとくるんだよね。しかも、左京先生の描く美麗ボディとケモ耳&尻尾の破壊力よ。ちょっと大人向けの描写も多いから、読むときは気をつけて!でも、ケダモノ同士のツンデレ攻防や、黒猫真悟の可愛さに一瞬でやられました…。猫科BL好きも、エロ重視派も、これは絶対チェックしとくべき一冊だよ!

📝基本情報

作品タイトル:クロネコ彼氏のアソビ方

シリーズ:クロネコ彼氏

カップリング:俳優 ✕ ガテン系

作者:左京亜也 先生

出版社:新書館

出版年月日:2012/09/29

📖あらすじ

黒猫に変身できる猫科人間・真悟は、好みのタイプなら誰とでも関係を持つ、自由気ままな“野良猫”気質の持ち主。そんな真悟に目をつけたのが、超人気俳優でありながらヒョウに化ける猫科人間・賀神。賀神の圧倒的なオスの色気と強引さに、あっさり主導権を奪われてしまう真悟。軽い遊びのつもりが、次第に深く惹かれ合っていく二人だけど、捨てられてばかりの過去がある真悟は、なかなか心を開けない。一方、賀神も“遊び”だったはずが、真悟への本気の想いに気づき始める。体だけの関係から少しずつ心へ…不器用なツンデレ黒猫と、肉食系イケメン俳優のケモノな恋の駆け引きが始まる!

🌟おすすめポイント

  • 猫科人間同士のツンデレ&肉食系カップルが新鮮で萌える!
  • 圧倒的な美麗イラストと色気のある身体描写が最高
  • エロ多めだけど、心の変化やトラウマ克服のドラマ性もしっかり
  • 黒猫の真悟の可愛さが反則級、ケモ耳・しっぽ好きにはたまらない
  • セックスが二人の関係性の変化を描く重要なファクターになっていて見応えあり

💬 感想・考察(ネタバレ注意)

最初のページをめくった瞬間から、あまりのエロさにびっくりした。いや、左京亜也先生ってここまでストレートに攻めてくる人だったっけ!?猫科人間という設定だけでもテンション上がるのに、真悟と賀神、この二人のケモノっぷりが本当に最高だった。

真悟は黒猫に化ける猫科人間で、しかもかなり遊び人。好みの顔とカラダなら誰とでも寝ちゃう、みたいなチャラさがあるんだけど、ただのビッチじゃなくてちゃんと理由があるんだよね。人間に何度も「拾われては捨てられて」を繰り返してきたせいで、誰かと本気で向き合うことにトラウマがある。そんな真悟が、またしても自分とは別次元のオス感を放つ賀神に目をつけられちゃう。

賀神は人気No.1俳優で、しかも豹の猫科人間。見た目はクールで大人の余裕みたいなものがあるのに、真悟のこととなると急に肉食獣モード。最初は単なる興味とかおもちゃ扱いだったのに、だんだん「真悟に本気になってる自分」に気づいちゃって葛藤し始める。この過程がめちゃくちゃリアルで、読んでて「おいおい、そっちが本気になっちゃったらどうするの!?」って、僕までドキドキさせられた。

エロシーンはぶっちゃけ大迫力。いや、ピンクゴールドまっさおな赤裸々描写とか言われてるけど、ほんとに乳首や尻尾、身体のラインの美しさがとんでもない。左京先生の絵が綺麗だから、筋肉の描写も色っぽいし、猫科人間のしなやかさ、艶っぽさがしっかり堪能できる。特に「下から見上げるアングル」「上から見下ろすアングル」とか、いろんな視点から魅せてくれて、サービス精神120%!しかも乳首攻め好きには嬉しい仕様(笑)でも、エロだけじゃなくて、それがちゃんと二人の関係の変化とリンクしてるのがすごい。

最初は「身体だけの関係」と割り切っていた真悟が、賀神という存在にだんだん心まで惹かれていく流れが自然。捨てられるのが怖いから自分から本気になろうとしない、けど賀神が追いかけてきて「絶対に捨てたりしない」と抱きしめるラストは泣けた。段ボールの中から見上げる真悟の目線とか、孤独だった自分に差し込む光みたいで切ない。

あと、細かい部分なんだけど黒猫になって洗われてる真悟、めちゃくちゃ可愛すぎ!普段はツンデレ、すねた猫っぽい態度してるくせに、こういうとこで一気に無防備な可愛さをぶっこんでくるからズルい。賀神が正人(真悟の幼馴染)に嫉妬してる姿も、普段の余裕どこいったの!?ってぐらいヤキモチ丸出しで、クスッと笑えるところも好き。

真悟って「受っぽくない受」っていうか、最初はむしろ攻めてたのに結果的に賀神に押し倒されてしまうのが妙にリアル。こういう「なつかない猫が唯一なついた」みたいな流れ、個人的に超ツボ。そりゃあ賀神も本気になるよな…って納得しちゃう。

ストーリー自体はシンプル。だけど、心が閉じていた真悟が、賀神という存在に出会って、拒絶と葛藤を経て、ラストでようやく自分の弱さも見せられるようになる。その成長がしっかり描かれてるから、読み終わった後に「ああ、良い恋愛ものだったな」って素直に思えるんだよね。

そして、ケモ耳・尻尾、舌のザリザリ(笑)、猫科同士の絡み…と、ケモノ萌え要素も全部詰め込まれてる。ケモBL好きも、そうじゃない人も、絵の美しさとエロさ、ストーリーの切なさで、かなり満足感高いはず。正直、僕もまた左京先生にハマりそうな予感。いやもうハマったかも。

やっぱり「なつかないクロネコが本気でなつく瞬間」って、最高にキュンとする。読んだ後、猫派じゃない僕ですら「猫科最高!」って叫びたくなっちゃった。

🔍こんな人におすすめ

  • 獣人・ケモ耳BLが好き
  • 美麗な作画と肉感的な身体表現に惹かれる
  • エロ多めでストーリーも楽しみたい
  • ツンデレ同士の関係性に萌える
  • 心の傷やトラウマを丁寧に描いた作品が読みたい

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クロネコ彼氏のアソビ方

クロネコ彼氏のアソビ方

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ダイキ

アラサー腐男子。いままで読んだBL漫画は1,500冊以上!好きな作家さんはヤマダさん(鯛代くん、君ってやつは)、山田ノノノさん(跪いて愛を問う)、鯛野ニッケさん(その夜のどこか、シリーズ)、ほかたくさん。学園モノが好き。ファンタジー系もちょっと好き。グロ、ホラーは苦手。なるべくハピエン希望。

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