やあやあ、アラサー腐男子のダイキだよ!今回はBL界隈でも超有名な「テンカウント」の5巻を紹介しちゃいます!潔癖症の城谷さんと、ちょっとワケありなカウンセラー黒瀬くんの恋模様、第5巻はいよいよ心も体も急接近。いや…今回は本当にエロい!ニヤニヤどころか、思わず顔面蒸発しそうな展開だよ…。しかも、ずっと謎だった黒瀬くんの過去が明かされて、ただのイケメン攻めじゃない重みや闇がグッときた…。BLってエロだけじゃなくて、心の傷とか依存とか、そういう深いテーマも描けるんだな…って実感させられた一冊。さあ、これから「めちゃくちゃにされる」アツい恋の続き、ご一緒に語ろう!
基本情報
あらすじ
潔癖症を抱える社長秘書・城谷と、無愛想なカウンセラー・黒瀬の恋が、ついにクライマックスへ向かって加速する第5巻。2ヶ月ぶりに再会し、自分の意志で黒瀬の手を取った城谷は、タクシーで一緒に帰るも、黒瀬があっさり先に降りてしまい、思わず彼の後を追う。初めて素直な気持ちで自分をさらけ出す城谷と、「城谷さんを一番めちゃくちゃにできるのは俺」という黒瀬。二人の距離が一気に縮まり、関係も新たな段階に突入!さらに、黒瀬の過去や歪んだ心の傷が明かされ、これまでの伏線が回収されるセンセーショナルな展開も。恋愛と心の再生が交錯する、濃密なラブストーリーの続きが気になる一冊です。
おすすめポイント
- 黒瀬の重い過去がついに明かされ、伏線回収の爽快感がすごい!
- 潔癖症の城谷さんがついに自分から黒瀬に触れる成長シーンにキュン。
- エロさが過去最高レベルで、二人の“初めて”に読者もドキドキ。
- カウンセラー×患者という禁忌の関係性がよりスリリングに描かれる。
- 細部まで計算された表紙の演出など、ビジュアル面のこだわりも必見。
感想・考察(ネタバレ注意)
テンカウント5巻、いや~もう…いろんな意味で「ついに来たぞ」と言いたい気持ちでいっぱいです。前巻のあのエレベーターのキスで、こっちも期待値マックスで待ってたんだけど、今回は本当に期待を裏切らない(むしろ想像以上にエロい)展開になっててニヤニヤが止まらなかった。なんだろう、ただのエロじゃないんだよね、城谷さんと黒瀬くんの関係の「積み重ね」があったからこその盛り上がりが最高に気持ちよかった。
まず、読んでて一番感じたのが、城谷さん、めっちゃくちゃ成長してない!? 1巻の頃と比べたら、これ同じ人?って思うくらい自分の意志で黒瀬の手を取ったり、「俺のこと…めちゃくちゃにしてくれるんですよね?」って自分から言っちゃったり。ここ、もう悶絶ポイント。いやほんと、こっちまで照れた。黒瀬くんの「城谷さんを一番めちゃくちゃに出来るのは俺です」も、攻めとして100点満点のセリフで、BL好き男子としては思わず「よっ、待ってました!」って叫びたくなったよ。
正直、今回のエッチシーンはまさにクライマックス。BLの「エロ」は数あれど、テンカウントのエロって物語の必然として機能してるから、ぐっと来る。潔癖症の城谷さんがここまで自分をあけっぴろげにできるようになった過程とか、黒瀬くんとの距離感の変化が、全部このエロに集約されてる感じ。足舐めとか、攻めの舌なめずりとか、ディープな描写もあるけど、ぜんぶ「この二人だからこそ成立する」興奮なんだよな…!そして、黒瀬くんが興奮して変な顔になるのも、ギャップ萌え爆発。あと、城谷さんが黒瀬くんを蹴っちゃうシーン、あれ笑った。笑ったけど、二人の距離が一気に縮まった気がして、なんかもうお腹いっぱい。
それと、個人的にすごく印象的だったのが黒瀬くんの過去編。まさかのネグレクト&闇深エピソードで、「え、黒瀬くんもこんな重たいもの背負ってたの!?」ってちょっと衝撃だった。子供のころの黒瀬くん、すでに完成されてる感あって逆に怖い。でも、唯一心を許せた西垣さんとの出会いと別れが、今の黒瀬くんを形作ってるんだなぁ、と納得。誰かの「特別」になりたかった少年が、今度は自分が誰か(=城谷さん)を「救う側」になろうとする。その動機の純粋さと歪さが、すごくリアルで切なかった。
でも正直、西垣さんに対する後悔が城谷さんへの思いと地続きなんだ…って知ったとき、「うわー、それ聞いたら城谷さんちょっと複雑じゃない?」とも思った。恋愛の矢印ってそう単純じゃないし、やっぱり誰かを救いたい気持ちと恋愛感情がごっちゃになってるのは、黒瀬くんの抱えてる「闇」の部分だなと感じた。
エロいことしながらも、二人の関係はどこかまだ不安定。なのに城谷さんが黒瀬くんを気遣ったり、逆に自分からキスしようとしたり、今度は「城谷さんが黒瀬くんを救う番」なんだなって流れが見えてくる。黒瀬くんの「俺、また間違えたんですね」っていうセリフ、最初は「え、何が?」って思ったけど、彼なりに「特別な人」を救うことと「依存すること」の違いをまだ模索してるんだろうなと考えると、めちゃくちゃ心に刺さる。いや、ほんと自分もちょっと分かるな…って謎に共感してしまった(笑)
あとこの巻、表紙の変化まで本編にリンクしてるのも面白い。最初は一人ずつだった二人が、巻を追うごとにどんどん近づいて、5巻でがっつり距離が縮まってる。しかも城谷さんの目の色が黒瀬くん色になってるって、芸が細かい!もうね、こういう細かい演出に弱いんだ、僕…。
色々語ったけど、テンカウント5巻はエロもドラマも全開で、読み終わったあと「早く6巻読まなきゃ!」ってなること間違いなし。二人の変化をじっくり味わえるし、黒瀬くんの過去も明かされて、更なる深みにハマる巻だと思う。BL好きな人も、そうじゃない人も、この絶妙なバランス感をぜひ味わってほしい。いや~、ほんと最高。
こんな人におすすめ
- トラウマや心の闇を抱えたキャラクターの再生劇が好き
- エロもドラマも両方しっかり楽しみたい
- 過去の伏線が回収されていくストーリーに萌える
- 潔癖症や心の障害をテーマにしたBLに興味がある
- 攻めの過去や心情を深掘りする展開が好物
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テンカウント 5