【レビュー】ちょっと待とうよ、春虎くん|ゲイいじりを乗り越える年下攻めと健気受けの男子寮BL

どうも!アラサー腐男子のダイキだよ!
今回は、あめきり先生の「ちょっと待とうよ、春虎くん」を読んでみました。タイトルからして春っぽい青春ストーリーかな~と思いきや、これがもう…泣けるし、キュンとくるし、想像以上に心が揺さぶられる作品だったよ!ゲイであることを公表して、男子寮でいじられキャラになっちゃったスイ先輩と、そんな彼の前に現れるピュアで真っ直ぐな年下の春虎くん。二人の関係がどう変わっていくのか、最初から最後まで目が離せなかった…!正直、読んでて「つらいな~」って感じる場面もあるけど、それだけに二人の成長や絆が心に沁みる。笑いどころも胸キュンも、そしてちょっぴり切なさも全部詰まってて、読後は「あ~青春だな…」って浸っちゃったよ。さぁ、感想バリバリ語っていくよ~!

📝基本情報

作品タイトル:ちょっと待とうよ、春虎くん

シリーズ:ちょっと待とうよ、春虎くん

カップリング:高校生 ✕ 高校生

作者:あめきり 先生

出版社:新書館

出版年月日:2022/10/03

📖あらすじ

男子寮で暮らす高校生、粋(スイ)は、自分がゲイであることが周囲に知られて以来、みんなの前ではいじられキャラとして振る舞い、素の自分を押し殺して生活している。そんな彼のもとに、春から新入生の春虎が同室としてやってくる。明るくてまっすぐ、思ったことを隠さずに伝える春虎は、粋の心の壁を少しずつ溶かしていく存在。過去のトラウマや周囲の無神経な言葉に苦しみながらも、春虎と過ごす時間を通して、自分の気持ちに向き合う勇気を持ち始める粋。ぎこちなくも少しずつ距離を縮めていく二人の恋の行方は…?青春の痛みとトキメキ、そして優しさがぎゅっと詰まった、男子寮発・年下攻×いじられ受けの等身大ラブストーリー!

🌟おすすめポイント

  • 年下攻め、春虎くんのまっすぐな優しさに心打たれる!
  • ゲイであることをからかわれてきたスイ先輩の成長が丁寧に描かれる
  • 男子寮ならではのドキドキ&切なさ満載のストーリー展開
  • 恋愛が障害を乗り越える力になる描写が胸熱
  • もだきゅんと涙、どちらも味わえる感情ジェットコースター
  • エッチシーンもありつつ、心の葛藤がリアル

💬 感想・考察(ネタバレ注意)

いやー、読後に「2人とも幸せになってくれ!」って本気で願っちゃった。「ちょっと待とうよ、春虎くん」、これ、ただの青春BLじゃない。正直、ポップな絵柄に騙されるけど、中身はかなり重め。主人公、スイが抱える「ゲイだと知られてからの男子寮でのいじり」って、読んでて胃がキュッとなる。悪ノリで済ませられない言葉の暴力がリアルに描かれてて、スイが無理やり明るく振る舞ってる裏側、こっそり傷ついてる感じがビシバシ伝わってきた。

スイは一見、愛されいじられキャラを演じてるけど、それは自分を守るための仮面。マスクしてるのも象徴的で、「本当の自分を見せちゃいけない」って必死に思い込ませてる。でも、そんな彼に新しく同室になった春虎が現れる。この春虎がまた…ピュアの塊!遠慮も打算もなく「好き」をまっすぐぶつけてくる。最初は春虎の一途さに「まぶしすぎて直視できん…!」ってなったけど、あのキラキラ感が実はスイの助けになってるんだよね。

春虎の存在で、スイが今まで我慢してきた色んなことが少しずつ溶けていく。「どうせ自分は受け入れられない」って諦めてたスイだけど、春虎は全力で「スイ先輩が好き」「一緒にいたい」って言葉も態度もストレート。まさに、痛みを癒やすビタミンみたいな男。読んでて時々、こっちが照れるレベル。

正直、スイが傷つくシーンは読んでてしんどかった。周囲の「いじり」も、笑って流せるレベルじゃないし、アウティング(勝手にバラされるやつ)があるのもキツイ。あの辺、作者の描写がリアルで、僕も一緒に「マジかよ…」と沈みがちだった。でも、その状況を乗り越えて「好き」に向き合っていく2人の姿は、すごくパワーをもらえる。困難を超える2人の話って、読んでてスカッとするし、「こういう強さ、いいな」って思わせてくれる。

それと、スイって結構天然で挙動不審なとこがあって、読んでるこっちも「がんばれ!」って応援したくなる。春虎の前で少しずつ素顔を見せ始める姿、まさに「愛されて変わる」ってやつ。付き合ってからの「あんな夢を見てしまうスイ」も可愛すぎるし、年下攻めと年上受けの絶妙な関係バランスがたまらん。

この作品は「優しい世界」だけじゃないから、読者を選ぶと思う。でも、差別とかいじりとか、現実のしんどさをちゃんと描いた上で、それを一緒に乗り越えていける誰かがいるっていう温かさに、めちゃくちゃ勇気をもらえる。BLでよくある「好き同士だから何でも大丈夫」じゃなくて、周囲の無理解や痛みを経て、それでも「好き」を選ぶ2人の物語。だからこそ、2人が両想いになった瞬間の幸福度がめっちゃ高い。

最後、スイがちょっとずつマスクを外していくシーン、あれは本当に彼が「自分を誇って生きていける」第一歩なんだなってしみじみ思った。僕もつい「よかったなあ…」って、ひっそり涙。続刊では、スイがもっと自分を大切にできるようになっていく姿が見たい!

ポップな絵柄と裏腹な重さ、そして乗り越えた先のピュアな愛。重いのが苦手じゃなければ、むしろ是非読んでほしい一冊!

🔍こんな人におすすめ

  • 男子寮が舞台の青春BLが好き
  • ゲイであることと向き合うストーリーに惹かれる
  • 年下で純情な攻めキャラにキュンとしたい
  • 心の傷や困難を乗り越える恋愛模様を味わいたい
  • 切なさと可愛さ両方で泣きたい・癒されたい

🛒 購入はこちら(Amazon)

ちょっと待とうよ、春虎くん

ちょっと待とうよ、春虎くん

ダイキのアイコン

ダイキ

アラサー腐男子。いままで読んだBL漫画は1,500冊以上!好きな作家さんはヤマダさん(鯛代くん、君ってやつは)、山田ノノノさん(跪いて愛を問う)、鯛野ニッケさん(その夜のどこか、シリーズ)、ほかたくさん。学園モノが好き。ファンタジー系もちょっと好き。グロ、ホラーは苦手。なるべくハピエン希望。

もっと詳しく見る