やっほー、アラサー腐男子のダイキです!今回はファンタジー×BLの新境地、「夜明けの唄 1」を紹介しちゃうよ!表紙からして雰囲気バシバシで、気合い入れてページめくったら…いきなり黒い海の化け物とか戦巫子とか、世界観がとにかく濃い!しかもBL要素だけじゃなくて、命をかけて戦う儚さとか、救いを求める痛みとか…読んでる僕のハートはまるで洗濯機で脱水中(?)
主人公アルトの一途っぷり&忠犬感と、エルヴァの不器用でツンデレっぽいところが最高で、萌えが止まらなかった。ファンタジー苦手な人も、この漫画の画力とストーリー運びには引き込まれるはず!絵がともかく美しい♡さてさて、詳しく語る前に一言だけ――これは、ただのBLじゃない…神話級だ…!
基本情報
あらすじ
黒い海から現れる化け物と戦う宿命を背負った巫子、エルヴァ。戦うたびに命を削られながらも、村を守り続ける彼のもとに、少年アルトが現れる。エルヴァの運命を知ったアルトは、どうにか彼を救おうと奔走し、そばにいることを誓う。歳月が流れ、アルトは精悍な青年へと成長。けれど、8年越しの想いを胸に秘めたまま、ただエルヴァの隣で過ごし続ける。一方、命が尽きるはずだったエルヴァは、なぜかアルトと過ごすうちに回復の兆しを見せ始めて――。忠犬系ワンコの一途な愛と、不器用なクール美人の孤独が織りなす、切なくもあたたかなファンタジーBL。
おすすめポイント
- 圧倒的な画力で描かれるダークファンタジー世界が魅力!
- 忠犬ワンコ系年下×無愛想で不器用な年上のむずきゅん関係が尊い
- ただのBLに収まらない、奥深い謎と伏線たっぷりのストーリー展開
- バトル・救済・愛…多彩な要素が絶妙に絡み合う名作
- どのコマも芸術クオリティで、ずっと眺めていたくなる
感想・考察(ネタバレ注意)
「夜明けの唄」、大好きな作品。最初は「ファンタジーBLか~、ちょっと気合い入れて読むタイプのやつかな?」なんて身構えてたんだけど、散りばめられた謎とか設定とか、引き込まれ要素満載。世界観とキャラの魅力が圧倒的!
まずエルヴァ。村を守る戦巫子で、命を削って異形の化け物と戦うって設定からしてすでに尊すぎる。もうね、現代で例えるなら「ブラック企業の社畜だけどみんなのために残業しまくってる人」みたいな…いや、違うか。でもそのくらい、自己犠牲がデフォの人。で、そんなエルヴァのそばにいるアルト。犬系年下攻めってよく言うけど、この子は本当に忠犬。しかも、ただ「好き好き!」って一途なだけじゃなくて、目の前の大切な人のために何ができるか必死に考えて行動するタイプ。こういう年下、リアルでいたら普通に惚れるわ。
アルトが幼い頃からエルヴァを想い続けて、8年越しに精悍な青年に成長してるのもアツい。少年マンガの主人公かよってくらい、誠実で一直線。でもね、ただのイケメン忠犬じゃなくて、時々見せる人間くささとか、憤りで感情がはみ出るとこにグッと来る。エルヴァが自分の命が削られていく現実に抗えずにいる中で、アルトだけは「絶対に救いたい」ってブレない。しかもその想いがひたむきで重い。片想いなのに、見返りとか求めてなくて、ただそばにいることを選ぶ。健気すぎる。
エルヴァもエルヴァで、クールだし無愛想に見えるけど、実際は愛し下手。心の奥にある「人並みの幸せ」への憧れとか、守られることへの戸惑いが、さりげない表情や仕草で伝わってきて…もう、読んでる方の胸がキュッとなる。アルトといるうちに、絶望しかなかった命がなぜか回復していく奇跡も、この二人の「間」にあるものの尊さを感じさせる。愛か?癒しの力か?それとも本当にアルトの存在が世界を書き換えてるのか?想像が広がる。
あと、この作品、BLとしてだけじゃなく、純粋にファンタジーとしての完成度が高い。黒い海、化け物、謎だらけの島や修道院…設定の作り込みがハンパない。読者を置いてきぼりにしない絶妙な謎の提示で、「早く答えが知りたい!」って引き込まれまくる。バトルシーンもエルヴァの壮絶さが伝わるし、ただのイチャイチャじゃない、命の重みとか宗教的な異端とか、暗いテーマもちゃんと描いてくる。ある意味、BLってことを抜きにしても「面白い漫画」として成立してる。このジャンルの壁を越える力、もっと評価されていい。
イラストもめちゃくちゃ美麗。コマの一つひとつが表紙クオリティって、どういうこと?背景も細かいし、キャラの感情がビリビリ伝わってくる。特にキスシーン。物語の中でちゃんと「二人の想いが交錯する瞬間」として描かれてるのが最高。エルヴァの不器用すぎる反応とか、アルトの一途な熱さ、いやぁ…ご馳走さまです。
あと地味に好きなのが、脇キャラやモブの描写もリアルなこと。修道院関係者の不気味さとか、村の空気感とか、妙に生々しい。そんで、モブ囚人と警吏のシーンは、正直胸糞なんだけど、あの世界の「救われなさ」を強烈に伝えてくる。「ただの恋愛もの」じゃない、社会の闇とか、誰も救われない中での二人の光…このコントラストがたまらない。
あとはやっぱり、続きが気になりすぎて夜しか眠れなくなる。アルトとエルヴァがどうなるのか、二人が報われる日は来るのか…もう全力で見守りたい。ファンタジーBLって敷居高く感じがちだけど、むしろこの作品こそ「普段BLはちょっと…」って人にも読んでほしい。ジャンル関係なく心揺さぶられるから。
まとめると、「夜明けの唄」はBL好きにもファンタジー好きにもぶっ刺さる名作。エルヴァの不器用な優しさとアルトの一途な忠犬っぷり、そして救済と絶望が交錯する壮大な世界観…読まなきゃ損。推しカプに萌死したくなったら、迷わずこれ!
こんな人におすすめ
- 美麗な作画と独特な世界観に惹かれる人
- ファンタジー×BLの組み合わせが好き
- じっくりと育まれる一途な恋に弱い
- シリアスでオカルトな雰囲気を味わいたい
- BLを超えた壮大なストーリーが読みたい
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夜明けの唄 1