【レビュー】ミスター・フィクション|拗らせドクターと崖っぷちサッカー選手の嘘から始まる純愛

どうも、アラサー腐男子のダイキです!今回は碧本さり先生の「ミスター・フィクション」を読んだので語らせてもらいます。いや~、これ…いきなりエロが濃い!でもただのエロ漫画じゃないんだよね。整形外科医×サッカー選手の幼なじみ同士、片想い拗らせすぎた不器用男子たちの、嘘から始まる大人の純愛ストーリー。まさかの記憶喪失展開から、「俺たち恋人同士だったんだよ」って嘘をついちゃう雨宮先生の切なさ、ひしひし感じます。しかも脇を固める元カレ精神科医、佐伯がまたクセ強!三角関係のドロドロ感もたまらんし、共依存寸前の濃密な関係性にグッときた…。ラブもエロも濃いめで、読後は妙な充足感が残る1冊。というわけで、この危うい純愛ワールド、紹介いってみよー!

📝基本情報

作品タイトル:ミスター・フィクション

シリーズ:ミスター・フィクション

カップリング:医者 ✕ サッカー選手

作者:碧本さり 先生

出版社:竹書房

出版年月日:2017/03/17

📖あらすじ

サッカー選手として人生をかけてきた梶と、その親友で整形外科医になった雨宮。二人は、高校時代に交わした「お前が怪我したら俺が治す」という約束を胸に、それぞれの道を歩んできた。ところが、久々の再会で梶は怪我により選手生命を絶たれ、人生に希望を見失ってしまう。飲み明かした帰り道、梶は階段から転落し、高校卒業後の記憶を失うという事態に。そんな梶に、昔から密かに想いを寄せていた雨宮は「俺たちは恋人同士だった」と嘘をついてしまう。嘘から始まる同棲生活、そして梶を支えながら、雨宮の片想いはますます拗れていく――。やがて二人の間に、雨宮の元カレ佐伯も絡み、三角関係の火花が散り始める。嘘と欲望、純粋な想いが交錯する、大人の純愛ストーリー。

🌟おすすめポイント

  • 嘘から始まる恋と記憶喪失、王道なのに新鮮な展開!
  • 大人同士ならではの重みと切なさが胸に刺さる
  • エロもストーリーも濃ゆい!読み応え&萌えの両立
  • 片想いを拗らせた雨宮の一途さが痛いほど伝わる
  • 当て馬、佐伯の存在感がズルい

💬 感想・考察(ネタバレ注意)

正直、「ミスター・フィクション」は一気読み不可避だった。タイトルからして「何か嘘が絡むんだろうな」とは思ったけど、まさかここまで拗らせた大人の恋愛が炸裂するとは思わなかったんだ。開始早々の濃厚なエロシーンから「どうしてこうなった!?」と頭が追いつかないまま、いつの間にか二人の泥沼みたいな関係にズブズブになっていた。

雨宮って、いわゆる真面目系クズの香りがするんだけど、でも全然嫌いになれない。梶への片想いがこじれすぎて、高校時代の約束を律儀に守って医者になってるし、梶のためなら嘘でも何でもついちゃう。「俺たちは恋人同士だ」って、記憶喪失の梶に嘘をつくシーンは、読んでて「うわーやっちゃった!」って思う反面、雨宮の切実さと必死さがグサグサ刺さった。報われないまま大人になって、それでも諦めきれない気持ち、わかるよ…。

一方の梶は、太陽みたいなキャラから一気に転落人生を味わってて、なんかもう守ってあげたくなる。「お前のせいでこうなったんだから…責任、取れよ?」なんて、最初はウッカリ流されてるのかと思ったら、だんだん雨宮への依存が加速していく。これがまた、共依存のキワキワ感を醸し出しててたまんない。二人の世界がどんどん閉じていく感じ、BLの醍醐味だと思う。

そして忘れちゃいけないのが、佐伯という爆弾キャラ。元カレが主治医(しかも雨宮の)って、どんな修羅場!?ってツッコミたくなる。佐伯の「なに考えてるか分からない」感がめちゃくちゃ不気味で、雨宮の弱みにつけ込んで関係を持っちゃう展開は、背徳感MAX。普段は攻め側の雨宮が、佐伯相手に受けに回されてトロトロになってるの、ギャップ萌え半端ない。でも、そういう攻めが他人に抱かれるのが苦手な人は注意かも。僕は正直、美味しくいただきました。

エロ描写はガチで濃い。潮吹き、おもらし、ローター攻め……やりたい放題。しかも、それが二人の関係性や依存の深さを強調するための重要なピースになってる。梶が雨宮にどんどん開発されていく様子が、エロいだけじゃなくて、どこか切なさも混じってるんだよね。お互いがお互いしか見てない、ちょっと危うくて排他的な空間がどんどん濃密になって、読んでる方も息が詰まりそうだった。

それでいて、大人の純愛ってこういうことなのかもなって思わせられた。嘘から始まった関係だけど、最終的に二人ともサンクチュアリみたいな存在になっていて、誰にも邪魔できない絆で結ばれてる。ラストのオチも「そう来たか!」って唸ったし、よくある記憶喪失ものの王道を外してきたのが最高だった。やっぱりBLは、こういう一筋縄じゃいかない恋愛が一番燃える。

描き下ろしや電子特典も、エロと甘さの緩急がすごい。エッチしながらも「ずっと一緒にいたい」って考えてる二人、めちゃくちゃ尊い。しかも、酔っぱらった梶がローターで泣かされてたり、翌朝ふて寝してたり、細かいところのギャップが愛おしすぎた。

全体的に、ストーリーもエロも申し分なく、キャラクターたちの人間くささや不器用さがしっかり描かれてて、読後感も満足感がハンパない。「うそつき同士の純愛」って、こんなに萌えるんだなぁ…と再認識させてくれた一冊。共依存、三角関係、嘘から始まる恋、濃厚エロ…このワードにピンと来た人はぜひ読んでほしい!

🔍こんな人におすすめ

  • 嘘から始まる関係にドキドキしたい
  • 共依存っぽい濃密な空間に萌える
  • 攻めと当て馬の絡みも楽しめる人
  • 濃厚なエロ&トロトロ開発展開が好き
  • 複雑な三角関係にハラハラしたい

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ミスター・フィクション

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ダイキ

アラサー腐男子。いままで読んだBL漫画は1,500冊以上!好きな作家さんはヤマダさん(鯛代くん、君ってやつは)、山田ノノノさん(跪いて愛を問う)、鯛野ニッケさん(その夜のどこか、シリーズ)、ほかたくさん。学園モノが好き。ファンタジー系もちょっと好き。グロ、ホラーは苦手。なるべくハピエン希望。

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