【レビュー】飴色パラドックス 7|ケンカップルの同居ラブ&カブの過去に大接近!

やあやあ、アラサー腐男子・ダイキです!今回は「飴色パラドックス」第7巻、読んだよ~!いやもう…長年見守ってきたカブおの(蕪木×尾上)が初々しく同居してるだけでご飯三杯はいけそう。今回のお仕事は人気アイドルグループ「WR」の特集なんだけど、相変わらず外面バリバリのカブにモダつく尾上がかわいすぎて、脳内で何度もガッツポーズしちゃった。しかも、ついに蕪木の過去や編集長との関係もがっつり掘り下げられて、これまでの謎が明かされていくのがたまらない!ケンカップルのイチャイチャにお仕事BLのリアル、そこにエモい過去エピソードも加わって、もう満足度爆上がり。僕みたいにシリーズ追ってきた人はもちろん、ちょっと気になってたって人にもぜひ読んでほしい一冊だよ!

📝基本情報

作品タイトル:飴色パラドックス 7

シリーズ:飴色パラドックス

カップリング:カメラマン ✕ 記者

作者:夏目イサク 先生

出版社:新書館

出版年月日:2025/05/01

📖あらすじ

週刊誌記者尾上と、カメラマン蕪木、ケンカップルの二人が初々しい同居生活をスタート!穏やかでラブラブな毎日…と思いきや、次なる仕事は大人気アイドルグループ「WR」の巻頭特集。外面バッチリの蕪木がアイドルたちに愛想を振りまく姿にモヤモヤしつつも、尾上は取材に奮闘。そんな中、蕪木と編集長の過去が明かされ、少しずつ蕪木の心の傷や成長が掘り下げられていく。人間不信気味だった蕪木が、真っ直ぐな尾上に惹かれ、変化していく過程が胸アツ!新キャラや編集長とのやり取りを通して、お仕事BLとしての面白さも健在。二人の関係に新たな波乱は…?ケンカしつつも支え合う“カブおの”の、愛しい日常が詰まった第7巻!

🌟おすすめポイント

  • ケンカップル×同棲という最高のシチュエーションが堪能できる!
  • 仕事BLとしての取材&アイドル編のエピソードが新鮮
  • 尾上の真っ直ぐな優しさが読者の心にも刺さる
  • 人間不信だったカブがどんどん変わっていく過去と現在の対比がエモい
  • 編集長や新キャラとの絡みも絶妙でストーリーに深みが出ている

💬 感想・考察(ネタバレ注意)

7巻もサイッコーだった…!まず、同棲生活がもう、あまりにも初々しくてこっちが照れるレベル。朝からいってらっしゃいの可愛い顔とかシャワー上がりのセクシーとか、蕪木って、読者までドキドキさせにくる小悪魔属性持ちだったっけ?って本気で思っちゃった。尾上のまっすぐさは相変わらずで、読んでて「この子、ほんと救いだな〜」ってしみじみしてしまう。ケンカップルと言われて久しい二人だけど、今回はイチャイチャ成分多めで、ケンカというより信頼と溺愛が溢れててニヤニヤが止まらなかった。

今回の大きな見どころは、やっぱり蕪木の過去と編集長親子のエピソードにぐっと迫ったとこ。これまでちょいちょい謎めいてきた蕪木のバックボーン、彼の性格や人との距離感にどう影響してきたのかが、7巻でかなり明確になった感じ。外面だけで生きてきた時期があって、人間不信気味だった蕪木が、どうしてこんなに尾上という存在に惹かれて変わっていったのか。正直、尾上の直球の「人を信じる力」って、現実だとちょっと危ういくらい純粋だけど、それがこの物語では最高の武器になってるのがほんと眩しい。優しさとか素直さって、弱点にも見えるけど、むしろそれが蕪木どころか周囲の人間まで救っていくパワーになってるから、読んでてスカッとするし、ちょっと羨ましくなる。

あと、アイドルグループ「WR」の取材回!新キャラのサワが出てきて、もしや当て馬…?って身構えちゃったけど、そこは夏目イサク先生、見事なバランス感覚だった。サワと編集長の関係性が仕事の話と絶妙に絡んでくるし、シリーズの良さである「お仕事BL」としてのリアル感もきちんと健在。蕪木と尾上のやり取りが、ただの恋人同士のいちゃつきに終わらず、ちゃんと「社会人としての成長」とか「パートナーとして支え合う」っていう部分に落とし込まれてるのが、正直胸熱ポイントだった。

それにしても、編集長に尾上と蕪木の同居があっさりバレてる展開、あれ最高だった。もっと修羅場あるのかと思いきや「もう知ってたよ」くらいのテンポ感で、逆に吹き出した。カオリさんもいいキャラしてるし、脇役も全員生き生きしてるのがこのシリーズの魅力の一つだなぁと再確認。13年も続いてる作品なのに、登場人物の「らしさ」がまったくブレてないのは、ほんとにすごいと思う。

個人的に今回ぐっときたのは、布団の中で蕪木が尾上を抱え込んでるシーン。普段冷静な蕪木が、どんどん尾上に甘くなっていくのが、目に見えて分かるのがたまらない。仮面を外していって、素で「好き」っていう感情を出せるようになった蕪木、これはもう成長の証だなって思う。尾上のために自分を変えていける人って、やっぱり強いわ。尾上は失敗もするし危なっかしいけど、そこを蕪木がしっかり支える。まさにベストパートナーだし、ケンカップルの王道を突き進みながらも、確実に二人の信頼関係が深まっていくのが見てて嬉しい。

それにしても、連載誌ではもう最終章に入ってるって聞いて、ちょっと寂しさもある。13年も続いてきたシリーズだし、登場人物たちと共に人生歩んできた読者も多いはず。僕も「ずっとこの二人を見ていたい…」って思っちゃうけど、こうして一つ一つのエピソードに丁寧に区切りをつけてくれるのが、この漫画の素敵なところだなって思う。

最後に。尾上の魅力、今回も爆発してた!攻め厨の僕でも、「これは尾上推しになる」って納得しちゃう。直感だけで動いて、しょっちゅう失敗もするけど、絶対に人を諦めない。蕪木だけじゃなくて周囲をも明るくしていく力、これは真似できないな〜。蕪木がどんどん沼にハマっていくのも納得。読めば読むほど、二人それぞれの笑顔に元気もらえる7巻でした。さぁ、引き続きこの二人を追いかけていくぞ!

🔍こんな人におすすめ

  • ケンカップルの掛け合いが好き
  • 同棲生活の甘さとリアルさを味わいたい
  • キャラクターの成長や過去を丁寧に描いた物語が好き
  • じわじわ信頼を築いていく関係性に弱い
  • お仕事BL、特に記者やカメラマンのバディものが好き

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飴色パラドックス 7

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ダイキ

アラサー腐男子。いままで読んだBL漫画は1,500冊以上!好きな作家さんはヤマダさん(鯛代くん、君ってやつは)、山田ノノノさん(跪いて愛を問う)、鯛野ニッケさん(その夜のどこか、シリーズ)、ほかたくさん。学園モノが好き。ファンタジー系もちょっと好き。グロ、ホラーは苦手。なるべくハピエン希望。

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