【レビュー】飴色パラドックス4|嫉妬&ラブラブ全開!ケンカップルの恋とお仕事バトル

やっほー、ダイキです!今日は僕の大好きなBL漫画シリーズ、夏目イサク先生の「飴色パラドックス」4巻を紹介するよ!相変わらず蕪木と尾上がラブラブでケンカップルしてて最高なんだ。お互いのことが大好きすぎて、見てるこっちが身悶えするレベル。しかも今回は、後輩の笠井くんが尾上に急接近?!そんなの蕪木が黙ってるわけないよね~って感じで、独占欲むき出しのカブがもう可愛くて仕方ない!もちろん仕事のパートもちゃんと熱くて、2人の記者としての成長や駆け引きもたっぷり楽しめる。ベタ甘だけど、マンネリ感ゼロ。とにかく、イチャイチャもバトルも両取りしたい欲張りな人には超オススメの1冊です!

📝基本情報

作品タイトル:飴色パラドックス 4

シリーズ:飴色パラドックス

カップリング:カメラマン ✕ 記者

作者:夏目イサク 先生

出版社:新書館

出版年月日:2017/10/02

📖あらすじ

週刊誌の記者尾上とカメラマン蕪木は、ケンカップルからすっかりラブラブな恋人同士に。ところが、前巻から登場した後輩、笠井が尾上に好意を寄せている気配を見せて、蕪木は激しく警戒モードに。鈍感な尾上は笠井の気持ちにまったく気づかず、相変わらずの天然っぷりを発揮。そんな中、二人は人気俳優のスクープを追うことに。人を信じやすい尾上と、疑い深い蕪木――正反対の性格が仕事でも私生活でもぶつかり合うが、息の合ったコンビぶりは健在。張り込み中にうっかり交際宣言をしてしまうなど、事件も盛りだくさん。信頼し合いながらもやきもちを焼いたり、時にすれ違ったりしつつ、二人の絆はますます深まる。ラブも仕事も全力投球なバカップルの、甘くて楽しい第4巻!

🌟おすすめポイント

  • 正反対だけど息ぴったりな尾上と蕪木のコンビが最高!
  • 後輩、笠井くんのピュアな片想いも切なくて可愛い。
  • 嫉妬する蕪木と全然気づかない尾上のやりとりがニヤニヤ必至。
  • 仕事と恋愛が絶妙に絡むストーリー展開が面白い。
  • イサク先生の安定した美麗作画で目の保養にも◎

💬 感想・考察(ネタバレ注意)

いや~、今回も最初から最後までずっとニヤニヤしっぱなしだったよ。蕪木と尾上の2人、もはやケンカップルというより完全にバカップルだよね。付き合い始めて落ち着いたどころか、逆にお互いの存在がどんどん大きくなって、独占欲も甘さも全開。以前のギスギスというか、ちょっとしたすれ違いも今となっては遠い昔の話。2人の関係が安定しすぎてて、安心して読めるのが本当に嬉しい。

この巻では、笠井が尾上にグイグイ迫ってきて、蕪木がめちゃくちゃ警戒する展開があってさ。蕪木の独占欲がもう表情や言動にダダ漏れで、読んでて「はいはい、好きなんだね~」って微笑ましくなった。尾上は相変わらず超鈍感で、笠井の好意は全然気づかないのがまた絶妙。こういう絶妙な三角関係、BLあるあるだけど、今回は笠井くんが本格的な当て馬になりきれず、むしろ可哀想なくらい空回りしてて、彼にも幸せあげてほしいと本気で思った(笑)

仕事パートも手抜きなしで面白い。人気俳優・印南のスクープを追う話がメインなんだけど、尾上はピュアすぎてすぐ人を信じるタイプ。対して蕪木は疑り深いリアリスト。この真逆な2人が、それぞれの視点で印南を見て、印象が全然違うのがまた面白い。どっちの判断が正しいのか、読者も一緒にハラハラできるし、蕪木と尾上のプロとしての掛け合いが本当に相棒って感じで最高。事件を追うというより、2人の絆が仕事を通してどんどん深まっていくのが伝わってくるんだよね。

でも、この巻の一番の萌えポイントはやっぱり蕪木の変化だと思う。最初の頃はもっとトゲトゲしてたのに、尾上と付き合い出してからは丸くなってるし、何より尾上のことが大事すぎて、読者としても「ここまできたか!」って嬉しくなっちゃう。些細なすれ違いも、すぐにお互いの気持ちを確認して解決できる2人の関係性、理想のカップルだよ。よくある「誤解→すれ違い→別れの危機→仲直り」っていうBLお決まりの展開に頼らず、ケンカしても根っこでは絶対に揺らがない信頼感があるのが、この作品の強みだなぁとしみじみ思った。

あと、番外編もしっかり楽しませてくれるのが嬉しいポイント。半同棲状態の2人の日常エピソードや、酔っぱらい蕪木の素直すぎる本音…もう、可愛いが渋滞しててページめくる手が止まらない。本編で見せない素顔とか、言葉にしない想いがふとした瞬間に垣間見られるのが、イサク先生の漫画の魔力なんだよなあ。

作画も毎度のことながら美麗。尾上のピュア可愛さと、蕪木の色気たっぷりな雰囲気の差がすごく魅力的。普段はデフォルメでちょっとコミカルに描かれるのに、ここぞという時はしっかり表情でときめかせてくれるから、油断ならない。エロは控えめだけど、その分ガチで恋してる空気が充満してて、この2人ならではの甘さがたまらない。

個人的に一番「!!」ってなったのは、蕪木が笠井に対して「尾上に優しくしてやってほしい」って言われたときのリアクション。表情も台詞も全部が愛おしすぎて、何回でも見返したくなるシーン。尾上本人が知らない蕪木の本音を、読者だけが知れるっていうのもズルいよね。あれ、尾上が知ったら絶対赤面するし、それはそれでまた萌える(笑)

「日常」と「仕事」と「恋愛」が全部自然に絡み合ってて、マンネリも感じないし、どこまで読んでも新鮮。2人の関係性が成長していく過程が追えるから、シリーズ通して読む価値がどんどん高まってる感じ。ラブがてんこ盛りだけど、ただ甘いだけじゃなく、リアルに“この2人らしい幸せ”が描かれてるから、読後の満足感がすごい。

いや~、これからもずっと見守りたい、本当に理想のカップル。蕪木と尾上のドタバタ、そして安定の甘々、イサク先生の安定した画力…どれを取ってもハズレなし!「飴パラ」まだ読んだことない人は、今からでも全然遅くないから絶対おすすめ。シリーズ全部読みたくなること間違いなしだよ!

🔍こんな人におすすめ

  • ケンカップルの甘々な恋愛模様が好き
  • お仕事系BLにときめく
  • 当て馬後輩キャラも楽しみたい
  • すれ違いやドロドロ展開が苦手な人
  • 信頼し合うカップルの日常に癒されたい

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飴色パラドックス 4

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ダイキ

アラサー腐男子。いままで読んだBL漫画は1,500冊以上!好きな作家さんはヤマダさん(鯛代くん、君ってやつは)、山田ノノノさん(跪いて愛を問う)、鯛野ニッケさん(その夜のどこか、シリーズ)、ほかたくさん。学園モノが好き。ファンタジー系もちょっと好き。グロ、ホラーは苦手。なるべくハピエン希望。

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